メキシコ買い付けジャーナル’16 【3/22&23 DF イスタパラパ】
- 2016.04.22
- メキシコ
今年の春も昨年同様、セマナサンタシーズンの買い付けになりました。
この日、ANAがシステム障害のためほとんどのフライトが欠航という事件が!
伊丹から成田空港まではJALなのでトラブルは避けられましたが、
飛行機は何があるかわかりません!
前回同様、アメリカン航空でダラス経由でメキシコまで。
メキシコ行きの機内で、乱気流のため外していた眼鏡が
どこかに飛んで行くというプチトラブル。
メキシコ到着は同日の18時。
入国審査を経て、いつものようにメトロブスで宿へ。
着いてまずすることは、タコスを食べる事です。
宿の前のタケリアで、パストールとビステクのタコス。
嗚呼メヒコに戻って来た!という感じに身体がなっていきます。
夜は時差ボケで起きたり眠ったり。
2日目。 早朝に起きて準備。宿の朝食を食べて、早速仕入れ先に向かいます。
革命記念塔近くに、パブリックアートが設置されていました。
作者はデレディア・ヒメネスさん。
コロンビアの巨匠ボデロの作品を彷彿とさせる彫刻です。
1年半かけて、やっと上下線の駅が新しくなったレボルシオン駅。
構内の時計の時刻も合っています! スバラシイ!
水曜日の朝に向かう先は、イスタパラパ市のアカティトラのティアンギス。
当店の買い付けには欠かせない場所です。
早速、BIMBOパンのノベルティのパラソルを大量発見!
新品のデッドストックです。
ゴミばかりではなく、新品のもの結構売っています。
昼食はスープ屋台で。
初めて食べる「ミガス」と言うスープ。
豚のゲンコツ部の骨つき肉を煮込んでありました。
美味しかったですが、食べるのに苦労しました,,,,,
曇り空ですが、暑くて乾燥してるので喉がカラカラ。
に加えガラクタの粉塵で水分補給のため、普段飲まない炭酸飲料を買ってしまいました。
店番の子供(推定6,7歳)から5ペソの灰皿を6個買ったのですが、
「30ペシート!」と即答。もう掛け算ができる天才少年でした!
相変わらず、面白すぎるマーケット。
初日から順調な買い付けができました。
この地域で有名な”Foro Oriente”にトイレを借りにいきました。
美術学校と文化施設を兼ねています。
中は涼しくてWiFiフリー。
しばし休憩。
この地域イスタパラパで、50年前くらいに
リナレスさんという張り子作家さんが生み出した「アレブリヘス」
紙でできた、大きな怪物たちの製作技術をこの施設では引き継いでいます。

ペセロとメトロブスを乗り継ぎ、帰りにソノラ市場に寄りました。
セマナサンタの時期10日間だけ並ぶ、張り子人形=フダスの屋台。
カトリックの儀式の復活祭(セマナサンタ)で、キリストが処刑された三日後、
復活した日曜日に、裏切り者「ユダ=フダス」として燃やされる為だけに製作されます。
ディアブロ=悪魔と娼婦が多いですが、キャラはなんでもよいみたい。
燃やされるためにわざわざ、製作されるこれらの張り子人形に、
メキシコの民芸品の意味、というかその[価値]を常々考えています。
また別の機会に述べたいと思いますが、
利根山光人さんが著書「メキシコの民芸」で紹介されたような、
張り子のガイコツセットは現在でも作られていました。


なかなか充実した初日。
夜はやっぱりタコスで締めました。
豚のいろいろな部位を煮込んだカルニータス。
宿の周辺は、夜中まで開いてる屋台が多くて便利です。
今日、朝のニュースでプリンスが亡くなったことを知りました。
プリンスも好きな曲がたくさんありますが、
個人的は彼のプロデュースしたthe timeが大好きでした。
偉大な才能は本当に古くならないですね。
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