メキシコ買い付けジャーナル 10日目 【D.F. ポランコ 4/8】
本日より3日間、恒例の味園ギャラクシーギャラリーで開催されるTシャツ展に出品しています。
サイトにはUPしていない新作カラーを出していますので、お近くの方はぜひ!
以下、買い付け日誌です。
朝起きて、パッキング作業。
疲れが溜まってきている41歳なので、本日は買い付けはオフに。
午後からお出かけ。あまり行く事の無いポランコ方面へ。
阿呆な落書き見てたりしたら、
ボーとしててメトロを一駅過ぎて降りる。
まだ鉄道があった時代の名残
道を尋ねながら歩いていたら、こんなマークの建物を発見。
コロナビールで有名なモデロ社の本社工場でした。
確か予約すれば工場見学ができて、作りたてのセルベッサを飲めると聞いたことがあります。
次回チャレンジしてみよう。
結構歩いて、やっと辿り着きました!
世界一の大富豪が建てたソウマヤ美術館。
一流企業が集まるポランコ地区のビルの中でも、かなり異彩を放っております。
中に入る前に腹ごしらえをしようと、食堂などを探すも全くナイっす、このエリア。
カフェか高級レストランばかり。
しかしこんなポランコにもあった屋台。
背広組の方々もやっぱり屋台でアントヒートスを食べるのです。
シャンピニオン(きのこ)とノパル(ウチワサボテン)のトラヨコ。
青いトウモロコシの粉で作られたトルティージャは、ミネラルが多いそうです。
メキシコの屋台料理では最もヘルシーでしょう。
そして美術館へ。
最近で見れば、鉄のウロコのよう。
入場はなんと無料。さすが世界一の億万長者の施設です。
入り口からロダンの「考える人」
中は冷房がガンガン効いていて、かなり快適。
特にコンセプトはないようで、富豪が集めたコレクションが雑多に展示してあります。
ブルガリ製でプラチナのミニ美術館。
1階は宗教美術やメキシコの古い出土品なんかの展示。
なんとなくバランスが悪い気がするジーザス。
なんとなく東洋っぽい。
あんまり見た事の無い、天使がヒルヘンのマントをめくってる構図の絵。
2階は富豪が大ファンなのでしょうか?ソフィア・ローレンに関する膨大な資料の展示。
表紙を飾った世界中の雑誌。
ポスターのメキシコ上映版。
映画で使用された衣装などなど。オバ様方が見入っおりました。
そして最上階は圧巻の!彫塑フロアーです。
ロダンとダリの作品がかなり比率を占めておりました。
ダリ作「シュールレアリストになったニュートン」
展示方法もユニークで、肩肘張らずに作品を鑑賞できる面白い美術館でした。
道向かいには所有者カルロス・スリムさんのTELCELの本社ビル。
次はお隣にあるフメックス美術館へ。
謎のコラージュオブジェがお出迎え
こちらは常設の展示はなく企画展覧会のみのようです。
モビールの発明者アレクサンダー・カルダーの回顧展
残念ながら中の撮影は禁止(メヒコでは珍しい)
作品は1930~40年代に制作されたとは思えないくらい、ポップかつ普遍性をもったモビール

とオブジェや絵画
全て絶妙のバランス

アメリカ人のカルダーさんですが、メキシコにたくさんのパブリックな作品を残しております。
メキシコ五輪のために1968年制作された作品。高さ20mあるそうです。
などなど日本では見れない興味深い展覧会でした。
ポランコはなかなか来る事の無い(用事がない)エリアなので、
少し歩いてみることに。
洒落たスイーツ店。ゾウのマークに「希望」という名前。
でもこっちの散髪店の入り口のほうがやっぱり好きですな。
オフィス街の裏手は高級ブティック街
10年前くらい、ここのヴィトンで母親の土産を買いました。
今は経費削減のため、そんな事はできません!
8年前も、この近くにあった”IZOTE”という当時メキシコで一番と称されたレストランで
ランチに2人で700ペソ使いました! 贅沢してました。
観光で来てた時代はよかったな〜。
セビージャからメトロでイダルゴまで
イダルゴ駅はサン・フダスがお出迎え
駅近くのカンティーナで呑む&夕食
カンティーナなので一杯ドリンクを頼むと、料理が一品出てきます。
タキートス
2杯目は
店員のオッチャンのレコメンド
ポジョ・アル・デ・モホ(チキンのガーリックソテー)
結構遅くまでいてしまい、酔っぱらって歩いて宿まで。
メヒコでも日本の毎日とおんなじ感じです。
ska以前のジャズジャマイカ時代から活動する至宝アーネスト・ラングリンさんが様々な国の音楽家とコラボした名盤
17年経っても全く色褪せません。
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