ミラグロ・エスペシャルのお知らせ
もう10日も経ちましたが、新年あけましておめでとうございます。
今年も平日の臨時休業がちらほらとあると思いますが、
店舗、ウェブショップともによろしくお願いいたします。
久々にたくさんミラグロのオーナメントが入荷いたしました。
明日1/12よりショップのほうで集中的に販売いたします。
オンラインショップには20日以降に更新していきます。
大きいものは10,000円を超えますが、
今回はサイズと価格が手頃なタイプを揃えました。
このようなコラソンやクロスのオーナメントは
現在サンミゲル・デ・アジェンデでたくさん生産されていますが、
こちらは、以前から取引のあるミチョアカン州パツクアロの工房に
オーダーしたものです。
以前のブログでご紹介したそのミラグロ工房”El Santurio”に
バイヤーに引き取りに行ってもらいました。
しかし死者の日シーズンで宿の予約が取れなかったようで、
相談をうけたところ、快く自宅に泊めてくれたオーナーのガルニカ夫妻。
ミラグロ=奇跡のパーツについても
以前ブログでご紹介いたしました。
このような具象のパーツを神にお供えするという儀式は
古代ギリシャから始まったのだとか(紀元前)
地中海一帯にキリスト教が広まると
教会に民はその願いや思いを託すことになります。
ミラグロのチャームを教会に打ち付ける習慣は、
スペイン人によってアメリカ大陸にもたらされ
カトリックの布教とともに、土着信仰と相まって広がっていきました。

皮肉にも近代化したイタリアやスペインでは、現在は完全に廃れた風習ですが、
メキシコ、ペルー、そしてネイティヴアメリカンが多く居留するアメリカ中西部にだけ
残存しています。

願いが叶った後に再び教会に捧げる、エクスボト=ブリキの奉納画の
習慣もそれらの土地にしか残っていません。
インディオ(先住民)の持っていた神に生贄を捧げる儀式とも
合わさって臓器や心臓のミラグロがメキシコではたくさん作られるようになったとか。
新年の願掛けインテリアとして、人気のミラグロオーナメント。
ショップやサイトなどでチェックしてみてください!

年の初めにNHKで放送された、坂本龍一教授のドキュメント映画。
偶然見ていたのですが、クリップされていたYMOのライブが最も印象的でした。
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