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メキシコ買い付けジャーナル’16 【3/26 グアナファト】

午後10時15分ウルアパンからイラプアト行きのバス。

いい具合に爆睡していたのだが、午前2時に到着。

 

椅子で眠ろうと思ったが、バス会社プレミアプラスの待合室には

充電コーナーとフリーWiFiがあったので、ここぞとばかりに日本への業務連絡メール。

 

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午前6時のグアナファト行きのバスに乗り、あっという間の1時間半で到着。

 

記憶が正しければ2007年に来て以来の街グアナファト。

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ターミナルから巡回バスでセントロへ。 朝日が眩しい。

 

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街の中心にあるサンタ・マリア大聖堂。

朝8時で開いてるのは教会くらいなので、内部見学。

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セマナサンタ仕様になっています。

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ミラグロではなく、人の写真がたくさん貼ってあります。

きっと行方不明になった人々が見つかるように、祈願されているのでしょう。

 

聖堂の前に有名なグアナファト大学があります。

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朝なので人も少なく。 映画「レジェンド・オブ・メキシコ」のロケ地で有名になりました。

 

この階段を上り、グアナファトの町並みを見ます。曇天でもカラフル。

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9時になり、大学の目の前のレストランがオープンしたので朝食を。

 

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メヒコ定番のスクランブル(になっていない)ベーコンエッグと100%ジュースに珈琲。

トルティージャ3枚にパンも完食して、腹パンパン。

 

ツーリストインフォメーションで地図をもらい、街を歩きます。

ファレス劇場。立派です。

 

しかしさすがに10年近く来ていないと、ほとんど記憶が残っていません….

泊まったホテルの場所さえ憶えていない。

 

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世界遺産の街なので、景観は保たれゴミもなく綺麗。

 

まず目的の一つ、プエブロ博物館へ。

 

こちらは16~17世紀の宗教美術がたくさん。

 

のっけからエッケ・ホモの絵画です。(左)        宇宙的な最後の晩餐(右)

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ピエロみたいなグアダルーペが可愛い。       右はどなたかわからない聖人の絵。

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古い十字架も魅力的。

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家族の肖像を描いたレタブロ。

 

そして、この博物館にはかなり古いエクスボト(ブリキの奉納画)が展示されています。

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19世紀の作品。

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エクスボトに興味をもつキッカケは昨年訪れた、

巡礼地チャルマの教会でたくさん見た事がキッカケです。☞過去ブログ

またメキシコシティのグアダルーペ寺院内の博物館にも、

たくさん展示されています。☞過去ブログ

 

 

ブリキ絵のエクスボトはコチラからチェック!
ブリキ絵のエクスボトはコチラからチェック!

 

この博物館の一番上には礼拝堂があり、

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中は地元の画家「ホセ・チャベス・モラド」さんの壁画が見れます。

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なかなか勉強になりました。

カトリックの宗教美術に興味を持ったのは最近で、

民芸品の勉強をしているうちに、

フォークアートもまた宗教美術の一部だなと、考えるようになったからです。

 

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最後に展示されていた、古いセルビン焼が素敵でした。

 

 

そしてもう一つこの街に来た目的は、ドンキホーテ!

グアナファトのシンボルです。

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そのまんまドンキホーテ博物館へ。

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世界中からドンキホーテに関する美術作品を集めたのだとか。

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しかし何を見ても、キホーテと馬のロシナンテがやせ細ってるという以外は

あまり興味が沸かず。

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館内の隅に美しいセマナサンタの祭壇がありました。

 

ドンキホーテも今年になり、スペイン語の原本を読んでみたのがキッカケです。

中世のスペインにかなり興味がでてきて、

コロニアルシティ、グアナファトにやってきたという訳です。

 

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街のいたるところにドンキホーテがいます。

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作者の名から取った「セルバンテス祭」という文化フェステバルも毎年10月に開催されます。

 

 

しかしほぼ午前中で目的が終わってしまい、この街ですることが無くなってしまいました。

 

休憩がてら“CASA CUATRO”という複合施設のカフェで珈琲。

 

ここの屋上がかなり居心地がよくて、長居というか昼寝してしまう。

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誰も来ないし静か。

http://www.casacuatro.com.mx/

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裏側には独立運動の英雄、ピビラ記念像も見えます。

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結局2時間近く昼寝。

 

せっかく来たので街を歩く事に。

 

いい雰囲気のアンティークショップがありました。

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“La Casa De Artesania Abuela” オバアちゃんの雑貨店という意味の店名です。

かなりいい物ありました。

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仕入れの価格としては割高なので、見学しただけですが

お土産を買う分には、そんなに高くないので良心的なお店。

 

メルカド目指して歩きます。

 

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観光客で行列ができていた「口づけの小径」

 

当時付き合っていた彼女と、この建物に登ってキスした甘苦い思い出が……..

 

街の西端にあるイダルゴ市場に到着。

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食堂街で遅めの昼食。

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タコス・ドラード=揚げたタコスです。具は鶏の胸肉でヘルスィー。

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市場は1階が食料品、2階が衣類や雑貨、土産物店になっています。

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何か掘り出し物はないか、見て回りましたが買い付けに値するものはなく……

 

くたびれて市場の外に出ると

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ホアナさんというお婆さんが、張り子のフダスを売っていました。

フダスが作られるようになったセラヤから売りに来ていているということで、

作風がぶっ飛んでいました!

張り子のフダスはコチラカラ!
張り子のフダスはコチラカラ!

 

 

そして市場の裏にあるアロンディガ広場へ。

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ここも居心地よくてベンチで昼寝。

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広場から見る山間の家々も美しかったです。

 

しかし9年もこの街に来なかったのは、やっぱりちょっと面白くないからだなぁと痛感。

綺麗なんですけどね。メキシコじゃないみたいで。

 

夜行バスまで時間があるので、またセントロへ。

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夜になると尚更ヨーロッパみたいな街並。

 

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夜になると、若者たちの楽団が街中に出現します。

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フラメンコの原型のような、手拍子と弦楽器のセレナーデを唄っていますが、

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縄張りはないようで、違う楽団がやってきて違う曲を歌いだしたりするので、

もうメチャクチャです。

 

 

最後にまた居心地の良かったカサ・クアトロの屋上で缶ビールを飲んで時間つぶし。

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夜景も最高に綺麗で、この屋上はホントにオススメ。

 

 

下のギャラリーでソン・ハローチョのライブもやっていました。

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適度に酔っぱらって、ターミナルへ向かい

午前0時のバスでメキシコシティに戻りました。