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メキシコ買い付けジャーナル’19 【7/14 ティアンギス100年】

8時起床。 気分が良くない。 何か悪い夢を見たような気が….
パッキングのプレッシャーかな?

 

9時半出発。

ハラトラコ地区を抜け、スタジアム前の幹線道路で乗り合いタクシーを待ちます。

久々にメキシカンリーグを観戦したい気もしますが、

噂ではメジャーより酷いフライングベースボールらしい。

(三振かホームランかみたいな)

 

 

 

日曜なのでもう何年ぶりかわからない程久々。トラコルーラのティアンギスへ。

 

小一時間で到着。

午前中から盛況です。

 

 

メルカドに行く前になかなか良さげな屋台で腹ごなし。

チボ=山羊肉の屋台です。

屋根代わりのシートが緑色なので、画像も緑がかっていますが、料理の色は普通?です。

山羊のスネ肉が入ったスープと蒸した肉のタコス。

なかなか強烈な味で精がつきそう。 100ペソ(600円くらい)

 

働く女性たち。彼女たちを見ていると同じモンゴロイドなんだなと感じました。

 

 

 

隣の屋台でテハテ(オアハカのミロと断言中)を買って飲みながら歩きます。

 

 

 

お父さん、息子のために熱唱しています。

こおいう光景は涙腺崩壊するので、チップを入れて立ち去りました。

 

願わくばどんな姿でもいいから、このように息子も生き続けて欲しかったと切に思っています。

 

 

鶏肉屋台のメニュー。メキシコでは揚げたチキン=ケンタッキーという言葉になりつつあるようです。

 

 

オアハカ出身のベニート・ファレス元大統領の像を過ぎると本格的な物売り屋台通り。

 

 

ひょうたん細工や椰子のバッグ。竹のカゴなどトラコルーラはこのような品々が充実しています。

いつもパペルピカドが美しい教会。

もはや野菜を売ってるのか、食器を売ってるのかわからないお婆ちゃん。

 

 

バケーロ=カウボーイのオモチャ。大量に買いそうになりましたが、踏みとどまりました。

七面鳥や地鶏を売りに来ています。

何百年も変わらない光景なのでしょう。

動物の売買を見ると、オアハカのティアンギスに来たなぁと痛感します。

 

 

 

「2019年の思い出」と刻まれたメタテ。トウモロコシの粒を磨り潰す道具です。

 

 

 

なかなかの暑さですが、革ジャンのカップルとショールを売る屋台。

 

 

 

 

メルカドの中。 あれ?もっと人が多いイメージですが、割とすっきり?してます。

 

 

 

内地なので貴重な魚介類。バカラオ=干し鱈は南米でもご馳走。

 

 

 

日曜の大規模な礼拝が行われているサンタ・マリア教会。

ウルトラバロックとして名高い礼拝堂。

昔は日曜日は入れなかった記憶がありますが、今は観覧できます。

観光客増えたからかな〜?

メキシコのウルトラバロック教会は数カ所ありますが、

この礼拝堂のように、あまり広くない空間の方が凝縮している空気があり面白いと思います。

(個人的見解)

 

 

さとうきびをダイレクトに切り分け売っている屋台。

インディヘナのタフさに関心します。女性は偉大だ。

 

 

 

目的の一つであるバロ・ロホを買い付け。

赤土で練られ野焼きで作られる超軟陶ですが、素朴な雰囲気はトンボラの人気アイテム。

(他で売ってるとこないかだけですが….)

 

 

 

 

草刈正雄似のおばあ。孫がボニータ。

 

 

 

トラコルーラから30分くらいの村トラパソラで作られています。

☝︎2014年のブログ

 

 

バロロホの食器類はすべてsold outです!

マグカップのみ在庫があります。

 

 

 

トゥクトゥクを待つ間、大きな牛がトラックで運ばれてきました。

雌なので乳牛として売られるのでしょう。

 

予想外に歩きやすかった本日のティアンギスでした。

 

幹線道路まで行き、ノロノロバスで帰ります。

まだまだ小さいアガベ。 メスカルも果てしない時間を経て作られているお酒です。

 

 

 

宿に2時半頃戻りました。

 

 

少し休んでセントロに出発。

顧客の方から代理購入した版画の引き取りへ。

版画家たちが共同運営している工房”Gabinete Grafica”。

細か〜い線彫りと大きなサイズの作品で、オアハカのショップなどで作品が飾ってある

イルヴィン・エレラ。

トンボラでスペイン語を教えていたジュンコ先生の友達で

竹田鎮三郎先生の助手もしていたらしいので、初対面でしたがすぐ打ち解けました。

 

 

作品の価格は安くないですよ〜

 

 

道向かいのギャラリーも覗きました。

アルマジロをテーマにしたグループ展。

どれもこれも大地に根ざした綿密ながら大らかな版画作品たち。

やっぱりアルベルト・クルスの作品が好きだな

近いうちにオアハカの版画家たちの作品も、日本でご紹介できるよう頑張ります!

 

 

 

帰り道にあった「ブラボ写真センター」

偉大な写真家アルバレス・ブラボの名がついた写真専門ミュージアム。

 

企画展はトレドさんのコレクション展。なんでも持ってる親父だな。

ちゃちいデジカメでは写真を寄って撮影するのは難しく、これ1点のみです。

オアハカの家族集合写真の特集でした。

いい感じのパテオがある施設です。

 

 

 

帰り道メスカレリアの周年バーティーのリハーサルが行われていました。

 

 

 

今年でサパタさん没100年です。

日曜の夕方の街をのんびり帰りました。

 

 

宿に着いた途端、豪雨!

版画作品預かっていたので、九死に一生を得ました….

 

 

蓄積した疲れからか力が抜け、2時間ばかしベッドで寝込む。

 

 

今夜はガビちゃん宅でなにやらパーティーのお誘いを受けていたので、

7時すぎなんとか起き上がって向かいます。

 

スーパーでワインを買って手土産に。

ADOのターミナル裏にある家。道沿いの部屋は彼女がショップを始めたらしい。

複雑な営業時間……

“Huitzilin”とはナワトル語でハチドリ。

刺繍服やアクセサリー、オーガニックなオイル、雑貨など女性らしい品揃えです。

 

 

 

このパーティーは、メキシコシティから休暇で来ていたデニッセが企画してくれた宴会だそう。

道向かいの日本食屋さん「オカメ」のTepping夫妻。

イラストレーターでメキシコ在住日本人向けフリーペーパー”tabitabiTOYO”で連載も持ってはります。

アメリカから移り住んできたリサ。(ビンテージのバンダナを行商してます)

フランス移民のアドリアンヌ。

熊本からオアハカに遊びに来てるナツキちゃんと、

多国籍で老若交えた食事会でした。

 

 

大量のタキートが振舞われました!(冷凍食品だったけど)

結構疲れていましたが、人とコミュニケーションを取るというのは貴重ですね。

素直に楽しかったです。ギャビーとデニッセに感謝。

 

切に感じたのは、やはりこのメキシコの旅は改めて自分のグリーフケアなんだなと。

 

 

 

11時くらいに散会。

 

 

宿に戻り心地よく眠りにつきました。

 

 

 

 

 

名盤「山羊の頭のスープ」より