メキシコ買い付けジャーナル 12日目【マリナルコ 4/10】
- 2015.07.22
- メキシコ
前回からのつづき
午後1時くらいに、チャルマ村からコレクティーボ(乗り合いバスというかバン)で30分。
メキシコ州の南に位置するマリナルコという村に来ました。
モレーロスとの州境です。
ツーリスト・インフォメーションで村の地図をもらい、
まずは昼食。
郷土料理を食べたいが、屋台か定食屋しかない。
狭い村の中心を一周して発見したレストランで食事。
ヒカラ(ひょうたん)がたくさん飾られたクラシックな入り口
ヒカラを半分に割って、メスカルを呑むのが伝統的。
パティオ(中庭)があり落ち着く雰囲気。
マリナルコではニジマス料理とカエル、そしてウーパールーパーの料理があると
聞いたので、かなり興味があったのです。
しかしカエルとウーパールーパーはメニューになく、
「トゥルチャ」と呼ばれるニジマスのソテーを注文。
そしてメスカル!
といきたかったが、この後、運動(?)するのがわかっていたので、
断念してクラマチェラ(クラマト+ビール)
店員さんのオススメのガーリックソテーにしてもらったニジマス。
メヒコで魚介類を食べる事はかなり少ないので、噛み締めて味わいました。
正直、魚の味はあまりなく、妙に甘辛いソースの味が後をひく感じ。
午後3時前、お客は自分一人。かなりゆったりした食事の時間を過ごしました。
まずは村の中心にある「旧アグスティン会修道院」へ。
16世紀に建設されたクラシックな内装。
まるでヨーロッパの雰囲気のようです。(あまり知らないのでイメージで)
小さな礼拝堂では、女性と老婆が祈りを捧げていました。
見所はパティオに面した回廊のフレスコ画。
モノトーンで描かれた470年前の壁画。
16世紀の元の状態は知る由もありませんが、流れた歳月が渋みを増してるような気がします。
建てた当時の修道院の偉い人か、お金を出したパトロンのセンスが良かったんでしょうね。
教会の前は草が茂った広場。ムイトランキーロです!
セマナサンタで使われたであろう、ブーゲンビリアの残骸がありました。
そして日も陰ってきたので、急いで村の西へ向かいます。
オレンジとターコイズというあまり見ない配色の建物。
気づけば石畳の上を歩いていました。
閉まっていましたが、可愛い教会もありました。トウモロコシが自生してて凄いな〜
そして村の外れにあるアステカ時代の遺跡にやってきました。
学生証を駆使して、もちろん無料です。
予想してましたがちょっとしたトレッキング。
アステカの遺跡はほぼ山の上にあるので。
ウチワサボテンも生えまくってます。
おお! この日一番ビックリしたこと。
最近凝ってるチランジア(エアプランツ)は、勝手に岩場の石から生えると
思いこんでいました。
が、普通に木の枝の先に生ってました!
はぁぁ知らなかった…..
高山植物があるくらいの標高までは来ています。
なんとか辿り着きました。
石で重ねて作ったのではなく、メヒコ唯一の岩山を切り出して
できた遺跡だとか。
規模は小さいですが、なんでもアステカの戦士の訓練場だったそうです。
やぐらの脇には
首の無いジャガー像
奥はアギラ(鷲)の像。
中は……何でしょう? 亀?
これ一枚岩から出来てるとは、信じられないっす!
多分にもれず、そのへんの人に撮影してもらい記念写真。
水路に入るよね、無邪気な子供なら。
買い付けばかりで、あまり遺跡には来れないのですが、
こおいう場所に来るのは、仕事にも関連するのでやっぱり必要ですね。
降りる道にハイビスカス。
バス乗り場に戻る途中、いい感じのレストラン発見。
この絵から推測すると、絶対ウサギを食べれますね。あとメスカルも。
この季節、外にいるメキシコ人はほとんどの人がアイスを食べてます。(これホント)
警官ももちろん食べてます。
白い爽やかなアカプルコチェアもいいなぁ。
と堪能したマリナルコ村ですが、
この日はまだ続きます! 長い一日。
(つづく)
暑いです。好きです、ミニスカート。
エキゾな季節になりました。
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