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USA 買い付けジャーナル ’17 【7/16 ロサンゼルス】

本日は米国滞在最終日。

クニコハウスをチェックアウトして、ロングビーチのフリーマーケットヘ。

第三日曜日にスタジアムの駐車場で開催される大規模なフリマ。

エントランスに11ドル必要です。

 

ローズボウルのフリマとかなり出店業者が被ってる気が……

 

それでも結構な数のメキシコのものを仕入れることができました。

 

メキシコの古い民芸品はコチラから

 

 

 

ここでもコンデションや価格的に購入できなかったもの

 

ローズボウルでも出店している、チカーノのおっちゃん二人組のメキシコ民芸品専門店。

なかなかいいものが多いです。

 

 

 

会場は朝9時なのに結構な人出。

ここはフードトラックなどがなく、スタジアムの売店でしか飲食物が買えませんでした。

仕方なくまた5ドルのホットドッグを朝食代わりに。

 

暑い中2時間以上頑張りました。

ウィチョールの人がアメリカに???

ホンモノかな〜。

 

このアイアンサイン買っとけばよかったな〜。後悔しています。

 

最後の買い付けも終わり、今回の旅一番の目的地へ向かいます。

 

それはワッツタワー!!

 

イタリア移民のサイモン・ロディアという人が30年かけて一人で作り続けた

30mの巨大な塔。

近くで見ると、とても煌びやか。

 

隣接するギャラリーで7ドル支払い、希望客がある程度集まると

ガイドツアーが始まります。

この日は日曜だったので20人くらい集まっていました。

入り口に”Nuestra Pueblo”と刻印があります。

これはスペイン語で「我々の故郷」という意味。

なぜスペイン語??

地域周辺は黒人が多く住んでいますが、ラテンアメリカ系との縁はなさそう。

 

 

様々な瓶や割れた皿、タイルがコンクリ漬けに。

 

貝殻もたくさん埋められています。

 

この型で抜いた石のモニュメントなど、実にメキシコっぽい。

 

 

いやはや圧倒される建築物。

ただただ目的もなく作り続けたという、無垢な精神が宿っている気がします。

 

1921から始まった作業は54年に終わり、

サムさんはこれを放棄しシアトルに引っ越したそう。

 

内部はさすがに補強されていますが、倒壊したこともないそうなんで意外に丈夫!

 

床もモザイク。

 

 

貴重なものが見れました。LAで最も来たかった場所。

 

 

レンタカーを返す途中、再度バルデス夫妻のお宅へ。

☞バルデス夫妻のコレクションは、過去ブログを参考に。

 

貴重なフォークアートを譲ってもらいました。

 

 

 

トイレを借りたらごっつい生命の樹が!

アウレリオ・フローレスの50年代くらいのものだそう。

 

 

今日宿泊するホテルへ荷物を運び込み、

レンタカーを返却。

旅の期間中、慣れない運転で車の側面擦りましたが、保険でノー問題。

 

帰りにバーガーキングで夕飯を買い、宿でダラダラ。

 

 

B級映画にでてきそうな、柄の悪いホテルで面白かったです。

 

プールには入らず…

 

 

 

今日仕入れたものもなんとかパッキングを終えました。

 

 

 

翌日朝、ホテルのシャトルで空港まで。

薄っすら見えた旧管制塔。

レトロヒューチャーなデザインで格好いいです。

 

 

と、最終日のみ楽しめた、初のUSA買い付け旅でした。

 

 

 

 

 

 

ワッツタワーのあるワッツ地区の暴動が、この映画の原点だとは知りませんでした。