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オアハカよりウッドカービングの新入荷!

10日前にオアハカから新入荷のアイテムが届いたので、順にご紹介していきます。

まずは現地在住バイヤーに頑張ってもらった、ウッドカービングが80体以上入荷しました!

店舗では動物園? ノアの箱舟?

というか悪魔や天使もいるので、パニック状態になっております。

 

なんとか全てWEBショップに更新しましたので、チェックしてみてください。

 

今回はアラソラ村のアルマンド・ヒメネスの作品も4点あったのですが、

ほぼほぼラ・ウニオン・テハラパン村のサンチアゴ一族のものを集めました。

☞アルマンドについてか過去の買い付け日誌を参考に。

☞サンチアゴファミリーについての過去ブログ。

 

 

まずは70年代に村で初めて木彫り人形を作り、オアハカ市内で売り始めた

マルティンさんの作品。

動物たちはsold out

86歳になっても精力的に製作を続けています。

60年代はBraceroと呼ばれる労働者支援プログラムで、

アメリカに出稼ぎに行っていたらしいですが、終了後村に戻りました。

 

やはり農業だけでは厳しく、生計の足しになればと

当時たくさんウッドカービングを製作していた、

アラソラ村のマヌエル・ヒメネスを模倣し木彫り人形を作り始めたそうです。

 

 

そしてお兄さんのフランシスコさんの作品も入荷しましたが、

1点は瞬殺で売れてしまいました……..

今回の荷物に入らなかった分や追加の買い付け分は12月に改めて入荷します。

92歳!

実はもう木彫りを引退したらしく、残ってる作品のみだそうです。

寂しいですが、仕方ないですね。お疲れ様でした。

 

次は弟のキリーノさんの入荷分。

 

20cmくらいの手頃な大きさのものが多く、こちらも安定した人気があります。

全部表情が奥さんに似ている気がします(笑)

これは3年前の写真ですが、80歳にしては若々しい!

 

 

こちらは最も精力的に数を製作している、末弟プラシードさんの入荷分。

死んでいませんよ〜眠っている犬です

得意なグアダルーペ像もオススメです。

 

そしてプラシードさんの息子カリストさんの入荷分。

半分くらい売れてしまいました….

 

 

 

兄弟の甥っ子のマクシミノさんの得意なディアブロ。

 

などなど、サンチアゴファミリーの作品は古き良き時代のウッドカービングを

踏襲しながらも、少しずつ進化しているのがわかります。

 

みんな仲よく暮らしているのが素晴らしい!

 

 

物を見てもらうとわかるのですが、彼らは古いスタイルのまま製作をしていますが

塗料は便利なアクリル絵の具を使っています。

 

しかし70〜80年代まで使用されていたアニリーナ(アニリン)という染料で

彩色している若い世代の職人たちもいます。

彼らは署名をしないので、ベールに包まれていますが?

まさにビンテージ感あふれるウッドカービングを製作しています。

こちらは1点だけ入荷した大きなサイズのピンクパンサーならぬジャガー。

 

 

塗料だけでなく古いウッドカービングのフォルムを模倣して製作しているコンビ。

名前は不明ですが、仮にルイス&アンヘルとしておきましょうか。

 

ディアブリート=悪魔もたくさん入荷しました。

 

大きさは10cm強で小さいですが、仕上がりはとてもよい復刻品。

 

 

店頭やサイトでもたくさん売れていっていますので、

気になる奴さんがあればお早めに〜。

 

 

 

 

 
日本中雨ばかりですね…..

ジョーンバエズさんはちなみにメキシコ系移民です。