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2016年あけましておめでとうございます。

もう関西ではえべっさんが始まりましたが、

なんとか、予定より2日遅れで 1/6にトンボラは、

元の場所にて雑貨民芸品店として再出発いたしました。

 

お正月返上で頑張った甲斐があり、狭いながらも素敵な空間になったと思います。

 

 

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外観はさほど変わりませんが………アカプルコチェアを並べております。

(外をふんだんに使ってますが、まだ怒られた事はありません!)

 

壁にリンゴ箱を積んで

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大きいアイテムは上段へ。

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正面の壁はミラグロぎっしり。

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上の棚には一際大きなディアブロのウッドマスク。年代物です!

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グアダルーペのフレームライトも点灯しております。女性用の刺繍ウイピルも充実。

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回転ライトは春に再入荷予定!

 

商品が陳列されていますが、テーブル席もあります!

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カウンターも5席ありますので、種類は少なくなりましたが

店内でタコス食べれますよ〜。もちろんテイクアウトもOKす。

 

 

 

なかなか売れない(笑)ウィチョールとアクセサリーは隅っこへ。

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カウンターの上にはブリキのコラソン。

左は珍しい死者の日の祭壇が縫われたオトミ刺繍。

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奉納画エクスボトも飾りました。

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プロダクトメーカーのアイテムやCDコーナーは入り口に。

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日本全国のメキシコ料理店から注文殺到!

のメキシコ日用品ノベルティコーナー。生地やオイルクロスも充実してます。

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これからはトンボラはメキシコ雑貨店ではなく、

【メキシコ専門店】と名乗ろうと思っています。

 

お客様からご指摘いただいたのですが、本場のタコスを食べれてセルベッサやメスカル

も呑めて、マニアックな雑貨や民芸品も買えるお店はないそうです。(当たり前か笑)

 

メキシコが好きな方はそれぞれの思い入れや愛があるでしょう。

おのおの素敵な思い出ができる楽しい国です。

 

しかし本当に面白いのは、首都メキシコシティが

世界一のカオスだといわれるように、この国がもつ「文化の振り幅」だと考えています。

 

 

世界遺産にも登録されたメキシコ料理。

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世界で最も古い組織のあるルチャリブレ&ボクシング。

野球にフットボール、闘牛も盛んです。

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発祥のコロンビアよりも人気のクンビアのリズム。

野外ダンスのソニデロは毎週末。

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キューバから影響を受けたソン・ハローチョ。

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大衆的なイメージのマリアッチ。

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もちろん世界と同様、ヒップホップとエレクトロニカも流行です。

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スカも変わらず大人気、パチューコやカスタムカルチャーなど

古い文化への造詣も深い

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ピラミッドもあれば高層ビルもある。

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バラガンやキャンデラのようなモダンな建築デザイン。

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セノーテの泉や美しい海。

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過剰なカトリック信仰やカルト信仰。

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チャロ(カウボーイ)もいれば、マヤやウイチョールの先住民もいる。

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ペヨーテやキノコを使ったシャーマンの儀式。

 

残忍な麻薬カルテルや、政治は腐敗しているが人情のあるアミーゴたち。

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そんな国民のほとんどがUFOを見た事があり、

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何が起こってもおかしくないと口を揃えていう国。

 

とまだまだ言葉は足りないですが、

平成28年は初心に返り改めて、メヒコの魅力を皆様にお伝えできるよう精進いたします。

 

 

最後に、

タイガーマスク世代の店主は「エルトレオ・デ・ロスクアトロ・カミノス」

で試合する金曜8時の「ワールドプロレスリング」を見て

小学生から刷り込まれていたと思いますが、

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ルチャ以外ではたぶん中学3年生で読売テレビのシネマダイスキで見た、
映画「パリ、テキサス」の影響がメキシコとの決定的な出会いだと記憶しています。

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今でも一番好きな映画。

 

その昔、メキシコ領土だったテキサスの風景。

ライ・クーダーが奏でる音、そしてこの曲でメキシコへの憧景は決定的になりました。

 

後にオアハカ地方の伝統的な曲だと知りますが、

映画を見て即、近所なんばCITYの新星堂に探しに行きました。

 

が、サントラ盤はなく、貸しレコード屋(CDへの移行期)で発見!
という記憶があります。

 

 

そして映画に出演していたのが、ジョンルーリー。

彼の先鋭的ジャズユニット、「ラウンジリザーズ」

こちらも世界一好きな奇跡的なバンドでした。

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道頓堀にあったキリンプラザに来日公演を観にいきましたが、
なんと!
日本のT-SQUEREの前座でした!

 

 

そしてたジョン・ルーリーが出ているということで、

見に行った映画が「ダウン・バイ・ロウ」であり、
偶然観たのが「パリ、テキサス」でした。

 

1987年の出来事です。

後もジョンルーリーが出演、手がけたジム・ジャームッシュの映画

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「ストレンジャー・ザン・パラダイス」のサントラに収録された

【アルバート・アイラーの復活】という曲がフリージャズとの出会いだっと思います。

 

 

このように80年代後半を同世代の皆様と同様に?

自らのカルチャーが衝撃的に連鎖反応して、思春期を過ごしていくわけです。

 

しかし

最終的にメキシコに行き着くのに、そう長くはかからなかったですね,,,,

このWEBサイトで新しく、店主の友人たちのメキシコ体験のインタビューコーナーを
作ろうと考えていますので、また整いましたらお伝えいたしますね。

 

 

長々と脱線しましたが、

息子を持った自分が今またこの映像と曲を聴くと、違う感慨があります。

主人公のトラビスが唄う”Cansion Mixteca”

落涙。