メキシコ買い付けジャーナル’17 【4/6 DF ラ・ナランハ】
朝9時起床。
連日暑い日が続いていましたが、曇天で今日は若干マシ。
メトロでタクーバ駅まで。
ここからペセロでナウカルパン方面へ。
10年ぶりにルイス・バラガン設計のサテリテタワーを見に行きます。
30分近く走ると突如現れるカラフルな棒状の建物。
60年前に彫刻家の方とのコラボレーションで建設したモニュメントです。
見る角度により、姿を消す建物があったり様々な光景を見ることができます。
この配色は実にバラガンぽいと思います。
個人的にも好きなカラーパターン。
ピンクも赤も緑も入ってませんが、メキシコらしさを感じます。
ペセオでまた戻り、エル・トレオから本日の買い付け場所である
ラ・ナランハの木曜ティアンギスへ。
セントロから行きやすい場所にあり、木曜日曜と通りにティアンギスが開かれます。
ここから今日も宝探し。
前に食べてメッサ美味だった” cabesa de res”=雌牛の頭のタコス屋台。
しかし昨日もサンタマルタで食べたので、違うタコスを食べました。
安定のロンガニサ(ぶっとい!)とカンペチャノのタコス。
腹も膨れて買い付け再開。
ここは綺麗に並べられてる店が多く、フリーマーケットぽくて探しやすい。
あれば買ってしまう牛頭。
牛の頭蓋骨はサイトには掲載していませんが、店頭で販売中。
藁で作られたキリスト生誕のナシミエント。少々不気味。
学校で使われていたのでしょうか?シンプルで可愛い木製の椅子。
強烈な匂いを放っている魚売り。
などなどティアンギスでは本当になんでも売っています。
一頻り買い付けを済ませ、メトロで南へ。
2号線一本でいけるポルタレスのティアンギスへ。
ここは毎日、通りに10軒ほどガラクタを売る店が出ています。
まだ3時なのに片付けを始めてる店が多い。
どうやらもうすぐ雨が降りそうだ、というのが理由。
結構いいものを売っています。
で、本当に雨雲がやってきたので早めに退散。
駅から見えたフィットネスジム。
1年で1000ペソ(六千円)。安いなぁ〜。
帰りにメトロを乗り換えてドクトレスのオモチャ博物館へ。
日系メキシコ人の方がオーナーの有名な博物館。
個人所蔵としてはすごいコレクション。
50〜70年代の様々なオモチャが1階では販売されています。
2階から上が展示スペース。
久々に来たのは、古い郷土玩具などがないかチェックしにきたのが目的。
古い陶器の壺などはありましたが、民芸品の玩具はありませんでした。
ここは面白いとこなんで、メキシコシティで暇な方にオススメします。
週末は日本食のレストランもオープンしています。
帰り、ベジャスアルテス駅で乗り換えた際に
駅ギャラリー(メトロの駅構内にあります)で見た興味深い展示。
先住民=インディオがテーマのアートのよう。
メキシコは人口の6割が混血のメスチーソですが、
いまだ純血のインディオも3割近い数が存在しています。
宿に戻ってすぐ雨が降ってきました。
間は良かったけど、パッキングなどはできずで
宿泊客の人々と談笑。
夜9時くらいに雨上がりの夜の街に出かけます。
昨夜に続き、ローマ地区のプルケリアへ。
毎日プルケの種類が違います。
今夜は、昨年5月に来日した「エル・ハル・クロイ」の、
ボーカル兼ギターであるエディカ嬢のソロライブ。
LA在住ですが、両親はメキシコに住んでるそうで里帰りしていた模様。
聞き慣れた曲を孤軍奮闘、美しい声と音色を奏でていました。
大阪公演ではDJをさせてもらったので憶えてくれてました。
先週に続いてアリにも会いました。
ファニアのキャップが似合ってる。人が集まるとこに必ずいる人だ。
腹ペコになり、帰りは店の近くの炭焼きハンバーガー屋台へ。
昔よくデートで来た思い出深い屋台です。
30ペソ(180円)で本当に美味しいハンバーガーが食べれます。
最終のメトロブスで宿へ戻りました。
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