メキシコ買い付けジャーナル’17 【3/29 オアハカ アツォンパ】
まだ暗い午前5時半オアハカ到着。
2等バスはセントロに入れなくなったみたいで、アバストス市場の南側で
降ろされました。
客引きのタクシーに乗り、とりあえずいつものようにソカロで夜明けを待ちます。
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7時になり定宿であるホステルへ。
昨年10月にメスカル5本忘れたことをオーナーのオバちゃんに告げるも
「知ら〜んな〜。あんたのアミーゴが取りに来たんちゃうか」
との返答で、これはないな……と諦めました。
仮眠して正午出発。
![](https://blog.tombola11.com/wp-content/uploads/2017/05/DSCF5242.jpg)
財布の中身に小銭が全くなかったので、釣り銭目的で軽く食事を摂りました。
タクシー乗り場近くの店でトルタとフゴ。
食べ終えて表に出ると、Amwayの店を発見。
会員ビジネスはメキシコでも問題になっている、というのを知ったのは
映画「ルド&クルシ」で取り上げられていたからです。
乗合タクシーで約30分。向かった先はオアハカ中心部の西にあるアツォンパ。
伝統的に焼き物が生産されている村です。
5、6年ぶりに訪れました。
組合が運営する大きな民芸品市場。
民芸品といっても全て焼き物です。
人形だけでなくお皿やカスエラ(土鍋)など実用品もたくさん販売されていて、緑の釉薬を使うのが特徴です。
それぞれの工房の住所と電話番号がわかるようになっています。
素焼きや土器ばかりの中、一際目立っていた工房コーナーの看板。
あとで行ってみようと思います。(結局忘れてしまい行きませんでした…..)
3〜4月にたくさん生産されるチア人形。すでにチアの種がつけられています。
オアハカでは、セマナサンタ(聖週間)の祭壇に飾る習慣があるそうで、
市内の業者もたくさん仕入れに来ていました。
そして向かった先はこちらのテオドラ・ブランコ工房。
テオドラさんについては☞前回のブログを参考に。
彼女は1980年に他界しましたが、長男のルイスさんが工房の跡を継いでいます。
![](https://blog.tombola11.com/wp-content/uploads/2017/05/DSCF5254.jpg)
ルイスさん作の”Arbola de la vida”=生命の樹
白と赤土のコンストラストと素朴さが素晴らしいです。
ルイス師匠と奥様マリアさん。
師匠は喉を痛めているらしく、最近は製作してないんだとか。
主に息子さんと奥さんで焼き物作りをしているそうです。
そして妹のイルマ・ブランコさんの工房へ。
作品を見学させてもらいましたが、大きいものばかり。
細かい細工の技術と丁寧に製作されているのが、よくわかりました。
その後、もう一人の妹アリシアさんのお宅へ行きましたが留守。
帰り際に軒先に並んでいたチア人形のお宅で仕入れ。
家の中に道具があったので、タコス屋台もしてる模様。
この豚の絵とTacosの文字は、なかなか真似できません……
いやぁ素晴らしい!
![](https://blog.tombola11.com/wp-content/uploads/2015/05/retro-shopping-icon-set-featured.jpg)
歩き回って暑さと寝不足でかなり疲れました。
セントロに戻り、宿で休憩。
夜になり行きつけのアンティークショップへ。
埃まみれになりながら店内総物色。
これが気になったのですが、値段が高かった……
ここの主人は店内で生活しているようです……
ここで発見した大きな60年代の王様マスク。
帰り際テキスタイル博物館でなにかパーティーの様子。
ステージではDJがテクノミュージックをプレイ。
それを聴きながら無料でもらえたタマレスを食べる。なんとアンバランスな。
夕食はベニートファレス市場の屋台へ。
ポソレとトスタダス。牛か豚を選べます。
最初からワカモレががっちりかかってます。
あとは値段が上がってました。
今年からガソリンが値上がりのせいで、メキシコ国内はかなり物価が上がっています。
帰りに通ったソカロは夜でも人いっぱい。
平日でも賑やかなオアハカの夜です。
10時ごろにはもう眠りについた、買い付け3日目でした。
少し前に出た Onda Tropica 2nd album
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