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メキシコ買い付けジャーナル’18 【4/2 オアハカ アラソラ&アツォンパ】

朝6時ごろ、オアハカ到着。

 

ドルフィンバスは、ソカロ周辺で降ろしてくれました。

 

当然まだ人気はありません

いつものようにwifiの入るソカロで仕事をしながら、夜明けを待ちます。

 

街の清掃おじさんおばさんたちが、働き出す時間。

 

7時回り明るくなって街の北側へ出発。

 

セマナサンタの飾りが可愛い“La mano magica”前。

 

 

モンハ(シスター)たちの朝も早い。

 

 

いつも定宿にしていたセントロのホステルが失くなってしまったので、

今回は別のお宅へ。

 

北東にあるハラトラコ地区。石畳がスーツケースを引く身にはツライです…..

 

開いてるカフェがあったので、カプチーノで休憩。

 

 

8時半くらいに目的の宿泊場所であるガブリエラ宅へ。

 

当店の敏腕バイヤーが日本に帰国中なので、

彼女の部屋のオーナーさん宅に泊めてもらうことになりました。

 

ちゃんとしたベッドルームでした!よかった。

 

オーナーのガビちゃんとしばしお話。

 

とても感じの良い方。

 

少し休んで10時ごろ出発。

 

銀行に行きたかったので、歩いてアバストスへ向かいます。

 

街外れにあるリサイクルショップ。

必ず行きますが今回は出物はなく….

 

 

 

そして乗り合いタクシーでまず向かったのはアラソラ村。

 

オアハカの木彫り人形=アレブリヘスまたはウッドカービングが

産まれた村です。

 

買い付けを任せきりだったので、1年ぶり以上です。

 

主に卸先のアイテムを仕入れに来ました。

ハリネズミや怪獣など現在主流にウッドカービング。

最近ウチは仕入れてないので、まずは相場調べ。

と思っていたら、幸いにもフェリアが開かれていました。

各工房を回らず、作品をチェックできます。

 

しかし、なかなか注文の価格と合いません…..

 

結局、各工房を見て回ります。

 

トリート。張子の牛です。

 

これは………ペピータ??(リメンバーミーのキャラ) なんと味のある壁画でしょう。

 

幾つか工房で買い付けて、メドが立ったので

アラソラの人気作家アルマンド・ヒメネス宅へ。

 

息子のアレハンドロがでかくなっててビックリ。もう20歳かぁ。

いつ会っても陽気というかオモロイおっちゃんのアルマンド。

リメンバーミーに便乗したウッドカービングをたくさん作ってました(笑)

 

 

アルマンドの家を出て歩いてると、車に乗ったアンヘリコ(ヒメネス)師匠に遭遇。

 

そのまま新しく改装して広くなったというマヌエル・ヒメネス博物館へ。

エントランスにはビミョーな壁画が。

マヌエルが木彫りを始めるお話の絵本の表紙。(著者は米国人)

 

2005年に亡くなったマヌエル・ヒメネスさん。

オアハカのこの村でウッドカービングを始めた、言わずと知れた

オリジネーター。

店主は2006年に初めてオアハカに来たので、お会いしたことはありません。

 

次男と三男のアンヘリコとイサイアス兄弟が苦労して

父親の作品を探して買い戻したりして、やっと新しくムセオとしてオープンしました。

 

どれも照明が当たり、ショウウィンドウに入れられた貴重な作品。

未着色の人物像。サイズが大きいです。
これぞ!と言った手足の長いライオンやサンチアゴ一族が模倣し続けるジャガーやキリン。

 

やっぱりライオンがいいです。

 

80年代後半から息子たちが手伝い始め、着色のスタイルが確立された時期のもの。

 

愛用していたナイフやマチェーテ、粉は顔料かな?

 

大きな天使。すごい表現力です。
プロフェッサー?味のある人物像。

 

アメリカで製作されたドキュメンタリー番組のテープ。

以前はこの部屋だけの展示でした。

 

工房内の風景

 

 

アンヘリコとイサイアスの作品も販売されています。

彼らは作品はほぼオーダーのみで、出回らないので貴重。

どなたかのシルクスクリーンかな?

 

観光バスでお客さんがたくさん来るようなツアー場所になっていました。

メスカルやお水をサービスしてくれます。

 

 

いやいや足を伸ばしてくるようなスポットになっていて

嬉しい限りです。

 

当店に在庫のある数少ないヒメネス工房のウッドカービング



 

お腹が空いたので、村の入り口の食堂でトラユダス。ロンガニサ(腸詰)のトッピング。

 

 

 

乗合タクシーでオアハカまで戻り、そのまま乗り換えて

アツォンパ村へ向かいます。

 

 

アツォンパは20分くらいあっという間に到着。

 

 

まずは大好きなルイス・ブランコ師匠の工房へ。

ここも1年ぶりですが、改装されて綺麗になっていました!

エントランスがギャラリースペースに!

 

これも映画の舞台となった効果なんでしょうか?

観光客がかなり増えたそうです。

 

こちらは息子さんの手がける小さな作品。

ちゃんと研磨されてウ、ウマイ…..

 

 

 

大きなインディヘナ像。

このような作風は母テオドラ・ブランコさんの跡を注いだルイス師匠ならでは。

 

いい写真! とても小さな方だったそう。

 

テオドラ・ブランコについては

☞過去のブログを参照に〜

 

 

ルイスさんも小さくて可愛らしいおじいちゃんです。

 

セマナサンタなんで、チアペットが置かれていました。お米を添えて。

この春の豊作を願って、このアツォンパでたくさん作られるチアシード人形。

 

 

在庫いろいろあります。1回分のチアシードがついています。

 

 

アツォンパの素焼き人形はこちら     

 

 

そして今回師匠に特別に譲っていただいた大きな生命の樹。

実にオアハカらしい素朴ながら綺麗な彩色のツリーオブライフです。

 

民芸品市場でも買い付け。

 

 

 

やたら多人数で店番してるので、梱包は早い!

 

 

そして一旦セントロに戻り、カミオン(巡回バス)で宿に戻って、

夕方ですがまたセントロへ。

 

アイスクリーム屋台。パフェ?みたいな味のある絵。

 

 

まずは民芸品市場のルーシーの店で仕入れ。

 

その後はベニートファレス市場のニコデムスさんの店でウッドカービングの買い付け。

 

ウッドカービングの在庫はコチラ!

 

梱包してもらっている間に市場内のメスカルショップで顧客様の注文分購入。

 

ついでに屋台のテハテを飲むルーティーン。

 

 

 

大荷物でまたカミオンで宿に戻りました。

 

 

暑いのでビールで休憩。

 

宿はADOのバスターミナルの真裏なので、いくつか食堂がありました。

 

そこで35ペソのコミダコリーダ。タサホ(干し肉)のソテー。

スープやアロス(米)がついていないワンプレートですが、

ドリンクついて200円だったら十分。

 

 

夜はパッキングに明け暮れ、0時頃就寝。

 

朝から晩まで良く働きました。

 

 

 

 

 

 

夏の甲子園100回大会。
金足農業負けました….
大阪に住んでますが、桐蔭は応援したくありませんでした。


坂上二郎が歌うPVが秀逸なんですが動画がありませんでした。