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メキシコ買い付けジャーナル’18 【7/3 モンテレイ】

朝10時頃まで眠る。

やはりホステルやドミトリーと違い、ホテルのベッドは快眠。

 

しかし昨日飲みすぎたせいか結構怠い…….

 

チェックアウトして、すぐ近くにある近代美術館で待ち合わせ。

 

世界的に著名なレゴレッタさんの設計です。

 

 

昔に来たことがあり、中庭の壁はそれはそれは鮮やかなピンク。

 

 

昨夜ジェニーとここで待ち合わせしたはずですが、一向に来ません。

 

この赤茶色の建物の前で1時間半。

メッセンジャーでもワッツアップでも電話でも応答がないので、すっぽかされたよう(苦笑)

そういえば昔もたくさんブッチ切られました……

 

展示もイマイチぽかったので、美術館には入らず街に出ることに。

 

オールドタウンで昨日できなかった骨董店巡り。

大きな敷地の店でいろいろ話を聞くと、土日にアンティークのティアンギスが毎週あり

お店も週末しか営業しないらしい…..

 

ここはたまたま商品を運び出していたので、少しだけ見せてもらえました。

安くはないですが、しっかりしたフォークアートもあり少し買い付けができました。

 

 

この辺りはバーやクラブがたくさんありましたが、ここ5年でマフィアの抗争があり

治安悪化のせいで今はひっそりしているそう。

 

てくてく歩いて、エリアの端にあるヌエボレオン州立文化博物館へ。

 

ラッキーにも木工玩具作家さんの個展。

フランシスコ・バルガスさん。

サンルイス・ポトシからヌエボ・レオン州に移り住んだ地元の作家。

 

かなり丁寧に作られ、完成度がどれも高い。

 

お名前は存じなかったのですが、北部もインディヘナ以外で民芸品作家が

いるのは意外でした。

 

壁画で埋められたホールも見学。

歴史が浅いので仕方ないかもしれませんが、かなり迫力に欠けます…..

 

なぜかメテペックのグラン・マエストロ、オスカル・ソテノさんの

3mクラスの生命の木が展示されてあります。

 

 

買い付け再開するものの、営業してる店は少なく掘り出し物も無く……

 

 

街の中心部に向かうことにします。

珍しいキューバ料理店。

キューバは2度行ったことがあります。ラム酒を除いた食文化は、無いに等しかったですが。

 

とりあえず、腹を満たそうと店を物色。

ルチャルブレ好きが経営してるのか、店内のTVでルチャが放映中。

 

どんどん味気ない町並みになっていきます。

 

 

適当に入った定食店でコミダコリーダ。

内容はわかりませんでしたが、ランチェロ・メヒカーナというセットを注文。

牛肉をサルサランチェロ(田舎風ソース)で煮込んだものとアロス(ライス)

フリホレス(豆煮)スープとトルティージャつきで80ペソ(480円)。

 

大味もいいとこで、トルティージャも小麦が混ざってるかのような白さですが、

地域的に、少しずつテックスメックス料理に近づいていっています。

 

昔からモンテレイで食べれる物は肉肉肉、カルネカルネカルネといったイメージはあります。

 

 

腹も膨れ仕事再開。セントロにも何軒か骨董店があるのは調査済み。

 

しかしどこも民芸品はありませんでした。

 

 

大きなメルカド・コロン(市場)に向かいます。

 

半分はフードコート風の定食店エリア。

ランチはここのほうがよかったなぁ。

 

 

怪しいお守りや死神サンタムエルテを売る店に、カチナドールも!

徐々にアメリカとの境が近いことを如実に示します。

 

今回、この北部に買い付け目的で来たのは

古い民芸品は、国境沿いに眠っているような気がしたからです。

 

この大きなバナーに吸い込まれました。

 

ここ何年かブームのメキシコのフォークアートは、50年代くらいから

ほぼ米国からの観光客に向けて生産されたもの。

 

この市場の奥にあった民芸品店のカスエラ(素焼きの食器)の群れから……

発掘しました!

デッドストックのフェーダーズのグラスとピッチャー!!

女主人のおばあさんが30年以上売れてないって言っていたので

80年代後半のものだと思われます。

 

federsグラスの在庫はこちら

 

 

他にも、もはやメキシコ中のメルカドから消えたかと思った

パペルマチェ=張子の果物やドーナッツのオブジェも発見!

張子のフルーツはこちら!

 

買い占めて、梱包をしてもらう間に

他の骨董店や民芸品店も周回。

 

 

5軒ほどチェックしましたが、結局他では何も見つからず……..

 

梱包してもらったアイテムをピックアップし、荷物を預けてる

ホテルまで灼熱の中徒歩で戻ります。

 

THE 蜃気楼

 

 

宿でパッキングして、タクシーを呼んでバスターミナルへ。

 

国境まで2時間。米国各地への直通バスもたくさん。

 

 

夕方5時のバスでさらに北上し、コアウイラ州へ向かいます。

窓からの風景。

ここからは西部劇の世界の光景が広がります。

 

たった2時間の間に軍による検問2回、警察によるパスポートチェックと

ノルテの掟を久しぶりに感じました。

酔っ払ってなくてよかった……

 

目的地モンクローバに到着。

 

ターミナルまで友人夫妻が迎えにきてくれていて、大荷物になったので

かなり助かりました。

メキシコで20年以上暮らす、高校時代の同級生宅の素敵な庭。

 

 

歓迎のBBQをしてくれて積もる話がありすぎて,,,,,,,,

友人夫妻については次回ブログで!

 

 

 

 

 

 

行きたかった来日公演がソールドアウトで断念した、大注目のクルアンビン。

テキサス出身の人種も違うトリオが、タイファンクに影響を受けて

できたバンド…….それだけで恐らく、ある一定の層からは触手が伸びるでしょう。

しかも曲名はほぼスペイン語。歌詞はほぼ無い!