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メキシコ買い付けジャーナル ’21 【5/25 なにやらセラヤで】

朝8時起床。 ドミのベッド2階だったがよく眠った。

朝のセントロの街並み。

 

バスターミナルまではコレクティーボ。

セラヤ行きのバス、Primera Plusしかないと思いチケット買った後に

2等バスのターミナルが隣にあることを知る…..30ペソ損した気分。

 

 

バスの窓から見えた野球場。ケレタロはメキシカンリーグのチームがあるのか〜。

知らんかったなぁ。

 

1時間半でセラヤに到着。

実はこの街に来たのは初めてです。

 

ターミナルからセントロまでは徒歩で行ける距離。

途中に有ったイダルゴ市場。

かなりのローカル感。

 

カテドラル到着。

ミントグリーンの珍しい教会。

メキシコ人はこのカラー好きみたい。

 

ソカロもゴミなどなく普通に綺麗。

 

ちょっと暑くなってきた。

老舗感たっぷりのレストラン兼アイスクリーム店。

 

 

昨日ケレタロで会った張子職人のマヌエルくんが、セラヤの市庁舎にある文化部に行けば

いろいろ教えてくれるはず、とメッセージをくれました。

ナイス・タイミング!

 

そうここセラヤはメキシコシティと並び、昔からたくさんのパペルマチェ=張子が

作られてきた街なのです。

それ以外は日産の大きな工場があるので、日本人駐在員や出向者がたくさん住んでいるらしい

という情報しかありません。

 

Google Mapで探索するとさっき通った、市場の真ん前に庁舎はありました。

中は重厚な雰囲気。

自国の著名な建築家 フェリックス・キャンデラのシェル構造を思わせる様式美。

こういう部分から着想を得ていたのでしょうね。

 

無料のギャラリーで何やら展示があったので覗いてみます。

タイトル “Ox-xO” 分断された写真作品です。

タイトル “En la pena,sufridos y estoicos, en la guerra,patriotas y heroicos”

「悲しみ、長く苦しみ、禁欲の内に、戦争、愛国心、そして英雄たち」

メキシコ中でよくみる壁に描かれたダンスイベント、ソニデロの宣伝を

真似た看板ですが、ゲレーロ州イグアラでバスに乗っていた43人の学生が殺された

事件をもじった批評的な作品。

 

モニター2台が上下に設置されたビデオ作品。

タイトル “(Meta)morfosis” と “Realdesalinas”

伝統的な舞踊に合わせて、単語が現れて繋いでいくなかなか面白い映像でした。

センス良し。

 

 

タイトル “Cuarentena”

陶芸オブジェに民芸品のようなペイントを施した面白い作品。

 

こちらはそのものズバリですね….苦しむ人間の顔よ….

 

セラヤ市主催のアートコンクールで受賞した若手作家たちのグループ展だったようです。

 

トイレを借りに行くとこんな石壁が!

この建物も遺跡の上、もしくは取り壊した石で作られているのかもしれません。

トイレの入り口もなんちゅうクラシカルな….

 

教会にあるようなレリーフ。

 

文化部の部屋へ行きますが、人がいない。

しかしドアも開け放たれセキュリティがまったくなく、ここは本当にメキシコか??

 

 

一旦外に出て11時ですが早い昼食を。

5個で35ペソと安いタコス屋台で。

Montalayo という具は初めて食べるので、店員に何の肉?と聞けば

牛のホルモンだとか。

モツ系は地域によっていろんな呼称があるのですなぁ。

 

食事を済ませ再び庁舎内へ。

 

担当の女性が戻ってきていました。

 

この街の張子職人を探していると伝えると、電話してくれています。

 

職人がここに来るらしいので待っておいてとのこと。

 

なかなか良いフォークアートが室内に展示されています。

年に2度ほどパペルマチェの大きなフェリアとコンテストが開催されるとかで、

張子作りの街として力を入れているようです。

 

どれも面白い作品で販売していたら買い占めていたでしょう。

 

20分ほど待って現れた女性の職人 ロシータさん。

写真撮り忘れたのでインスタから拝借。

 

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作品の写真を見せてもらうが、ちょっと今ドキ過ぎるな〜。

 

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もう一人、職人の電話番号を教えてもらいましたが、電話にでませんでした。

 

せっかく来たので仕入れしたいなぁと考えていながら市庁舎を出ると

市場の入り口にお土産屋的な民芸品店がありました。

おかしな仮面やルピータなど結構買い付け。よかった〜来た甲斐あった。

 

☝︎webshopにも新入荷更新していってます!

 

あと何軒か民芸品店を回ることにします。

遠目からバジェ・デ・ブラボの女性たち。

レースの民族衣装が特徴です。こんなとこまで物売りに来てるのだなぁ….。

 

目的の店ではないが、途中にあった民芸玩具のお店。

なかなかボニータな内装。

地元グアナファトの名職人、故ドン・シンダの玩具も。

全体的に価格がちょっと高かったかなぁ。

 

目的の店は結局どこなのかわからず、(メヒコのGoogle Mapかなりテキトー)

 

バスターミナルまで徒歩。

 

暑いので好物のフラッペチーノを。

 

60ペソ。高級品です。

 

隣町サンミゲル・デ・アジェンデまで1時間。30分おきにバスが出ています。

赤信号で止まると現れる横断幕チーム。

来月、3年に1度の国政選挙に加え地方選挙も同日投票なので

国内イロイロ大変です。

 

コロナ感染はかなり収まってきましたが、(この時期は日本の方が新規感染者は多かった)

選挙が原因でまぁまぁ人が殺されたり、家族が誘拐されたりとニュースが多いです。

 

 

とサンミゲルは次回の買い付け日誌で。

 

 

 

旅のお供にロンサム・ストリングスをよく聴きます。