メキシコの古い郷土玩具のご紹介
- 2018.01.19
- アルテサノス(職人と工房) 新入荷 民芸品 フォークアート クラフト
- メキシコの民芸, ビンテージフォークアート, オアハカ, フダス, メキシコの玩具
昨年11月のメキシコ買い付けでは珍しい古い木工玩具をいくつか発見しましたので
ここでまとめてご紹介いたします。
この動画の通り、グリップのように軽く握ると
体操選手の鉄棒のように回転します。
紐のねじれを利用した単純な仕組みですが、見ていて楽しい。
こちらは底に入ったバネの反動を利用した玩具
闘牛もあります。
これらは80年代にグアナファトの工房で作られていたそうです。
売れちゃいましたが、このような大きなものも。
グリップを回すと回転台が回る闘牛場。
こちらもグリップを回すと回転するボラドーレスの儀式。
これらは80年代に”Don Shinda”と呼ばれる工房で製作されていました。
まだ存命中の職人グメルシンドさん。
サンミゲル・デ・アジェンデのオモチャ博物館にたくさん所蔵されています。
そしてオアハカからは60年代に作られた、かなり貴重なカラクリ玩具が2点。
こちらのボックスはレバーを回すと、棺桶に入ったガイコツが起き出して
全員で万歳する仕組み。
こちらはガイコツが乗った観覧車。早く回すと手と髪が揺れます。
どちらも死者の日を盛大にお祝いするオアハカならではの木工玩具。
現在はこのような素朴なものは作られておらず、フォークアートとしても素晴らしい。
オアハカからはさらに
飛行機メリーゴーランドや
紐を引っ張ると動き出すコチネラ(料理人)など
かなりユルめの面白い玩具が入荷しております。
![](https://blog.tombola11.com/wp-content/uploads/2015/05/retro-shopping-icon-set-featured.jpg)
他にも
張り子のルピータ人形。ビンテージのものが1点ございます。
こちらもグアナファト州セラヤで作られている張り子の大きなマラカス。
また小さい藁のムーラ(馬とロバの合いの子)人形や
個人的に気に入っているレトロなタンバリンなど
メキシコらしい面白いオモチャ、webshopや店頭でぜひチェックしてみてください。
お正月休みに鑑賞した素晴らしくファンタスティックな映画「エンドレス・ポエトリー」
主演だった、ホドロフスキー監督の息子エイダンはメキシコで人気の音楽家でもあります。
パンフレットには次回作”Edit of life”の脚本も出来上がりつつあるとインタビューで答えていました。
次はフランスからとうとうメキシコへ行くお話。
早く見たい!
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