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メキシコ買い付けジャーナル’16 【4/3 オアハカ ティルカヘテ&セガッチェ】

オアハカ行きの夜行2等バスは、あっという間に到着するイメージ。

 

今回も5時前、まだ暗いうちにソカロ到着。

 

 

明るくなるのを待って宿へ向かいます。

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ここ最近ずっと泊まってる宿で午前中仮眠。

 

午後になり買い付けに出発します。

 

約半年前に来た時は、青空テント食堂街があったのですが今回は

綺麗さっぱり無くなっていました。

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オアハカのソカロは来るたび様子が違います。

 

 

アバストス市場まで歩き、乗り合いタクシーでサン・マルティン・ティルカヘテ村へ。

 

アレブリヘスと呼ばれる木彫り人形=ウッドカーヴィングの産地。

 

他に2つの村で作られていますが、現在最も盛んに生産されている村です。

 

ウッドカーヴィングについては過去ブログ☞アラソラ村 ☞テハラパン村

買い付けジャーナルでは☞ティルカヘテ村  ☞テハラパン村 も参考にしてくださいまし。

 

 

オアハカに着いて何も食べていなかったので、まずは食事。

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有名なレストラン“Azucena Zapoteca”へ。

 

https://www.facebook.com/azapoteca?fref=ts

何度か来ていますが、変わらずボニータな店内。

 

https://www.facebook.com/azapoteca?fref=ts

カラベラ(頭蓋骨)だった壁のレリーフがルチャドーレスになっていました。

 

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オーダーしたのは鶏肉の赤いモレ煮込み。

こちらはアーモンド風味のモレソースです。

オアハカは7色のモレが売りなので、いろんな色のモレに挑戦します。

 

*モレ=混ぜるという意味があるらしいですが、現代はチョコ(カカオ)を使った濃厚なソースとして有名。鶏肉を煮込むか、エンチラーダのソースでしか使われない傾向があります。

 

意外にあっさりとした風味で美味しかったです。肉は骨付きに限る!が持論。

 

日曜日で家族連れが多かったですね。

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このテーブルにかかっている細長いオイルクロスは絶賛販売中!

 

オイルクロスのリメイクアイテム
オイルクロスのリメイクアイテム

 

 

村の入り口に工房を構えるファレス夫妻。

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入り口にあり客引きもするので、あんまり良く思われてない夫婦かもしれないですが、

話せばかなり親切なメキシコ人です。

 

ここの旦那が車で連れて行ってくれたのが、伝説の作家イシドロ・クルスの弟さんの工房。

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プリミティヴな作風でかなり興味をそそりましたが、販売できる作品は二点のみ!

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製作途中の作品ばかりでした……

 

 

また秋に来ることを約束して、工房を去りました。

昨年お亡くなりにった、イシドロさんの作品を管理する息子さんがいるそうですが、

オアハカ市内に引っ越したとかで、もう村にはいないそうです。

 

 

そして目的地へモート(原付タクシー)で向かいます。

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背中の大きな41番が運んでくれました。

 

 

訪れたのは前回も来たアンヘレス夫妻の工房。

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オアハカの仮面も素晴らしいです。

 

 

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顧客のお客様のオーダーの買い付けで今回も来ました。

ローマ法王に寄贈するほど、世界的に著名な作家さんの工房だけあって、

訪問客はひっきりなしでした。(村には人気がないにもかかわらず)

 

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確かにハコボ&マリアさん夫妻による、作品や綿密に考えられたギャラリーの展示は、

民芸品の範疇を超えたアートかもしれません。

 

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興味深い本を閲覧。

 

顧客様のオーダー分を無事仕入れて、一仕事終えた気分に。

 

 

アンヘレス工房の真ん前がイシドロ・クルスさんの工房だった様です。

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糞暑くて日陰もない村を方々歩く気にはなれず……

 

目的だった「マルティン・メルチョール」さんの工房へ一直線。

 

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可愛い看板。

 

この看板の絵の様に、自転車に乗った動物をモチーフにした人形が独特です。

 

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ここ数年は、端切れの服を着た動物の製作に力を入れてる様です。

 

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優しく対応してくれた メルチョール夫妻に感謝。

 

 

アレブリヘス=ウッドカービングはこちらから〜
アレブリヘス=ウッドカービングはこちらから〜

 

 

 

陽が落ちてきたので、タクシーで向かった先は「サンタ・アナ・セガッチェ」村。

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ソカロのアーチを抜けると 〜

 

お菓子の様なポップな教会が!

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17世紀の教会らしく、歴史を感じさせますが最近まで修復していたとのこと。

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別室には教会の歴史や、カーニバルで使用する器具が保管されていました。

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この村にも独自の民芸品市場や鏡の工房があると知って、やってきたのですが……

 

日曜は全て閉まっていました!!

 

調査不足を嘆きつつ、オアハカのセントロに戻りました。

 

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昨年同様、今年も日本で桜は見れないな〜と思っていたら

よく似た花が咲いていました。植樹した桜なのかもしれません。(詳細不明)

 

宿で休憩し、夜は別の任務が。

 

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オアハカといえば、メスカル。

メスカルといえばブーム以前からこの名店“La Mezcaloteca”にて

顧客様からのオーダーでメスカルを仕入れ。

 

テイスティングして銘柄を選ぶので、軽く酔います。

メスカルについては☞以前のブログも参考に!

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こんなにテイスティングしたので軽くどころか、酩酊しそうでした。

 

 

またまた重いメスカルを宿に置いて、友人の版画家ウリエル・マリンを訪ねました。

 

約束の時間に行きましたが、彼は不在……メヒコではよくあることなので、

隣のお宅に住んでいるフレディを訪ねました。

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児童図書館の館長さん。還暦を過ぎてるとは思えない若さです。

 

 

時期にウリエルが帰ってきたので、DFから遊びに来ていたアミーガ2人と夕食へ。

 

http://www.ilovetlayudas.com/

前回、連れて来てもらって気に入った” I Love Tlayudas”

 

セントロの北側のお店は日曜休みとかで、結構歩いて南のお店へ。

 

アラチェラ(牛ハラミ肉)のトラユダス。

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オアハカに来れば欠かせない郷土料理。

 

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このお店はトッピングが自由で、お酒も飲めます。

(メヒコは許可を取らなければお酒が売れない)

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サッカーゲームに興じるウリエルとアミーガ(名前失念)

 

 

食事の後はウリエル宅でメスカルご馳走になって、近況報告など。

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彼の展覧会が日本で見れるのは、次いつでしょうか?

☞ウリエルの個展の過去ブログ

 

 

 

2016年の夏を代表するバイリファンキの少年MCピカチュー