☞webshop☜

メキシコ買い付けジャーナル’16 【10/7 オアハカ オコトラン】

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

福袋は残り少ないですが10日まで販売しますのでお早めに!

2017年最初のブログは買い付けジャーナルです。

 


 

夜10時にDFを出発したバスは午前5時半、オアハカのソカロ側に到着。

夜行バスはよく眠れます。

 

朝もやのカテドラル。

 

OXXO(オクソ)でコーヒーを買い、ソカロで7時くらいまで時間を潰す。

WiFiがありネットができるので、あっという間に感じました。

看板の通り平和なオアハカを自分も切に願っております……..

 

 

歩いていつもの定宿、サンパトリシオへ。

個室は空いていませんでしたが、いつものドミトリーに一人ぼっちで。

100ペソと格安です。

 

少し休みましたが、9時過ぎには出発。

今回も一泊二日の弾丸旅なので、時間がありません。

 

セントロの南側にあるシャトルバス乗り場。

いつもとなんか違うなと思いましたが、オッチャンが大きな声で

「オコトラ〜〜ン」と呼び込みをしているのでここからバスに乗りました。

 

屋台のタマレスを朝食に。

 

シャトルバスは出発しましたが、自分以外に乗客1人だったため

不安になり……..念のため運転手に確認すると、「ミアウアトラン」行きでした。

 

ミアウアトランはメスカルで有名な村ですが、2時間半くらいかかります。

 

……………..やばかった。

 

1時間後オコトラン手前で降ろしてもらい、乗り合いバスに乗り換えて到着。

 

金曜日は大きなティアンギスが開催される日。

 

ここの教会もなかなかなファンシー具合。

 

中では朝の礼拝が行われていました。

 

その裏にあるロドルフォ・モレーロス美術館へ。

オコトラン出身の画家が個人的に設立した美術館。

大きな50年代くらいのアギラールファミリー作の彫像がお出迎え。

中はほぼ撮影不可でしたが、ティアンギスで賑わう外の世界と対照的に

重厚な内装でした。

 

 

ティアンギスではこの美術館にもたくさん展示してあった

アギラール工房が陶芸品の屋台を出しているのですが、あまりいい作品がなかったので

歩いて工房まで行くことにします。

三叉路にあった印象的な礼拝所。お地蔵さん的な感じでしょうか。

 

ここからすぐ、アギラール姉妹の工房。

 

隣り合わせで工房は並んでいますが、

現在でも最も精力的に製作しているホセフィーナさんの工房に行きました。

かなりのご高齢。左目はもう開かないようですが、それでも土をこねていました。

 

息子さんと交渉して倉庫を見せて頂く。

手前は70年代後半の作品。

 

こちらは彩色前の作品。

 

50年代に土人形を作り始めた母イサウラさんの作品もありました!

東方の三賢人です。

しかし交渉しても譲って頂けませんでした。

 

ホセフィーナさんの作品をビンテージのものを含め仕入れましたので

オコトラ〜ンから見てゴラ〜ン。

アギラールファミリーの民芸品です!

 

そしてトゥクトゥクタクシーに乗り隣のサン・アントニーノ村へ。

 

ファンが多い緻密な刺繍服が作られることで知られた村ですが、

やってきたのは陶芸工房。

ホセ・アントニオ工房。こちらも伝統的にテラコッタの土人形を製作しています。

 

人魚の素焼き人形が有名らしいですが、様々な種類の人形がありました。

 

オーダーを受けて生産にはいるそうで、製作途中のものが多かったです。

 

 

村の教会。

壁に石が埋め込まれているので、

ミトラやクエルナバカと同じく、ここも先住民の遺跡や

建物を壊して作った教会かもしれません。

 

 

バス停でアカプルコチェアが売られていました。

メヒコで見ると格段に可愛いです。

近々、アカプルコチェアに関するブログを書きますのでお楽しみに!かな?

 

 

帰りは乗り合いタクシーでオアハカのセントロへ。

いつも混雑してる市場隣のタクシー待合い場所。

 

アバストス市場の屋台で昼食。

食べたのはご当地名物トラユダス。タコスよりヘルシーな気がします。

 

絶妙な寂れ具合のお店でした。

 

 

市場の近くにあるお気に入りのリサイクルショップへ。

こおいう店にも古い民芸品が売られています。

 

 

宿に戻り、荷物を置いて町に繰り出します。

 

いつも壮大なサント・ドミンゴ寺院。

 

この裏にあるショッピングモールの一角に素敵な鏡が売られています。

 

セガッチェ村の青年たちが製作するトラディショナルな鏡。

素敵ですがお高いんですよねェェ。

 

 

夕方になり活気のでてきたセントロ。

 

カスティージョ陶芸工房の大学生の息子さんが働いている民芸品店。

 

この店の近くの催事場で、高級民芸品の展示即売会が開催されていました。

子供達が機織りしています。かなりやらされてる感ありましたね。

 

なんとここで、ティルカヘテ村のウッドカービングの巨匠ハコボさんと偶然再会しました!

絵付けの実演をするために来ていたようです。

今年またご夫婦で日本に来られるそうです。

 

☞ハコボ・アンヘレスさんについては過去のブログをご参考に。

☞セガッチェ村とティルカヘテ村の過去ブログ

 

大きな素焼きの彫像。これはアツォンパ村の陶芸。

アンヘリカ・バスケスさんという方の作品。

長いこと村には行ってないですが、焼き物がこんなに進化しているのにびっくりしました。

古い民芸品の素朴さもよいですが、現代の作家さんの作品には度肝を抜かれます。

価格も高額なので、お客さんもお金持ちの方々ばかりの会でございました。

 

夜はまたまた偶然オアハカに買い付けに来ていた神戸のMANOの松村さんと

Txalapalpa(チャラパルパ)に飲みに行きました。

 

テラスで飲んでいたフチタン美人と一緒に撮影。

店主は寝不足と疲れでフラフラです。

 

 

この後は夕食も食べず宿でバタンキュー。

 

 

 

 

 

レコード、カセットテープと続いて次はビデオテープ復活するでしょうか??

 

 

 

ゲストが豪華すぎるデラソウルの新作。ポップです。