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メキシコ買い付けジャーナル’18 【4/3 オアハカ コヨテペック】

朝8時半起床。

もう少し眠りたかったかも….

 

ガブリエラが朝食を用意してくれました。果物は嬉しい。

トラパソラの食器バロ・ロホはカケていても可愛らしいです。

 

少し話し込んでしまい出発遅れ。

 

本日も久しぶりの村、サン・バルトロ・コヨテペックに向かいます。

 

幹線道路沿いにカラフルなアカプルコチェアが売られています。

 

1時間ほどで到着。

馬鹿でかいドニャ・ロサ工房の看板

 

 

午前中は村に全く人が歩いていません。

黒陶器=バロネグロで有名な村。

☞バロネグロは過去のブログを参考に!

 

 

今回は、卸先へのオーダー分もたくさんあるので、

開いてる工房を片っぱしから回ります。

 

以前は見かけなかった花の絵柄の壺。

光沢を出すニスが塗られています。

またコーヒー色のシックな花瓶も。スリットはこの村特有のスタイルですが…..

 

 

昔々から作られている天使のベルやキャンドルホルダー。

型を抜いたチープな造形ですが、そこがまた愛らしい部分でもあります。

ストックたくさん発見しました!

 

 

 

ウチワサボテンもフニャるほどの日差し。

 

民芸品市場に永遠と置かれている、結婚式用の山車。

 

 

なんとかかんとか買い付けして、カートを引きつつ道向かいへ。

午後になり開いたメスカル屋さん。

 

お気に入り職人のメスカルが買えます。

 

試飲しつつプライスチェック。

 

メスカルも鮮度が重要。

 

 

重い荷物(割れ物ばかり)を引きずり、オアハカのセントロへ戻ります。

 

一旦、荷物を置き、休む間なく中心街へ。

 

世界遺産の街オアハカにジャパニメーション壁画…..

 

 

寂れた定食屋でランチ。

 

エンチラーダ・モレを注文。味はまぁまぁでした。ドリンクついて40ペソ。

 

 

アバストス市場近くに新しいバスターミナル建設中??

高度すぎる歩道橋。怖くて渡れない……

 

 

道端で描いた絵を売る子供達。これはアリだな。

しょうもないお土産品を売るより、自らの作品を売るのはいいと思います。

 

昨日に引き続きベニートファレス市場へ。

凝った造りの革製のワラチェ(草履)

レザーはやはりレオンやグアダラハラの中部地域のほうが安いですね。

 

昨年から日本でも大人気のプラスチック製カゴバッグ。

 

この乾物屋”ALMITA”も以前はエナメルレザーのノベルティバッグが名物でしたが、

今やメルカドバッグ専門店になってしまいました。

 

 

メルカドバッグはコチラをチェック!

 

 

そしてオアハカの各村から民芸品を集めて販売している

共済組合的なショップモール“la casa de artesanias”へ。

 

 

昨日行ったアツォンパのルイスブランコ師匠が店番している日だということで

会いに行きました。

 

 

するとレジのすぐ上に展示されていたのが、竹の鳥かご!!

 

今回の買い付けでイダルゴ州のイスミキルパンまで探しに行ったこの鳥かごが、

オアハカで作られていたとは………嗚呼知らなんだ〜

☞その時の買い付けジャーナル

 

 

サンタ・クルス・パパルトラというコヨテペックの近くにある村で作られてそう。

次回の買い付けテーマになりました。

 

 

これを四つ仕入れたらかなり大荷物になり、また巡回バスで宿へ戻ります。

 

泊めてもらってるガビちゃん宅にあったこの飛行機も

たぶんパパルトラ製でしょう。

 

 

そして荷物を整理していると、民芸品店テレシータのビクトルから電話があり

やっとオープンしたとのこと。

もう夕方やんか。

 

再度セントロへ向かう途中にあったギャラリー。

コンスティシオン通りですが以前は無かった気がします。

オアハカを代表する2大作家タマヨとトレドの展覧会というのもゴイゴイスー(byダイアン)。

 

富裕層向け

販売用エディシオン(版画)の展示です。

 

 

現役なのでフランシスコ・トレドさんの作品が多め。

 

クソ暑い中クーラーが効いてて心地よい空間でした。

 

 

サントドミンゴ寺院内の植物園も人気スポット。

入り口から見えたアガベたち。まだ小さいですね。

 

 

レフォルマ通りを曲がり、行きつけのメスカレリアでメスカルとお土産Tシャツ購入。

 

すると通りの奥でオアハカ中の地域から集まった民芸品フェアが開催されていました。

(ちょくちょくやってます)

賑わってます。

ミチョアカンやハリスコといった他の州も民芸品作りが盛んですが、

今はオアハカ州にかなう地域はないでしょう。

 

 

そしてテレシータへ。

なんと!トンボラのための絵が用意されていました。

以前からオアハカの絵師ボノラさんにオリジナルの絵を描いて欲しいと

頼んではいたのですが……

 

いっぺんに3点も。しかも鍋やフライパンに描かれているので、ショップカード作るための

スキャンができない!

 

仕方なく頂きました(もちろん有料)

 

 

オアハカでの任務を終え日も暮れてフラフラ。

ビールを買おうと入ったミスセラニア=雑多な売店みたいなもん?

 

 

 

この店はショックでした……

オアハカに30回以上来てますが、なぜ気づかなかった???今まで。

 

古い民芸品の宝庫やないか〜い!!!!!

 

 

 

本当は写真はダメなんですが、こそっと撮影。

もちろん仕入れもさせていただきました。

 

古いフォークアートはこちらから〜

 

 

メスカルで酔っ払ってるオーナーさんとも意気投合。

えらい店がえらい場所にあったもんです。

 

 

 

宿に戻り、メキシコシティへ帰る準備。

暗くてぶれてますが、泊めてくれた画家のガブリエラと同居人のデニッセ。

 

夕食もパスタをご馳走してくれました。

 

 

小雨降る中タクシーでバス乗り場へ。

 

11時発の教職員バスでDFに戻ります。

 

 

 

 

 

暑い日はモレの味が恋しくなります。