メキシコ 買い付けジャーナル’21 【5/30 テポスのカリソ職人】
朝7時に起きて、そーっと準備。(男女混合ドミなんで)
昨夜結構な雨と雷だったが、朝は止んでいて助かった。
朝8時のCostaバスでクエルナバカへ。タスコからは1時間ほど。
大荷物なのでGuardar=荷物預け所が開くまでコーヒー飲みつつ待機。
10時半にやっと開店。
街に繰り出す。
毎回通るたびに気になる日本語教室。日本人が教えているのだろうか?
まずは街の中心カテドラルへ。
小さな修道院や結婚式のチャペルも可憐で美しいが、やはり圧巻なのが17世紀に建てられた大聖堂。
しかし!日曜なのに閉ざされ、中には入れませんでした...ポルケ??
☝︎中の様子は過去ログを参考に!
ポポカテペル山嶺の修道院の一部として世界遺産だそうです。
回廊の細かい装飾もカッコいいっす。
外に出ると目抜き通りは政治運動の街宣の行進。
1週間後に3年ごとの国政選挙があります。
そして今回の目的の一つ、モレーロス州立民芸博物館へ。
久々にやってきました。
州を代表するフィエスタ、チネロスのダンスコスチューム。
聖人を表した衣装です。
無料で入れますが、なんと! 館内大規模工事中….
とりあえずミュージアムショップを覗きます。
日本の民芸にも通ずる渋い品揃え。
張子のトリート(爆竹のついた牛)も売られています。意外に高い。
スタッフのお姉さんとお話しさせてもらい、以前このショップで売られていた
竹細工の職人の住所を調べてもらえないかとお願いする。
快諾してくれたが、時間がかかると言うのでその間に
1階で開催されていた小規模の企画展を拝見。
「メキシコの大衆玩具 20世紀と21世紀」
こちらの展示の様子はtumblrにまとめました。
30分くらい鑑賞した後、学芸品のお姉さんが職人の住所を調べてくれていました。
隣町のテポストランに住んでいるとのこと。
感謝の意を告げて、博物館を後に。


博物館とカテドラルの通りは路上の物売りがいます。
ゲレーロ州のテラコッタ人形を売るおばさん。
以前からお気に入りで今回も結構仕入れました。
重いんで買ったものをそのまま預かってもらいます。
☝︎こちらのページに更新済みです。
街の中心部(だと思う)アルマス広場。しかし人気がありませぬ。
日曜の昼下がりをのんびりしております。
この建物の2階は今はなき”La Baraque”跡。
フランス人のデニが経営していたDJバーで、2度招かれてDJをしました。
そして歩いてメルカド方面へ。
小腹が空き、屋台でカナスタのタコス。具はチチャロンとフリホーレス。
大きいからか1つ7ペソもした。
シャボン玉の液体を売る女性たち。
道行く人に吹き付けるワイルドな売り方…みんな避けて通ります。
日曜なんで空いてる店も少なく….こちらはLente de fuera=アウトレンズ?
と呼ばれているスパンコールのアップリケ。
どれもカッコイイのですが、値段がなかなか高いので仕入れません….

友人と待ち合わせまで時間があったのでプルケ飲む。
プルケリアは早い時間から営業しているので、時間潰しに持ってこい。
フレサ(イチゴ)のプルケ 。ハーフリットル35ペソ。 粒々の食感がなかなか良い。
ポリタンクで買いに来てる人が!
待ち合わせのカテドラル前に戻る。植え込みに放牧された羊が2匹??
そして古くからの友人クリスが現れたが、バイクで来たそう。
ダメもとで、探していた職人がテポストランにいるらしい、という話をすると
行ってみようということに。
彼のモトバイクの後部にまたがること30分。
テポストランの象徴 テポステコ遺跡(の山)が見えてきました!
☝︎大昔(メキシコ料理店時代)のブログの残骸に登山の様子。
日曜でめちゃ人が多いメインストリート。
昔クリスが誘ってくれてこの店”Bambu”でDJをしました。
まだあって嬉しい。
街の中心 サンティスマ・トリニダッド教会。
コリプス・クリスティ=聖体の日が近いのでパペルピカドも白と黄色。
博物館で聞いた住所を頼りに、クリスと探すこと約1時間。
やっとお宅を発見!
このおじさんがロドリゴ・ロハス・コンデ。
このような竹や葦を駆使した造形物を作っています。
紙を貼ると張子のようですが、透過性のあるパラフィン紙を
使うことで、光らせたりできるそうです。
工房の中は制作途中のオブジェがたくさん。

制作にかかる期間やコストなどの話をして数をオーダー。
また来月ここに来ることになるでしょう。
一仕事終えてメルカドで飯でも食おうということに。
雨季でも散らずに美しいブーゲンビリア。
メルカドの食堂街もかなりの賑わい。
ホルモン好きにはたまらないパンシータのスープ。
ウアトラコチェのケサディージャ。両方うまかった!
三角のトルティージャはなんや?
なんとトイレ行ってる間に支払いを済ませていたクリスチャン・キーラー!
なんてええやつ。
お返しにプルケを奢らせてもらう。(バイクやから飲ませたらあかんけど)
5年ぶりにあったとは思えない気さくなクリスチャン。
石畳の道をバイクで大変やったやろうに….ミル・グラシアス!
世界遺産のドミンゴ教会を横目に、
またクエルナバカまで送ってもらう。
預けていた荷物も無事ピックアップ。
午後6時のバスでメキシコシティへ。
学生に占拠されたバス内は渋滞のため
通常1hのところ2h30mもかかり南バスターミナルに到着。
Uberが高かったのでタクシー(シティオ)で宿まで。
タクシーの方が安いこともあるのだな。
勉強になった。
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