メキシコ買い付けジャーナル 12日目後半【10/17 オアハカ MACO】

オアハカ最終日のオフデイ、前半からの続き

アバストス市場からセントロに戻ります。

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楽器店のショウウィンドウにアコーディオンというのがメヒコらしいですね。

ソカロ近くの”Lobo Azul”でコーヒーブレイク。

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サンクリにはたくさんありますが、オアハカで旅、というかヒッピーぽいお店は珍しい。

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天井が高く居心地がよいです。

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意識の高いイベントが多そう。

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WiFiの入りが良かったので、一時間以上も長居してしまいました。

新しい民芸品市場。刺繍服中心でした。

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アレブリへスの顔がついたツーリストバスを発見!

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オアハカは州が観光客が来るようにイロイロ努力してるんでしょうね。

そしてここオアハカの11月20日市場に来れば!

欠かせないのが炭火で焼いてもらうお肉です。

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市場の中はまだまだ改装中なのに、この肉屋小路だけは絶賛営業中でした。

ジャジャーン!

タサホ(干し牛肉)ロンガニサ(腸詰め)トリッパ(牛腸)合わせて1キログラム。

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野菜やワカモレは別料金ですが、肉だけで150ペソ。

値上がりしましたが、安いです。いつも質素すぎる買い付け旅で、一番の贅沢です。

今回は外の道路にできていた食事スペースを利用しました。ビールも飲めます。

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たらふく食べて大満足ですが、夜のバスまでまだまだ時間が,,,,,

こおいうときはムセオ=美術館か博物館がよいです。

セントロの中心にあるオアハカ現代美術館、通称MACO

地元で活躍中に作家の作品を展示する、古い建物を利用した素晴らしいミュージアムです。

久々に来訪。

メディアアートの企画展が開催されていました。

http://museomaco.org/web/

網の密度と題された展覧会。

長回しのモノクロ映像や

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薬用のガラス瓶に入ったコーンスピーカーから鳴る小さなノイズ

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クラフト紙が仕掛けられたモーターで細胞分裂のようにウニウニ動いていています。

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中庭に設置されたサウンドインスタレーション。

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センサーが気配を感知して、ピアノの単音や和音が鳴りだします。

シンプルですが、どれもどこかで見たような、正直面白くもなく、

店主が20年前学生時代に製作していた作品とそう変わりませんでした。

(実は大学でサウンドとメディアアートを専攻していました….THE90年代です)

メキシコの若いアーティストはいろんなメディアを利用したいみたいです。

ちょっと残念に思いながらもう一つの企画展へ。

CROMÁTICA“と題された興味深い展示。Tania Candianiというティファナ出身の女性作家。

大きなウールのフリンジが吊るされています。

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色の発色がとても綺麗。天然のコチニール(虫)染めのようです。

展示のテーマのようです。「発明/素材/科学/伝統」というタイトル提示でしたが、

Tania Candiani

先に言うと彼女にインスタレーションはとても良かったです!

かなり感動しました。

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大きな機織り機。

個展のテーマがタペテの模様みたいに織られています。

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次の部屋には形状が曖昧な石臼。

これはメキシコ料理でサルサやワカモレを作るモルカヘテです。

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マゲイ(竜舌蘭)の繊維素材の生地に手刷りしたイラスト。

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天然の羊毛、土や泥で染めた色。

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羊毛から糸を巻き取る木製機械。

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メスカルを飲む器=ヒカラ(ひょうたん)

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このオアハカの先住民が作り上げた伝統的な技術と、生活の知恵を

インスタレーションに仕立てあげています。

やはりアート、特に現代のものは作家自身の美学と圧倒的なセンスが必要だと思います、

がこの展示にはホント圧倒されました!

極めつけは

美術館の中庭で三ヶ月間コチニール(虫)を育成するインスタレーション。

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コチニールはサボテンにつく白い小さな虫で、

つぶすと、その血の赤色で先住民は様々なものに色を着けました。

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石灰や土を混ぜたり、ライムやとうもろこしのゆで汁で溶かしたりして

様々な色を作り出してきました。それが原始からあるメキシコに色彩でしょう。

そういうわけか、庭の壁も斑な朱色=コチニールに塗られています。

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メキシコの民芸品の素晴らしさはその製作行程や技巧、背景にあるアニミズムだと

考えていますが、見事にそれらを現代美術に昇華した作品群。

しかも調べればこのタニアさん(店主と同じ歳)

その経歴はほぼメディアアーティストであり、

このようなプリミティヴなインスタレーションは初?、

もし最初の稚拙なメディアアートの展示を組み合わせてるのだとしたら????

このMACOのキュレーターさんは凄いです!!!(あくまでも予想)

いろいろ琴線に触れるいい展覧会でした。

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ミュージアムショップではトレドさんをはじめオアハカの作家の作品が販売されています。

夜も更けましたが、出発の9時まで、まだ時間あります。

せっかくなんで友人の顔を見ておこうと

版画家のウリエル宅を訪ねると、彼の地元ハラパ(ベラクルス州)で個展中で

留守。

だということを留守番していた日本人の女の子が教えてくれた。

聞かなかったが、今考えると彼女は誰だったのだろうか???

戻ろうと思ったら、隣に住むフレディとバッタリ!

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メスカルをごちそうになりました。還暦すぎてるのに若いです。

以前はよく彼のこの家に宿泊させてもらいました。

近くの児童図書館の館長さんです。

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と、充実したオアハカでのオフを過ごした一日。

荷物を宿からピックアップして、アバストスの2等バス乗り場へ。

かなりすいてたので、席を陣取りました。

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サンクリストバルまで12時間のまぁまぁ長いバス旅です。

一昨日店主は42歳の誕生日でした。

アルセニオが唄う「人生は一つの夢」

このリリックのように仕事ばかりで日々儚いので、楽しく夢のように暮らしたいです。

(辛い事は放棄)

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