メキシコ買い付けジャーナル 18日目【10/23 メテペックその2】
- 2016.03.18
- メキシコ
前半から続き
ゴンザレス師匠の工房を出て、街を歩きます。
間抜けなジャガーの張り子
カテマコ!の看板。魔術というか祈祷師のことです。
亡霊、お金、愛、浄化というメニューが書かれております。
店主もそろそろやってもらったほうが良いかも?
有名だという「1932年4月2日」という名のバーへ。
まだ陽はでてますが、お客一杯。
名物「ガラニョーラ」
甘ったるくて度数高いカクテル?なのかな。
勉強のため街の外れにある陶芸博物館へ。
入場料無料です。
2階に名匠たちの作品展示スペース。
ゴンザレス師匠の古い作品がありました。やっぱり渋い作風なんですね。
こちらは世界的に有名なカンディーダ・フェルナンデスさんの作品
色彩豊かでしかも細部のこだわりが凄い。
師匠の息子さんの作品も展示されていました。カラベラばかりでユニークな世界観。
生命の樹以外にも様々な陶器がありましたが、個人的に気に入ったのが、
この大きな天使が乗った2匹の対になった牛。
2m四方でこんなに大きな陶器が焼けるんですね!
利根川光人さんの民芸の本にも掲載されてました。(こちらは小さいです)
同じモチーフなので、ここメテペックの伝統なのかもしれません。
カスエラ(土鍋)
小さなミニチュア作品や
光沢のある現代的な作品もありました。
そしてなんと! 1階ではオアハカの巨匠「フランシスコ・トレド」さんの陶芸展が!
版画など平面だけでなく、陶芸や彫刻といった立体作品も手がける
メキシコ美術界のリビング・レジェンド。
内蔵が出て死に絶えた牛。 痩せてます。
壷から雄叫びを上げる鹿。
躍動感というか作品にエネルギーがあって、同じ陶芸でも
美術作品と工芸品はやっぱり質が違うのだな、ということがよくわかりました。
トレドさんの作品は一貫してシュールですが、あっけらかんとしてる印象。
自身の肖像。
と無料なのに奥深い陶芸の世界を堪能した跡、向かったのは民芸品市場。
嘘みたいにカラフルです。しかも70店舗もあるみたい。
しかし1/3も開いてませんでした。
五時回ったからかもしれません。
ここにはあったのは、立派なノアの箱船の生命の樹。
トルーカに戻り、夜7時のバスでD.Fに帰ります。
バスターミナルからメトロの入り口には切符を売る人がいます。
なぜかというと、切符売り場は大行列だからです。
地下鉄の中で見たミュージカルの広告。
凄い!ソチミルコの湖を利用して上演するみたい。しかも演目はジョローナ。
レボルシオンに着いて、駅前のタコス屋で夕食。
レングア(舌)トリッパ(腸)カチェーテ(頬)
安定の旨さ。
今のうちタコス食べまくる気になり、屋台を梯子。
スアデロ(すじ肉)とカンペチャーノ(ロースとチョリソミックス)
メキシコに来て屋台のタコス食べない(食べれない?)人はホントかわいそう。
衛生面だとか気にしてたら、半分も楽しめませんよ〜
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