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メキシコ買い付けジャーナル’21 【6/5 ラグーナの燭台】

朝8時ごろ起床。 ホテルのロビーマンにお湯を沸かしてもらい、携帯している

ドリップコーヒーを飲む。

 

少しPC作業をこなし、10時に出発。

 

今日ははじめての村、サンタフェ・ラ・ラグーナへ行くため

昨日に続き中継地のキロガへ。

早くも小雨模様。

幹線道路沿いの食べ物屋は客引きのためか、外でもうもうと肉を炭火焼き。

 

キロガに着き、現金確保のためATMを探索。

これが結構な往生で….手数料高すぎる銀行しかない。

 

珍しいモザイクタイルの建物。

 

以前と変わらず、木工玩具や土産物の卸売店が多い。

パツクアロ湖の周辺では一番大きな町。

 

 

駄々広い問屋に入ってみると…..

 

昔から変わらない木工玩具が! もちろんかなりお得な価格。

ロットが6個からで荷物になるので後回し。

 

 

目抜き通りにはお土産展もたくさんあるが、ここは観光地?ではない。

中継地というべきか。

 

あてにならないGoogle MapでATM探すも、閉まってたり違う店だったり….

結局銀行探しは諦め、盛況なメルカドを抜けてバス乗り場へ。

隣町のサンタフェ・ラ・ラグーナへ向かいます。

 

ここまでくればプレペチャ語だらけ。

 

30分ほどで到着。

村へ向かう舗道に陶器を売る店が連なる。

シナモンカラーの器。あまり見かけないがしっかりした製法で作られているのがわかる。

ミチョアカン州は様々な村で特色のある土器や陶器が作られていて、

他の地域の物真似ではないのが良いところ。

ソカロに到着。のんびりした光景。

 

この地には必ず立っている伝道師キロガ像。

 

コリプス・クリスティ=聖体の日の祭壇が設けられていました。

 

そして初めて来たのに既視感のある村の光景。

 

ここは映画「リメンバー・ミー」の舞台となった村で石畳に赤い瓦の家など

忠実に再現されていました。

 

そしてママ・ココのそっくりなモデルのお婆ちゃんが住んでることも有名。

“Casa Mama Coco”に行けば一緒に写真が撮れたりするらしい。

 

 

ソカロに隣接する教会にはなんとも幻想的な飾り付けが!

話し込むプレペチャの女性たち。

バスケットやかごの素材となるトゥーレまたはチュスパタと呼ばれる

天然繊維で象られたファサード。

 

まだ飾り付けの途中で、若者たちが作業中。

 

広場に謎の大木が備え付けられていました。

休んでいた男性に聞くと明日の聖体の日の儀式で使うそう。

男たちが木登りで競い合うそうな,,,,,,なんで?

 

 

まさにサンタセシージャ(映画の村)を思わせる路地。

 

独特の刺繍服の店もちらほら。

Vネックになっているものが多く、意外にモダンな雰囲気もあります。

何枚か買い付けていますので、webshopよりどうぞ。

 

 

 

目的地の”Taller Tereli”へ到着。 玄関の天井がかっこいい!

 

メキシコを代表する生命の樹の燭台を独自の製法で生み出している工房。

パツクアロやウルアパンで買うのは高額なので、直に工房までやって来ました。

光沢のある釉薬でコーティングするため、Barro Vidrio=ガラスの焼き物と

名付けています。

 

シンプルながら上品で、細部の造形も見どころ。

ATMでキャッシュが引き出せなかったため、有り金叩いて買い付けました。

 

現在、在庫こちら2点です。

 

 

お父さんと2代で生産している職人のヘロニモ。工房入り口の立派な作品と。

彼も毎年、米国のサンタフェで開催される民芸品フェアに招待されているそうです。

 

大きめの陶芸品4点を抱え、帰路へ。

 

バス乗り換えのキロガで有名なカルニータスをランチに。

トルティージャが3枚とピクルスがついて45ペソ。

以前食べたときも感じたのと同様に、肉がパサついている。

カルニータスは豚の様々な部位(主に内臓や耳)をラードとともに

煮込むと豚からでた脂で、自ずから揚がっていくコンフィ的な調理法。

なのになんでこんなパサパサなのか。乾燥してる?

やっぱりメキシコシティのカルニータスのほうが美味しい。

 

しかし、発祥の地なのでこちらが正解なのかもしれない。

 

ミチョアカンといえば良くも悪くもアボカド世界一の生産地。

アイスもアボカド推し。

 

腹も膨れてパツクアロへ戻ります。

着いた時は大丈夫だったが……

小雨が降り始め…..

 

それは長雨に。

 

雨宿り代わりに11パテオの民芸品店を覗いて回る。

 

ATMでやっと現金確保。

雨は止んだが、かなり冷え込んで来た感じ。

 

 

教会や市場を用もないのに巡回。

 

 

宿に戻って買って来たビール2本飲む。

これがいけなかったか…..

冷えた体に冷たいアルコール。

 

夕飯に近くの屋台に買い出しに行くも10分以上野外で待たされる。

このケサディージャを食べた後、強烈な悪寒に襲われみるみるうちに熱が…..

 

まさかコロナに感染だけは避けたい。

持って来ていたパブロンや葛根湯に下痢止めなど全部飲んで、とりあえずベッドへ。

ホテルの受付に毛布をもらいにいき、水も買って水分補給。

 

脳内がぐるぐる回って失神したように眠ってしまったよう。

 

 

先月 大阪でも公演があったサム・ゲンデル。

ここ4年ほど新しい音楽に触れることを避けていたのですが、
気づけばこおいう素晴らしい音楽を作り出す青年が現れるのですね。