☞webshop☜

メキシコ買い付けジャーナル’17 【4/13 パツクアロ→ウルアパン】

朝7時起床。

パツクアロも朝夕は寒い。その上シャワーはぬるかった。

 

朝食を買いに外へ。

すぐ近くにあるパン屋。

2種類しかパンが並んでない……

しかし2つ購入。

外には昨日の売れ残りなのか、ダンボールに入ったコッペパンは持ち帰り自由みたい。

さすがに持っていくには勇気がいります。

 

売店もすぐ近くあったので、コーヒーを買って戻ります。

街角のビルヘン像。

 

宿の中庭というか屋上で朝食。

坂の途中にあるので、構造が不思議です。

 

 

宿のキッチンはパタンバンのものを始めミチョアカンのお皿が飾られていて

質素ながら素敵な宿でした。☞Casa Del Sol

 

 

チェックアウトして、荷物を預け

ターミナルからバスで30分のツィンツンツァンに向かいます。

 

朝10時になりますが、村の入り口にある民芸品市場はまったく開いておらず

仕方なく隣接する教会で時間つぶし。

 

ラ・ソレダー教会。

 

古い病院だった博物館もありますが、セマナサンタのためクローズ。

内部は静謐な空気が流れています。

 

今日から本格的な復活祭が始まるため、準備がなされていました。

キリストが本当にベッドに横たわっているようです。

 

 

市場に戻るとやっと何軒かのお店が開き始めました。

 

この村では竹細工やとうもろこしの皮で作られる民芸がよく知られています。

昨日、パツクアロの店で見つけた白い陶器の情報を聞くと、工房があるらしく

村の中心部へ向かいます。

 

あまりに見た目が怪しいですが、復活祭の行進を仕切る人のようです。

 

不安になりながら10分ほど歩いて出現しました立派な工房。

 

呼び鈴を鳴らしても、「オイガー」と呼びかけても反応ないですが

門が開いていたので勝手に中へ入ることにします。

アトリエを抜けて奥へ進み、すると発見しました!

古いのか新しいのかわかりませんが、この村ならではの

ベージュの陶器と人形たち。

お皿はよく知られていますが、天使像や十字架もあるとは知りませんでした。

 

 

しかしやはり待てど暮らせど人は居ず、、、、、、

20分近く待ちましたが、仕方なくここから去ることに。

 

道端にもセマナサンタの祭壇。

 

バス移動の時間があるので、パツクアロに戻らなければ。

帰りにまた少し買い付け。

メキシコらしくないシンプルさですが、モチーフはやはりこの国ならでは。

 

店のおばちゃんの本業はアボカド売りのようです。

 

何店か民芸品店が並ぶ路地。大きな木彫り人形も。

 

大きな墓地はこの村の象徴かもしれません。

死者の日には盛大に飾り付けられます。

 

1時過ぎに宿へもどり、荷物をピックアップしてターミナルへ。

 

ウルアパン行きのバス時間をあらかじめ調べていましたが、なんと1時間遅れだとか….

 

ターミナル近くの唯一営業していた屋台で昼食のタコス。

アドバダ=溺れたという意味のサルサにつけ置かれた牛肉が具材です。

 

しかもかんなり大きい。

 

 

ターミナルで待ちましたが、遅れた時間からさらに40分遅延で午後3時前に出発。

旅のお供はミチェラーダ缶とお気に入りの日本風ナッツ。

 

 

 

1時間でウルアパン到着。しかし5時にはグアダラハラ行きのバスが出るので

急いで街の中心街へ。

 

 

お目当はこの時期に開催される、民芸品フェアです。

 

オクミチョの陶人形やピニャの壺など

ミチョアカン州の民芸品がこのフェリアに集まります。

 

 

300店舗以上あるのですが、駆け足で買い付け。

 

暇を持て余したプレペチャ族のインディヘナ。

 

ミチョアカンの民芸品各種こちらからチェック!

 

ミチョアカンの村々を民芸品作りにより、カトリックへ改宗させたキロガ神父の石像。

☞宣教師キロガや過去のこの街についてはこちらのブログ

 

 

急いでターミナルへ戻り、今度は時間通りグアダラハラへ向けて出発。

6時間強の旅のお供は……

黒ビールとやっぱりトルタです。+バス会社のサンドウィッチサービス。

 

ETN社の特等バスのシングルシートは最高です。

セマナサンタ期間の半額価格でないと載れません!(学生証のおかげ)

 

陽が落ちるを眺めながら、自分も寝落ち。

 

 

 

11時過ぎにグアダラハラのヌエボ・セントラルと呼ばれるターミナルへ到着。

 

すごい量の荷物を降ろしていたファミリー。

 

 

半年前と同様、ターミナルすぐそばのホテルへチェックイン。

おとなしく就寝。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近びっくりしたのが、友人でもあるfrente cumbieroことマリオ・ガレアノの曲を
クロノスカルテットがパフォーマンスし音源も発売されたこと。

マスに向かったクアンティックと違い、コロンビア音楽の前衛性を追求している彼がたどり着いた境地なのかも。