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ウィチョール→ウィリクタ

12月になって底冷えの日々ですが店内に
ストーブを設置してまで、入り口の扉を開け放って
頑張って営業しております!

 

そろそろクリスマスが近いので
友人家族恋人への贈り物にラッピングも若干クリスマス仕様にいたしますので
ぜひお気軽に!

 
日々、新入荷の商品をサイトに更新していますが、
まとまってウィチョールのアイテムを仕入れましたので
チェックしてみてください!

コチラカラ!

 

 
ウィチョール族について簡単にご説明いたしますと
メキシコ中央部に居住する少数民族です。

スペインに征服された後、先住民族のほとんどがカトリックに改宗されたのですが、

ウィチョール族はアメリカ大陸の他のインディアン同様、伝統と生活様式、

そして宗教儀式を現在でも守っています。

彼らの特徴的な宗教儀式は毎年、何週間もかけて馬や徒歩で先祖代々の聖地を巡礼します。
そこは荒れ果てた荒野や山岳地帯、そして砂漠です。

特にウィリクタという砂漠地域に原生するペヨーテ(幻覚サボテン)を食し、

宇宙とチャネリングするというシャーマニックな儀式が彼らを世界的に有名にしました。

 

そこで見た世界を彼らはアートや民芸品として視覚化しています。
(当店に在庫はございませんが)有名なのがウールを使って塗った絵画のネアリカ

 

 

そしてビーズを使ったアクセサリーやオブジェです。

 

先祖から伝わる物語に頻繁に登場する、鹿、鷲、月、ペヨーテなどを
モチーフに製作されたアイテムはメキシコを代表する民芸品の一つです。
(スペイン語ですが)メキシコシティの国立人類学博物館のサイトに詳細な記事があります。
画像だけでも興味深い!
混血がほとんどのメキシコ人の中で彼らは純血が守ってるが故
人口も減少していき、成長の遅いペヨーテも数が少なくなって来ています。

 

そんな中、昨年ウィリクタ砂漠を管轄するサンルイスポトシ州がカナダの鉱山会社に
売却してしまうという事件が起こりました。

 

メキシコ国内で砂漠を守れというキャンペーンが起こり
イベントも多数開催されたようです。

日本国内でもメキシコに関係深い方々やミュージシャン、アーティストが
問題定義をしてらっしゃいます。

 

しかし店主は以前、聖地レアルデカトレセやサポパンに出向き簡単なチャネリング体験もしました。
そこで深く考えたこともあります。

ペヨーテは砂漠以外に持ち出すのはメキシコ国内でも禁止されています。
それはなぜか?

 

なにも現実を見た事が無く知らない人が抗議活動だ、レベルだ!と
SNSやインターネットで知った情報を拡散するのは間違った方向にいっています。
それはペヨーテ(の幻覚作用)
のことばかりクローズアップされてしまうからです。
とまぁまぁむつかしく書きましたが

 

そんな抗議活動もセンスのいいメキシコ人グラフィックアーチスト”GRAN OM”にかかれば


とクールなポスターに変身!
こちらも当店で販売してます!