メキシコ買い付けジャーナル’16 【3/25 ウルアパン】
- 2016.06.01
- メキシコ
前回からの続き パツクアロでの午後です。
昼食後、隣接しているキロガ広場のマーケットへ。
まず目に入ったのがこの色彩豊かな陶製の人形達。
ディアブロ(悪魔)をユーモアたっぷりに表現しています。
店を出していた親子は、オクミチョから毎日往復5時間以上かけて、
パツクアロに来ているのだとか。本当に恐れ入ります。
ミチョアカン州の木彫りマスクを売るお店も発見。
店主で木彫り職人のマテオさん。
親切なオッチャンで、パツクアロの民芸品のことをイロイロ教えてくれました。
木製のモダンなデザインの椅子も。これも輸入したら売れるかな〜と考えてみたり。
こちらは画家のホアキンさん。
奉納画=レタブロのように、装飾された木板に絵を描いていくスタイル。
天使のレリーフは塗りたてで乾燥中。この暑さじゃすぐ乾きそう。
予想より大きなマーケットだったので、いいモノ買い付けることができました。
楽しみにしていたキリスト受難劇の行進は、買い付けに夢中で、気づけば終わってしまったよう。
あっという間に道の砂は取り除かれていました。
そして2時が過ぎ、ローカルバスで隣町のウルアパンへ。
初めて来ますが、休日とあってこの街も賑やか。
しかし!楽しみにしていた民芸品博物館は閉まっていました、、、、、
と言う訳で時間ができたので、街を歩きます。
大きなキロガ神父の像。
ウルアパンと言えば有名なのがアボカド。
日本で売られるアボカドとライムはほぼこの地域で生産されているのだとか。
タラスコ族の名がついたホテル。
ミチョアカンの先住民はプレペチャ族ですが、スペイン占領の際に
タラスコと呼ばれるようになったそうです。
プレペチャという呼び名は現在も有効なようで、どっちが正しいのでしょう??
そして大通りの終わりにあった国立自然公園。
ここも看板には「クパチツィオ谷 国立公園」と書いてありますが、
ガイドブックには「エドアルド・ルイス国立公園」となっています。
せっかくなので、休憩も兼ねて25ペソ払って入園。
地元民が和んだり、ジョギングしたりしています。
森林浴でリフレッシュ。
プレペチャ族の女性の民族服は独特。
適度に癒されて、セントロに戻ります。
ラッキーだったのが、偶然大規模な民芸品フェアが開催されていました!
会場はかんなり広く、人も多い!
いい感じのミラグロのお店や、
オクミチョの陶人形を売るお店もいくつかあり、充実した買い付けになりました。
こんなアボカドの陶器も!
会場以外の場所でも、たくさん屋台がありました。
トンボラを始めて、なぜ今まで来なかったのだろうと、
後悔するほど民芸品が充実したミチョアカン州。
次から毎回買い付けに来たいと思います〜。

食堂街で軽い夕食を。
ケソ・アドベラのトスタダス。
アドベラはぬるぬるしたコンニャクみたいなチーズでした。
最後にギリギリ見る事のできたミチョアカン名物「老人の踊り」
足腰悪そうな老人が、突然軽快に踊りだすという伝統的なダンス。
帽子が脱げて、ミチャアカン?ものを見てしまいました!
日が暮れても、たくさんお店が開いていて活気ある街ウルアパンでした!
記念撮影スポットになっていた、民族衣装の屋台。
今回ブログで描いたミチョアカン州。
観光客があまり行かない、南中部のエリアで起こっている麻薬カルテルと自警団の
ドキュメント映画「カルテルランド」
メヒコという国の、底なし沼のような闇を映し出した、衝撃のノンフィクションです。
6月中旬まで上映しているところが多いようなので、機会があればぜひ見てみてください!
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