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感謝御礼!と買い付け出張のお知らせ

集中的に暑かった!
お盆休みに遠方から、
また帰省のついでに立ち寄って下さった
たくさんの方々ありがとうございました!

そして
先週末の3daysセールに、お買い上げいただいた多くの方々、
特にリピーターのお客様には本当に感謝いたします!!

 

そのお盆やセールの間、
東京から来られたお客様や
昔からの知人から聞かれたことがあります。

それは
「なぜこんなに雑貨の値段が安いのん??』
というクエスチョンでした。
店主は
来週からまた3週間買い付けに参ります。
今回は行ったことのある場所ばかりなのですが、
なかなかハードな旅になりそうです、、、。

 

以前撮った旅の写真を見返す機会があったので、
今回のルートに沿って、
その雑貨の安さの謎を解き明かす、
買い付けの旅のご紹介をいたします!!
今回、
予定ではメヒコに着いてすぐに明日グアテマラに行きます。

首都グアテマラシティは昼でも銃声が聞こえて
デンジャーすぎるのですぐ田舎町に移動します。

画像はアンティグアという雰囲気のいい街(画像は市場)ですが、
今回はすっ飛ばすつもりです。

ここは民芸品よりも、
アメリカからの質のいい古着、しかも安いマーケットがあるので
日本の古着屋さんも行かれたら面白いとおもいますよ!
グアテマラの移動はこのカミオネッタ(通称チキンバス)です。
乗り心地は最悪です!

そして2年前と同じく
またまた湖畔の街パナハッチェルを拠点に
買い付けるつもりです。

 

大人気の

マヤの素晴らしい刺繍のウイピル

木彫りのサイケなマスク(お面)
が主要な民芸品。

湖と火山の景色を眺めて

アトティランという村に行くと、、、

サン・シモンという訳の分からない神様が奉られています。
ボリビアやペルーの煙草を吸うエケコ人形のルーツとも言われています。
たぶん今回は行きません!

やっぱり外せないのが

チチカステナンゴの大きな市(マーケット)!
写真はポポルヴー(マヤ暦の書かれた教典)が発見された教会の前です。

このマーケットにはチリやアルゼンチンなどから
南米中の雑貨バイヤーが仕入れに来ております。

そしてパナハッチェルにはバックパッカーの間で
有名なカフェを営むマイクさん親子がいます。
昨年日本に来ました!

娘が可愛すぎます(もう一人いる)
アメリカ人ですが、、。

 

そこから10時間のバス旅で
国境を越えてメキシコに入ります。
通貨も違う、レートも違う
イミングレーションでは待ちぼうけ、

という三重苦が待っています!

そこを乗り越え
メヒコに入りチアパス州
サンクリストバル・デ・ラス・カサス
という街に入ります。

 
ここではアニマリート、そしてサパティスタのアイテムを
仕入れます。

以前、仲良い職人のおばさまが
アニマリートに[TOMBOLA]と縫ってくれました
(わかりにくくて、すみません)

 
そういえば
最近、首都メキシコシティの観光客向けお土産市場のアニマリートのお店で
ミッキーマウスやバニーなどのキャラクターを
模したアニマリートが作られ売られていますが、
売れるからといって大量に注文して
雑な物を作らせる、日本のメキシコ雑貨店は
本当に恥を知った方がいいと思います。
(注文を受けたその店のアニマリート職人に罪はない)
生産地チアパスで作られているアニマリートは
ほとんどそういうキャラクター模造品はありません。
(2軒ほど作ってるとこありますが、、、増えてたらどうしよ、、、。)

 

サンクリストバルにはメヒコ国内でも
紙のリサイクルアートで有名な、
レニャテーロス工房もこの街にあります!
紙版画は民芸品ではなく、アートとして素晴らしいです。

 

日曜マーケットはサンファンチャムラ(教会はすごいです)

 

 

シナカンタン村の手織り工房(記念写真ですが逆光でわかりません。すみません。)

素晴らしい民芸品の宝庫です。

 

そしてバスで12時間かけて
美しいサポテコの街オアハカに行きます。
ここは友人がたくさんいて楽しいです。

 

有名なアギラールさんの素焼き人形工房

 

木彫りの動物、アレブリヘスの産地!(画像はいつかの死者の日のモニュメント)

 

当店で販売してるルチャやフリーダのTシャツを作ってる
プリント作家のノエも
今年からオアハカに住んでいるようです!
(写真は昨年のチョポ)

と気づけば長くなったので
続きはまた明後日。

 

あと買い付け中のお店の開店日時などは
改めてお知らせいたします。

 

このように店主は
生産地に行って直接、職人さんや卸店舗などから
買い付けております。
(=移動がめちゃくちゃハードです)

しかも現地でタクシーはほぼ使いません。
地下鉄、ローカルなバス、時にはヒッチハイク、
そして徒歩です。

買い付けをバイヤーに頼む場合も稀にありますが
皆メキシコ人の友人です。
メキシコ在住の日本人ではありません。

そして重要なのが、、、
日本からメキシコへの直行便ではなく
アメリカやカナダ経由の飛行機の便で
いつも往復しております。
もちろん時間も長くかかります。
アメリカでの
トランジットや税関はめちゃくちゃ大変です。

しかしなぜそうするかというと
直行便より経由便では
6万円も!
安いからであります。
メヒコに旅する方で
お時間あるのなら経由便で行ったほうがいいですよ!

しかも!
現在のレートでは
買い付けた民芸品は、
送るより持って帰るほうが安いので、
可能な重量だけ
追加料金を払って持って帰ってきます!
(当然、送りもするんですが)

毎回200キロ近い荷物を
空港這いずりまわって(ひとりで!)
持って帰ってきます。

このように
飛行機代金や運賃、送料、
そして仕入れの原価で
それぞれの雑貨の価格を決めています。

それは楽しないで苦労してまでも
販売価格を抑えて、
皆様に手に取っていただきたいからです。

他店でも
モノによっては
当店より安い雑貨もあるかもしれません。

が、
トンボラは中南米全体の
文化や伝統を大事にして
そしてお求めやすい値段で、
お店を続けていきたいと思っております。

 

これからもよろしくお願いいたします!
自分の旅のテーマ曲です。