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メキシコ買い付けジャーナル’16 【10/12 サポパン&トラケパケ】

朝6時にハリスコ州のサポパンに夜行バスは到着。

 

まだ夜は暗く、右も左もわからないのでとりあえずタクシーで予約したホテルまで。

約10年前にもサポパンには来ましたが、こんなにグアダラハラから遠かったけ?

という印象です。 ☞昔の旅ブログ

 

予約した宿で荷物を預かってもらい、巡回バスでサポパンのセントロへ向かいます。

毎年10月12日は寺院で聖母チャパリータを祝うお祭りが開催されるということで、

日程を合わせて来た次第。

 

 

この日は巡回バスもセントロには入ることができず、かなり手前の幹線道路で下車。

路上では祭のため?の大きなパンが売られています。

 

 

 

参道ではアステカ舞踊の集団がたくさん。コンテストでもあるのでしょうか?

 

寺院に近づくに連れて、人の多さが半端なく………まだ午前10時にもなっていません。

 

なんとか正面までたどり着きました。

 

寺院の門は開いておらず、櫓の上でフォーク歌手が聖歌を熱唱しています。

 

強い日差しでぐったりしているファミリーもたくさん。

 

みなさん何を期待しているのでしょうか?

 

すると寺院へ続く道にシスターたちが行進を始めました。

 

あとで調べると、グアダラハラのカテドラルからこの地まで歩くことで巡礼とみなし

聖母を祝うのだとか。

 

それで疲れ果てている人々が多い訳です。

 

そおいう自分も人海と暑さで朦朧としてきたので、脇に逸れた公園で休憩。

元気なのは馬だけといった感じ。

 

カトリックの巡礼祭をナメていました。恐ろしい人の数。

このままお祭りを静観していても、仕方ないと考え

せっかくここまでやって来ましたが、予定変更。

 

 

トラケパケに向かいます。

が、交通手段のバスがまったく来ないので仕方なくタクシーで。

 

30分ほどで到着。印象的なソカロのキオスコ。

 

ハリスコ州の英雄、独立戦争の旗手イダルゴ神父。

 

市場の中の流行ってる食堂で昼食。

 

タコスとトスタダスのセット。たっぷりサルサ・ランチェロがかかっています。

ドリンクついて30ペソ。安いですね。

 

 

賑やかなファレス通りは実にメヒコらしい雰囲気。

トラケパケのセントロもかなり久々に来ました。

 

この街に来たのはやはり古い民芸品を探すため。

アンティークショップは結構あるのですが、カトリックの調度品が多いです。

 

 

エントランスの照明が目を惹くファニチャーショップ。

 

これまた一際大きな生命の樹。メテペックのものでした。

 

奥に民芸品コーナーがあり。

 

 

またまた大きなウィチョール族のチャキーラが鎮座。

ブタですね。

 

 

そしてこの店は凄ったです。

中は撮影禁止!

 

民芸品に詳しい初老のマネージャーさんにいろいろお話を聞く。

トラケパケでビンテージを扱う店はないのだとか。

 

 

しかしウィチョール族の巡礼地も近いので、大きなオホ・デ・ディオス(神の目)や

 

トラディショナルな画風で絵付けされた陶器。

 

60年代から作られているリアルなフルーツの陶器など

 

トラケパケならではの伝統が引き継がれ、今でもフォークアートは生産されています。

 

 

古いものも新しいものも、質の高いアイテムが売られているので

お好きな方は来てみる価値のある街です。

 

買い付けとしては正直高めなので、少しだけ仕入れ。

 

 

トナラ・トラケパケの陶器はコチラ。

 

 

日が暮れてきました。

 

カテドラルもライトアップ。

この街の教会はなかなか面白いですよ。

 

看板も可愛いですが…..

 

なんと!  ナシミエント(キリスト生誕)を始め、

聖書のお話が全てミニチュアになった部屋があります。

しかし、興味が無い方にはどうでもよい情報でした!

 

 

暗くなっても絵になるパリアン広場(レストラン街です)

 

1950年から続く屋台。ここでtake out の夕食。

 

月の下でマニータ(豚足)を食べました(暗くて画像なしです)

 

 

宿にもどり、明日の夜のバスの時刻をチェックして眠りました。

 

 

 

 

 

以前もご紹介したグアダラハラ出身の”Los Amparito” ここ5年くらい音沙汰がありませんが、また活動してほしいです。