トナラとトラケパケの陶芸品のご紹介

ご紹介するのが遅くなり、結構売れてしまったのですが

素敵なトナラの陶芸をご紹介します。


メキシコ第二の都市グアダラハラの隣町であるトナラとトラケパケ。

この地域では先住民の時代から、土器作りが盛んだったようで

植民地時代にスペインやアジアの技術やデザインに影響された陶器が

作られるようになりました。

60年代のトナラ焼き

それから50年代から60年代にかけて、技術が進み

粘土をガラス化させ高温の窯で焼き上げることにより、

強度と硬質な陶磁器が生産されるようになります。

釉薬を塗布しなくてもよくなったので、光沢を出すために瑪瑙石(めのう)で研磨されます。

メキシコの他地域のものに比べて、独特のスタイルを持つ陶器。

現地では現在でも盛んに作られています。

こちらはペタティージョと呼ばれる技法で描かれたプレート。

土にシナモンなどを混ぜて、白くしたり黄土色にした顔料で、背景を模様で埋めていく絵柄が特徴。

ペタティージョの第一人者であるホセ・ベルナルベ師匠と。

働き盛りの頃の師匠。

また70年代にはペタティージョ様式の焼き物以外にも

このような作品の注文があり、たくさん製作したようです。

これぞメキシコの古いフォークアート!と言った感じの存在感。

師匠の作品以外にも

人面の貯金箱が入荷しております。

フリーダやジラードもコレクションに加えていた、トナラの伝統的な造形です。

メキシコシティのフリーダカーロ博物館の展示。

洋書”The Spirit Of Folkart”より

また隣町のトラケパケも陶器や吹きガラスの生産が盛ん。

やたら古さを強調している雌鶏の貯金箱。

トラケパケで昔から生産されている人気の陶芸品だとか。

当時はこのような鮮やかな彩色だったのかもしれません。

ご紹介する前に売れてしまったアイテムが多いですが

2つの町は、また春の買い付けで訪れる予定なので

今度はたくさん陶芸品を仕入れてまいります。

気づけばチョイチョイ来日しているエルメート爺さん。

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