メキシコ買い付けジャーナル’18 【3/23 レチューガコレクション】

3/22

午前11時自宅を出発して伊丹空港までバス。

今回もANAを利用。

いい時間帯に出発できるのが楽です。

チェックが必要な場合、荷物が違うレーンに流れて検査官が待ってるという仕組みでした。

成田空港の売店で巻き寿司とビールの昼食を済ませ

4時40分のフライト。

いつものようにあまり眠れずに13時間。

映画「シェイプ・オブ・ウォーター」を鑑賞。

時代設定が60年代とは思わず、音楽やセットなど細部まで監督の

こだわりがあったよい映画でした。

時間は戻り

午後2時前ベニートファレス空港到着。

珍しくバッグのチェックを指示されましたが、特にトラブルもなく安心。

今回は行きから荷物がパンパンで(梱包材詰めすぎ)一人で運ぶのが困難。

久しぶりに空港からタクシーに乗りました。

やっぱり失敗だったかなという渋滞具合…….

「メイソウ」という大きな雑貨店?の看板。デザインはユニクロのパクリです。

from japanて書いてありますが、絶対中国資本でしょう!

イダルゴ駅前。バス乗り場があるのにびっくり。

なんと!レフォルマ大通りにメトロブスが開通したみたいです。

1時間ほどかかり定宿であるペンションアミーゴに到着。

荷物を整理したり、携帯電話のチャージに行ったり、ビール買いに行ったりと

初日は雑用。

宿に置いてある衣類をラバンデリアへ持っていく。

1kg25ペソ。安いと思いがちですが、まとめて持ってたらすぐ3kgくらいになるので

それ相応の値段でしょう。

宿の向かいの屋台へ。 また新しい屋台ができていました。トラスカラのお祭りパン??

安定のカンペチャーノやスアデロのタコス。

眠気が来て午後8時に寝てしましました。


3/23

朝7時起床。よく眠ったはずですが、もっと寝たい…..

シャワーと朝食を済ませ、9時半には出発。

まずは歩いてアラメダ公園のほうへ。

雨季が終わりハカランダが咲き乱れています。

建物裏の壁画。”Cuepopan”とはアステカ時代にこの辺りはそう呼ばれていたそう。

目的地のフランツ・マイヤー博物館に到着。

普段とは違い装飾されたエントランス。

ティムバートンの世界展が開催されているそうです。

映画で使われたオブジェなど

しかし目的はこれではありません。

地下に向かい、昨日電話で予約したレチューガ・コレクションの見学に来たのです。

コンデッサ地区にあった彼女の「ピンクの部屋」

ルース.D.レチューガさんはユダヤ系の移民でオーストリア生まれだそうです。

第二次大戦前にナチスの迫害から逃れるために、アメリカを経由して

親戚が住んでいたメキシコに来たそう。

彼女はUNAMの医学部に通い、医師を目指しました。

元夫であるドイツ人医師がメキシコの考古学に傾倒していたようで、

つられるように彼女も興味を持ち始めたそうです。(レチューガは夫の苗字)

1954年にメキシコの市民権を得て、医師を止め写真家に。

1974年にFONARTが設立されて、バイヤー兼ディレクターとして働き始め

本格的に民芸品収集と、それにまつわる文化人類学の研究を始めます。

その後はメキシコの民芸品展示をヨーロッパで開催したりスペインの博物館のディレクターとしても働いたそうです。

2004年に他界したあと、約1万点!のコレクションをフランツマイヤー博物館に寄贈。

そして2万点のネガフィルムを雑誌”Artes de Mexico”へ譲渡したのだとか。

民芸品は研究対象の資料となっているので、常設展示はしていません。

閲覧は金曜日の10時から予約のみという、かなりハードルが高く

今までタイミングがあいませんでしたが、やっと今回見学できることに。

研究員(詳しくなかったからただの常駐スタッフかも?)

が順に保管棚を開けてくれます。

ハンドルを回してスライドさせるシステム。

写真撮影は可能でしたが、蛍光灯な上に棚の下段は暗くて写真は粗いです。が、

またtumblrにまとめました。(結構膨大な量です)

http://nambaman.tumblr.com/post/174429626308/una-colección-de-inmigrantes-judíos-ruthdlechuga

地域別や素材別に分類され、こだわって集めたという死者の日のカラベラアートや

各地のマスクは別枠で保管されていました。

これは1cmもない根付のような彫刻。

2階に圧巻のマスクとアートの保管庫。

民族服は綺麗に畳まれて、棚に収まっていましたがキリがないのでパス。

それでも2時間見学させてもらい、本当に勉強になりました。

2階は未整理のものも多く、こんな貴重な鏡がポンと椅子の上に。

70年代以降の民芸品なので、現在でも同じような民芸品が作られていることが多く

細かな生産地や年代を知れたのもよかったです。

古いタラベラの陶器なんかも。

ちなみにフランツマイヤーとはドイツ人の大富豪で、収集した調度品を展示するための

美術館。カトリックの宗教美術や中国の青磁器なんかが中心。

レチューガコレクションからはたまにマスクや民族服の企画展示もあるみたいです。

午後になりメトロで西バスターミナル駅へ。

ここからトルーカ経由でメテペックへ向かいます。

と、長くなったのでこの日の続きは次回

もう梅雨でしょうか。


雨といえばなぜかこのCMを思い出します。

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