メキシコ買い付けジャーナル 12日目【チャルマ 4/10】

今日は忙しい日。

特に買い付けではないが、以前から行きたかった初めての場所へ。

早起きして、あまり利用する事の少ない西のバスターミナルへ向かいます。

チャルマ行きは２等バスしかなく、安かったが、意外に遠く２時間かかりました。

11時くらいに到着。

山間の村落と行った感じです。

上を見上げると、十字架が。  墓地でしょうか？　険しすぎる！

バス乗り場から続く市場。

セマナサンタが終わった平日なのに、人が多い！

かなりの賑わい。

本当は青空市場なのが、ずっと続くブルーシートがアーケード代わりになってます。

そして着いたのがこの教会。

この地はグアダルーペのラビジャや、グアダラハラのサポパンと並ぶ

カトリックの巡礼地だそうで、「セニョール・デ・チャルマ」と呼ばれる

黒いキリストが祀られてるそうです。

その話を聞いて来たのですが！

教会の中に祀られていたのはノーマルなイエス像……

大掛かりなミサの最中でした。

ミラグロを打ち付ける壁の上には、小さなイエス様

皆さんじっと眺めてるので、理由を尋ねたら、

ウソかマコトか髪がずっと伸び続けてるキリスト像なんだとか。

確かにかなりのロン毛です！

後で知ったのですが、入り口横のこちらの聖水コーナーで、水浴びをして

踊りながら（？）教会に入ると、奇跡が起こるらしい。

日本の神社の手水どころではなく、周りはベチャベチャになってます。

そして教会の裏に素晴らしい場所を発見しました。

「エクスボト」と呼ばれる、教会に祀ってもらう絵を奉納する場所。

こんなにまとまったのは見た事無かったです。

この絵を描く専門の画家さんもいるそうで、リアルなものからユニークなものまで

画風も様々。

自分の願いが叶った事、奇跡が起こったことを絵と文にして、神に感謝の意を伝えるそうです。

そして裏手から、高台にある教会の下を見ると、小さな渓谷が。

巡礼の後は皆さん、この川で泳ぐらしい。

確かにこの日は暑かったです。

聖水として川の水を、皆さんポリタンクに入れて持ち帰ってました。

セマナサンタの間は人でごった返すというメキシコ州のチャルマ村

面白いところでした。

急ぎ足で次の目的の村へ向かいます。

（つづく）