メヒコのヴァリオ人形コレクシオン!
- 2016.06.30
- 新入荷
年に2回、あるときは3回メキシコに買い付けに行っていますが、
一昨年くらいから仕入れの方法が、かなり変化してきました。
それはお客様のオーダーにメキシコの古い民芸品が多いこと。

しかしメキシコ国内で古いフォークアートはほとんどなく、海外のコレクターが
ほとんど買い占めてしまっているのだとか。
そこで店主が買い付け場所として目をつけたのが、
ティアンギス=青空マーケットやリサイクルショップ。
買い付けジャーナルにも書いている通り、メキシコシティでは毎日どこかでティアンギスがあるので、まさに足を伸ばして掘りに掘っています!(ちょっと危険ですが)
そのような場所ばかり行っていると、民芸品以外にも気づけば、
いろいろメキシコのオモチャ?人形が集まってきたので、ご紹介します。
こちらは新品ですが、民族衣装に身を包んだバービー様。チャリータ(カウガール)も。
眉毛は後から付け足したような……..
こちらはベラクルスのハローチョ舞踊を踊る女性。
ステップを踏み鳴らす、木の板も再現。
メキシコ中で見かける先住民ウィチョール族の少年。
クリソツ!
などなど人形自体はチープですが、どれも衣装の刺繍や小道具は本物志向。
かなり凝ってます。
そして珍しいパペル・マチェ=張子でできた馬に乗る革命家サパタ。
写真の凛々しいお姿とは違い、まるでロシナンテとドンキホーテの様です。
(こちら売れちゃいました)
サパタさんはこんなマリオネットもありますよ。
写真とのギャップが………..とにかく!今でも愛されているエミリオールおじさんでした。
最後は人気抜群、メヒコで愛されてるキャラクター”BIMBO”の白くまちゃん。
レアなノベルティの貯金箱が2体再入荷しました。
こちらはオフィシャルなだけあって忠実に作られています。
アメリカ西海岸やアジアにも進出するパンメーカー。
ここのパンは防腐剤と保存料たっぷりで、全くカビも生えず腐らないので有名です……….
などなど

今週末から東京の世田谷美術館で開催される、マヌエル・アルバレス・ブラーボの展覧会。
タマヨやフリーダ夫妻、ブニュエル監督などのポートレイトをたくさん撮った写真家。
店主は写真家の港千尋さんの著述で知りました。
長く生きただけあり、シュールレアリズムやデモの歴史。
墓地をテーマにしたメキシコの死生観をフィルムに収めてきたブラーボ。
メヒコでもあまりその作品を観れる機会はありません。
まとまって日本で開催されるとは!!! ムイ・オススメです!
店主も大阪から鑑賞に行きますよ!
1日だけのPOP UP STORE。 “VAGABUNDO SHOP”とタイトルをつけました。
また詳しくブログでお知らせいたします!
とにかく7/23(土)という日付だけご記憶に止めてくださいまし〜。
早く晴れ間が見える季節になってほしいもんですね。
メヒコ産カンドンベ。
メキシコのアート全般について参考になります。ブラーボについての章もあり。
pop up storeの昼間に開催される「刺繍の会」を主催されている
長谷川ニナ先生による、ポサダの著述も当初は掲載される予定だったのだとか。
読みたかった、残念!
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