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メキシコ買い付けジャーナル’19 【7/4 ツィンツンツァンと言う地】

早朝6時起床。

やっとすっきり眠れたのは、慣れ親しんだ宿の硬いベッドのおかげ?

 

しかし宿泊客の少なさからコーヒーがネスカフェに……

朝食食べて8時過ぎ出発。

 

ペンションアミーゴの角から北バスターミナル行きの

路線バスに乗ります。

 

 

9時発のETN(高級バス会社)でモレーリア行きのチケット購入。

学生証で半額の300ペソです。

 

学生たちのバケーションシーズンが始まるので平日も人は多い。

 

9時回ってもなかなかバスが来ないなぁ。遅延か?

と思っていれば、

なぜか他のバス会社乗り場で待っていました……

1年ぶりで調子が戻っていないのかもしれません。

 

気づけば、バスは時間通り行ってしまった後の祭り。

 

10時発(あってよかった!)

に振り替えてもらい、少し待ってなんとか出発。

高級感あふれるシート

 

西にあるミチョアカン州モレーリアを目指します。

 

 

2時間半ほどで到着。

 

パツクアロ行きのバスに乗り換える間に、ターミナル内の売店でランチ。

 

遅れた時間を取り戻すため、バスの中で食べれるようにパラジェバール(持ち帰り)

 

売り切れが多く、ミラネサ(鶏肉のカツレツ)のコミダセット。50ペソ(約300円)

 

しかしバスを待ってる間に平らげました。

 

 

 

目的地のパツクアロまでは2等バスで1時間くらい。15分間隔でバスがやってきます。

 

すこしずつ大きな湖が見えてきます。

 

なぜか街の外れで降ろされて、他のカミオンに乗り換えパツクアロのバスターミナルへ。

 

歩いて本日の宿泊場所”Casa del sol”へ。

予約はしていませんでしたが、いつものように主人のハイメが迎えてくてました。

 

casa del solについては以前のブログをご参考に! いい宿です。

 

午後3時になろうかというタイミングで悩みましたが

隣村のツィンツンツァンに向かいました。

 

カミオン(乗り合いのバン)で30分くらい。

 

小さい村ですがココにしかない民芸品があるのです。

 

 

村の入り口から民芸品屋台が並びます。

しかし夕方なので半分以上店じまい…..

 

 

しかし市場の店舗は全て営業していたので、助かりました。

 

注文品である竹のハンガーオーナメントを大量仕入れ。

 

市場の道向かいにシュッとしたギャラリーがあります。

 

しかし周辺で売られている同じものに、3倍の価格がついています。

メヒコの不思議あるあるの一つでしょう。

 

 

村のソカロにあるキオスコ。

壺をもつ女性像の噴水。

 

焼き物作りでも有名な村です。

こんな組み皿も安いので買い付けたいのだけれど…..重量が……..

 

 

以前買い付けたことがある、この村特産の白い土皿の卸店に行きますが、

シャッターは下されたまま。

 

やはり来るタイミングを間違えたのかもしれません。

 

 

 

 

ミチョアカンの土皿はこちらから!

 

 

 

 

セマナサンタ(復活祭)の名残がある村の中。

 

 

石畳から砂利道に変わります。

 

 

ツィンツンツァンは古い教会とヤカタ遺跡のピラミッドで有名な村。

 

メキシコの文化や民芸を日本に紹介し続けた

画家の利根山光人さんも一時期ここで暮らしていたそうです。

 

 

現在、大阪の国立民族学博物館で 利根山先生が収集された民芸品が展示されています。

⬆︎みんぱくの「アルテ・ポプラル展」については、次回ブログでご紹介します!⬆︎

 

 

パツクアロ湖周辺の村は、プレペチャ族(タラスコ族)と

カトリックの信心深い習慣が交わる不思議な地域です。

 

 

 

大きな墓地は死者の日には、鮮やかに彩られます。

 

 

耳鼻科の看板。

 

 

6時ごろ村を後にして、パツクアロへ戻り

ターミナルからタクシーを捕まえて、お世話になっているミラグロ工房へ。

 

ずっと仕入れをさせてもらっているホアキンさんの”El Santurio”工房。

 

昨年は買い付けを頼んでいたバイヤーを、お宅に数日宿泊させてくれました。

奥さんも優しい方。

 

2010年にパツクアロを訪れた際、彼はまだセントロにお店を持っていました。

そこで何点か買ったのを覚えていて、工房だけになった現在も付き合いがあります。

ミラグロを貼り付けるコラソンやクロスの木の彫像作業もここで。

 

そしてカラフルに塗装され、ミラグロを打ち付ける作業。

ホアキン夫妻の写真の男の子は、この職人さんの3歳の息子でした。

 

そしてホアキン自身が絵を描いたり、表面の仕上げを担当。

分業制になっていますが、年柄年中忙しそうです。

 

ミラグロの新入荷!

 

 

 

あらかじめ細かく注文していますが、足らないものも多いので

直接選んで追加していきます。

(なぜ床に散らばっているかは不明)

 

数と金額を確認して、梱包後に明日宿まで持ってくるとの段取り。

 

 

工房を後にするのは夜10時でしたが、本当にみなさん働き者。

 

宿に戻ってから、セントロまで行こうと歩きましたが

面倒になって帰り際にフライドポテトとビールを買い、

常備しているインスタントラーメン作って夕食。

質素な食事も意外に乙なもんです。

 

 

 

シャワー浴びて0時頃就寝。

 

 

 

 

 

ラグビーワールドカップを見ていると、こんな懐かしい曲をパブで聴きたくなりますね。