メキシコ買い付けジャーナル’19 【7/5 パツクアロ／憧景】
８時起床。良い睡眠目覚めスッキリ。
宿の中庭。昨夜かなり雨が降ったみたいで湿ってる。
キッチンで昨日の残飯と持参しているインスタントコーヒーの朝食。
シャワー浴びて10時ごろ出発。
まっすぐ歩くとソカロにたどり着くこの路地が好きです。
この坂道の途中にある民芸品市場へ。
11ものパテオ＝中庭があったそうで、迷路のような造り。
雰囲気のあるファサード。
時間が止まったかのような空間。
赤瓦の屋根が無国籍感を漂わしています。
古い織り機のある工房
ハイセンスなインテリアショップが並んでいます。
しかし予想以上に仕入れるものがなく、、、
“FONART”の看板が！
上がって歩いてみます。
あら!丘からいい眺め。
でも民芸品となんにも関係ないな……(FONARTは国営民芸保護団体）
ソカロへ向かいます。
キロガ公園を囲むように民芸品店が軒を連ねるエリア。
以前のブログにも書きましたが、ミチョアカン州はキロガという宣教師が
民芸品作りを教えながら、カトリックの改宗を広めた地域。
それゆえに宗教的なモチーフのフォークアートが多めです。
なだらかな坂道を登り、教会方面へ。
青空屋台が並びますが、典型的な土産品しかありません。
しかしこのアリアガ通り沿いにアンティークショップや質の良い民芸品店が数軒。
この店の店主がいつもイロイロ教えてくれます。
質の良いフォークアートショップ。
隣州グアダラハラのものも多く揃えています。
すぐコーナーにある民芸品博物館。
ここはオススメです。
今回時間なく入りませんでした。
博物館は以前のブログを参考に！
それなりに買い付けができたので、午後最初のバスで出発しようかと
考えましたが、あくせくせず、じっくり街を歩くことに。
この石畳の道と景色もお気に入り。
またキロガ広場の方に戻り、民芸品店が集まるプラザへ。
パツクアロの建物は地味だが、本当にどれも美しい。
ここも州庁舎だった建物のようで、展示物に名残があります。
この地に暮らすプレペチャ族の言語ポスター。
どこもそれぞれ特色のあるお店ですが、２階の“Ukata”が良い品揃え。
女性店主も民芸品に精通しています。
ミチョアカン州のものがバランスよく揃っています。
そして隣にある２週間前にオープンしたばかりの“Zocalo Folkart”
こちらは米国移住者のリックさんという方がオープンしたギャラリー。
ビンテージの民芸品もたくさんありましたが、お値段はebay以上…..
産地を巡るツアー会社もしているそうです。
１階の店で少し買い付け。
荷物も多くなってきたので、宿に戻ります。
途中でなにやらバザーをしていたのでチラ見。
米国移住者の方がオーガニックフードやグアテマラのウイピルを
販売していました。
ここも感じのいいパテオがありました。
聞けば、サンミゲル・デ・アジェンデから米国移住者が
パツクアロに移ってきているそう。
サンミゲルへの移住者の増加と物価高が原因だとか。
確かにミチョアカン州は危険な村もありますが、
湖の周辺は、先住民の文化が残るいい場所だと個人的に思います。
住むならパツクアロがいいなぁ。
メルカドに向かっていると、又なにやらティアンギスを発見。
周辺の村から色々売りに来る金曜のティアンギスだそう。
嬉しかったのが昨日 ツィンツンツァンで閉まっていた、
工房の陶芸品の屋台がでていたこと！
あるだけ買い付けました。
コチラから！
２時も回り小腹が減ったので屋台でランチ。
メヌード（ホルモンスープ）50ペソとタキートス30ペソ。
メルカドまで行きますが、荷物が多く通れなさそうだったので断念。
側にある年季の入ったサントゥアリオ教会
宿に戻る途中の光景。
のどかな街で、個人的にメキシコシティ以外では一番好きな場所かもしれません。
宿でパッキングしてターミナルへ向かいます。
タクシー捕まらず、乗り合いバスでなんとか到着。
モレーリア乗り換えでサンミゲル・デ・アジェンデへ向かいます。
パツクアロからも米国行きの国境越えバスが出てるのは驚き！
湖の光景を見ながら１時間ばかしでモレーリアに着くはずが
大渋滞で、夕方５時発のサンミゲル行きに間に合わず….。
この後は直通バスがなく、諦めてメキシコシティに帰ることにしました。
バスでもらえるサンドウィッチが夕食。
パコ宅に到着したのは夜１１時。
少し話して就寝。
秋に聴きたくなる曲。気だる〜。
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