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メキシコ買い付けジャーナル’19 【7/10 チャムラの迎雨 後編】

前編からの続き

 

雨も止み夕方4時頃、ソカロのほうに向かいます。

ペンションアレグレでは主人の佐藤くんが軒先で タコヤキを販売中

 

角向かいに版画工房レニャテーロス。明日行こう

 

宿があるフラビア通りは工房や料理教室が多い。

 

日本人彫刻家の工房が!!

保住さんてなんか聞いたことあるなぁと思い出せば

ベラクルスで活動していた方かな?

夜に宿で聞くと、チアパスの大学の教授をしてらっしゃるそう。

 

 

通行人が多いグアダルーペ通りへ。

謎の覆面似顔絵師。 ん〜似てないんじゃ….

 

 

カテドラルの前の広場では夜に備えてインディヘナたちが出店準備。

雨季は大変でしょうね。

 

 

 

4年前より少し活気が戻ってきているサンクリストバルの街。

 

 

グアダルーペ通りを西へ歩き、町はずれにあるらしい骨董店に行こうと思ったのですが、

日が暮れてきたので引き返すことに。

 

すると道沿いに不思議なエントラスの建物を発見。

中へ入ると、人の家のようですが博物館と看板がありました。

 

奥の部屋には民族衣装がずらり!

 

 

チアパス州の各地の民族衣装と写真が展示してありました。

 

tumblrにまとめました。

https://nambaman.tumblr.com/post/190566636868/museo-sergio-castro-es-museo-privado-en-san

仕入れたかったこのポップな水玉の牛の燭台は見つけられなかった…

 

 

チアパス州はグアテマラに隣接した独特の文化圏。

広い土地に様々な言語を話す先住民たちが暮らしています。

 

気さくなご主人のセルヒオさんは薬剤師さんだそうで、

普通にお客さんが薬の相談に来ていました。

 

サンクリには10回以上来ていますが、初めて来た興味深い場所でした。

 

ソカロの南側をぐるっと回って東へ戻ります。

工事中の建物が多かったなぁ。

 

はたまた目抜き通りに戻ってまいりました。

 

本格的に買い付けです。

 

ショウウィンドウに並ぶグアテマラ産の木彫り人形。

 

サンクリで売られているビーズのアクセサリー、ウッドマスク、ストールなどは

グアテマラで作られたものが売られています。

まだまだグアテのほうが物価は安いからでしょうね。

 

 

通りに並ぶ老舗の民芸品店を巡りましたが、成果も少なく…..

 

 

かっこいいビンテージワーゲン!色も最高のミント。

 

そしてそして楽しみにしていた”El Caldero”へ。

 

 

老舗の出汁スープ専門店。

 

初めてサンクリを訪れた15年前から通っているお店。

メキシコ料理はスープが一番旨いということを教えてくれた店です。

4年ぶりに来れば店内洒落た雰囲気に改装されていました……

 

以前はどっしりした女将さんが厨房にて、家族経営みたいな感じでしたが

若い兄ちゃんがウェイター。

 

人気だと思うので、買収されたのかも….

テーブルにこんな格言めいたものが…

“el gallo sera muy gallo ,pero la gallina es la de los huevos”

「雄鶏は雄鶏だが、雌鶏は卵から」

意訳は難しいな….

 

実はメキシコの古典的な諺のようです。

意味は「オスは男を強調するが、世界は卵を産むメスのもの」

と男性社会を揶揄するものでしょう。

 

 

メニューが多いので悩みます(しかしほとんど食べている)

 

4年前と同じウサギのスープを注文。

味やサーブする副菜も変わらず安心しました。

95ペソ(570円)ちょっと贅沢しましたが大満足!

 

帰りも目抜き通りのグアダルーペ通りから帰路。

夜は人が多い。まぁまぁ寒いけど。

久々にデン太郎を発見!

 

洒落たブティックホテルのエントランス

 

 

 

なんとか帰宿し、ビール飲んで10時頃就寝。

 

 

 

 

 

 

先月、京都で拝見したストラーダ。

なかなか音楽を聴く気にならなかったのですが、行ってよかった!

感動しました。

 

最近は巷では祝祭的な音楽が多いので、

このような冥府的な音を聴きたかったのです、