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メキシコ買い付けジャーナル’17 【11/17 クエルナバカ】

朝起きて朝食とシャワーを済ませ、チェックアウト。

 

10時出発。

メトロでタスケーニャまで行き、南バスターミナルから

クエルナバカへ。

 

バスに乗ろうとしたら、女性何人かとバス会社の係員がもめていました。

見るからに荷物の量が問題のようです。

これだけの荷物をターミナルまで運んだだけでも感心しますが……

 

 

11時出発。 ターミナルを出るとき、トラブル女性たちの品々が道すがら置かれていました。

結局乗らなかった(乗せてもらえなかった?)ようです。

 

 

かなりの高度の道を走り1時間半。

 

モレーロス州クエルナバカに到着。

この町は近いので年に1度は来ている気がします。

 

 

バスターミナルからほど近い、ロバート・ブラディ博物館へ初見参。

(tumblrに画像をまとめました)

https://nambaman.tumblr.com/post/172952137488/museo-robert-brady-en-cuernavaca-morelos-17-de

クエルナバカに住み着いたアメリカ人のブラディさんが集めた民芸品と

お住まいを死後、博物館にして公開しています。

 

緑の多いパテオ(庭園)とタイルの装飾が素敵な

落ち着く空間。

 

所狭しと蒐集されたフォークーアートが並んでいます。

よく見ると、メキシコのものの中にアフリカの仮面や、

オリエンタルなオブジェも混在。

誰がどう見ても素敵な空間なんで、クエルナバカにいくことがあれば

muyオススメいたしますヨ。

 

 

この街に住む友人からの連絡を待つため、wifiのある博物館の道向かいの食堂でランチ。

店も高台にあり、眺めの良い景色。

 

コミダコリーダ(定食)のチュレッタ=ロースハムです。

 

食事を終え、とりあえず中心街まで歩きました。

小学生の下校時間に当たってしまい、道はほぼ封鎖され…..

 

 

子供目当ての屋台とでごった返し。

 

路上の青空屋台。ゲレーロの焼き物があったので、価格を聞きたかったが

まったく店主が戻ってこない……

 

 

9月の大地震で震源地からそう遠くないクエルナバカでは

震災の爪痕はかなり見受けられました。

 

 

そして今回この街に来た 目的であるフェーダーズのガラス工房を目指します。

 

調べた住所を頼りに探索しますが、見つからず……

道行人に訪ねたところ、地域が全く異なるとのこと。

 

タクシーに頼り、なんとか目指します。

 

フェーダーズというのは会社名で、60~70年代にかけてアメリカのデザイナーたちに

人気のあったガラス工房です。

 

 

メキシコシティからクエルナバカに移転したというのを知り、

はるばるやってきました。

たどり着いて、奇跡的に工房に入れてもらいました!!

 

(本人の写真撮ったつもりが撮れていなかった….)

工房のトップ、フェリペさん対応してくれて、お話を伺いました。

FBから拝借

 

まとめますと…..

 

(1)ドイツ移民メキシコ人、

フェリペ・デルフンルンゲルが62年にメキシコシティでガラス工房を開く。

(2)彼が製作したグラスやランプがアメリカで流行。

「メキシコの民芸」でも紹介されています。

(3)80年代後半工房はクエルナバカに移転

(4)2014年初代フェリペ没

(5)2016年ケレタロ州ベルナルに工房を移転する。

 

この年表の通り移転したのを知らず、まんまと工房にきてしまった私に

なす術はないのですが、たまたま帰ってきていたという

フェリペJrさんが偶然いたのは幸運でした。

この場所にはお母さんが住んでいるそうです。いわゆる実家ですね。

 

このようなモザイクライトもこの工房が最初に作り出したそう。

今は中国製ですが、世界中で作られてる気がします。

 

そして60年代アメリカで流行ったらしいケージドグラスのストックがないか聞きました。

 

さすがに「古いものはもうないし、工房にもないよ」という返答。

せっかく来たのに落胆しかけた時、

「でも同じようなグラスは作れるよ」

というお言葉!!

 

携帯の電話番号とメールアドレスを聞き、グラスは来年から製作してもらうことに。

はるばるやって来た甲斐があったというもの。

 

律儀に車で、クエルナバカのバス乗り場まで送って行ってくれました。

車内から見えた大きなKumonの看板。

今年からよくメキシコ国内で見かけます。

 

 

クエルナバカの友人とは結局連絡が取れず、仕方なく次の目的地へ。

午後4時半の2等バスで州境の街クアウトラまで。

途中、オアステペックという街に停車。

トイレが車内にないので、この停車時間は貴重です。

 

 

もうちょっと早く着くかと思ってましたが、2時かかりクアウトラ到着。

辺りは暗いです。

 

ここでバスを乗り換えプエブラ州のイスカールを目指します。

30分待ち時間があったので、車内で飲み食いするビールとタコスを買いました。

持ち帰りでも、付け合せの野菜やサルサはちゃんとつけてくれます。

 

 

車内で食べた夕食のタコス(ほぼ毎日…..好きだからいいのですが)

カンペチャーノとスアデロのタコス。

ノパル(サボテン)やセボージャ(玉ねぎ)が嬉しい。ライムがでかい!

 

で、又もうちょい早く着くかと思っていましたが、

2時間かかり夜9時にイスカール・デ・マタモロスに到着。

 

 

 

まずはホテル探し。連休前なので1軒目は満室。

2軒目で明日の客のチェックイン時間11時までという条件で

宿泊できました。

宿の受付にもツリーオブライフ。

大きいベッドでよく眠れそう。

 

 

コンビニに行く際に、見受けられた地震の被害。

 

この街から50km南が震源地だったので、かなり被害があったみたい。

 

 

今でもだいたいがブラウン管

夜はテレビでルチャの番組をみて就寝。