オアハカのウッドカービングとバロネグロ

今や映画「リメンバーミー」(必見です)の影響もあってか、

メキシコを代表する民芸品になったオアハカの木彫り人形と

バロネグロ(黒陶)の新入荷分のオススメをご紹介いたします。

ウッドカービングは、今回レアなオーダー品が入荷しております。

まずは前回の買い付けジャーナルでも書きました、

ウニオン村のカリスト・サンチアゴの大きな作品。

小さいものも入荷しましたが、おそらく村で最も可愛い人形を作るためか、

人気ですぐ売れてしまいます。(奥さんの絵付けの魅力)

人物像が得意なエロイ・サンチアゴさんというプラシードさんの息子さんに

注文した分もまぁまぁ待って出来上がってきました。

オーダー分は当店のオアハカ在住、敏腕バイヤーに任せていましたが、
彼女が不安になる程、急に電話が繋がらなくなったり、

父親のプラシードに電話して催促してもらったりと
メヒカーノに事を急がせるのが、難しいことを改めて痛感いたしました….

しかし出来上がってきた作品はとても丁寧に作られているので、

文句は言えません!

そしてアニリン染料で着色された、

人気の復刻品である大きなサイズも入荷しています。

こちらはアンヘル・サンティアゴという上記のカリストやエロイと

同様、村では第二世代にあたる職人。

彼らはまだ40代そこそこなので、働き盛り。

なので副業である木彫り人形は作るのに時間がかかります。

しかも電話連絡ができず、カリストの息子のメールのみという

アナログな通信手段で、よくこんなに数が集まったと思います。

ウニオンのものでは、お買い得なビンテージの物も入荷。

そして復刻品では、70年代に作られていたビンテージそのままのスタイルで
作られた新入荷もございます。

こちらもサイズは大きめで、染料でペイントされているので木によく馴染んでいます。

ウニオン村のものとスタイルは似ていますが、違う村で作られているようで
どれも目に色をつけないのが特徴。

このシリーズはオアハカの老舗民芸品店”La jarcieria”の名物店主だった
ニコデムス・バルトロさんが意匠を考えて、
ラミレスという職人ファミリーに注文しているのだそう。

1970年の店内の写真 奥にウッドカービングが見えます

1961年から続く有名なお店で、店主も初めてオアハカを訪れた2006年に

この店でブリキの鏡を買った記憶があります。


やたら長い動画(笑)

後半でオアハカは家賃も食べ物もなんでも値上げしすぎと、

愚痴っております。(主はまだご存命)

セントロの民芸品市場を出て一つ目の角だったので、

とてもわかりやすい場所でしたが、

今は移転してベニートファレス市場の中にあります。

狭いながらも充実した品揃え

他にもオハラタ=ブリキの壁飾りや玩具など、チープではない

良い民芸品だけを頑なに揃えた素晴らしいお店です。

(ちっともオマケはしてくれませんが。)

他にもたくさん入荷しております。(アルマンドの作品は売り切れです)

そして品切れが多かったサン・バルトロ・コヨテペックの

黒陶=バロネグロも入荷いたしました。


人気の天使ベル。

天使のキャンドルホルダーも。

型で作られた安っぽさとビンテージ感が表裏一体のオブジェ。

などなどオススメです。

また

ミッドなセンチュリーのコレクターから人気の、イスキラと呼ばれるカウベル。

現在はほぼ作られていないので、現地の工房にオーダーしたもの。
(昨日売り切れましたが、もう1点ございます。早めに更新いたします…..)

LAにあるイームズのCSハウスの呼び鈴として使われてるそう。アイデアマンだなぁ。

古いものと相違ない雰囲気のよい出来ですので

かなりお買い得だと思います。

また1972年に発刊された、民芸品の指南書として有名なこの本で

陶芸家の濱田庄司さんが「メキシコの土鈴」として紹介していたのもあり、

ただのカウベルが貴重になったものだと思われます。

個人的にこの文の最後の四行に、かなり感銘を受けました。

「受け取り(領収書)なんか書けないような田舎でなければ、

   いいものはみつからない。」

人間国宝と同じことを感じて、

これからもメキシコで旅を続けるのでしょう。

最近立て続けに2回も財布を落とし、合計現金45000円もlost….やっと自分が馬鹿だと知りました。

思い出したこの曲(foundしてませんが….)

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