メキシコ買い付けジャーナル’16 【10/17~18 メキシコDF】
10/17(月)
朝9時半起床。
朝食を摂るため外へ。宿の隣が食堂街になっています。
一番奥のタケリアでタコス
スアデロ(スジ肉)とチョリソのタコス。
サルサが凝ってる店でした。
皆さん朝から食欲旺盛です。
街を少し散歩。
パツクアロはのんびりしたいい町です。
老人の踊りとワカサギが有名。
今回見込み違いで仕入れが少なかったので、また春に来ると思います。
バスターミナルへ。不思議なオンブレス(男性たち)
友人なのか、そうでないのか……..一言も話していない。
11時すぎのバスでメキシコシティまで。
ペンション・アミーゴに戻ったのは夕方5時。
荷物を整理して、遅い昼食をファレスのハンバーガー屋台で。
いつも流行ってる屋台です。
35ペソのエスペシャルバーガー。
ここのはひき肉のパテというより、肉の塊が挟まれています。
夜は現地在住の友人親子と少し飲む。来年日本に出稼ぎに来るそうです。
なかなか生活はきびそう….メヒコでお金を貯めるのはなかなか難しいでしょう。
なんやかんやいつも来てる”La Hosteria Bota”
帰りにサンコスメのウォルマートで土産を調達して帰宿。
明日は地獄のパッキングをしなければならないので、早めに就寝。
10/18(火)
朝早く起きて、インボイスを作成しながらのパッキング。
150~160サイズの段ボールが14箱。4時間かかりましたがなんとか終了。
この量の段ボールを保管できるのは、広いペンションアミーゴしかありません!
明日の国際航空便の引き取り依頼も終えて、なんとかメドがつきました。
午後はチャプルテペック公園へ。
駅前の回転鶏肉店で昼食。
だだっ広い公園にお城があります。
メヒコの大阪城公園だと勝手に思っています。
近代美術館へ。
メヒコを代表する女性シュールレアリズム作家「レメディオス・バロ」の展覧会。
どれも凄い描写力と発想力。
素顔も美しい女性です。作品のクレジットを見るとほぼ同じ人物が所蔵しています。
大金持ちのパトロンだったのでしょう。
もう一つの企画展はドイツ人小説家「B トレイブン」の特集
著作は読んだことがありませんが、欧米でたくさん映画化されてるそうです。
その映画ポスターなど。
彼が撮影したシュールな写真など。1930年からメキシコに移住したそうです。
そして一番大きい展示室では日系アルゼンチン人の「カズヤ・サカイ」の回顧展。
この人物も存じていませんでしたが、凄いマルチアーティストだったようです。
アルゼンチン時代に、数々の日本文学をスペイン語に翻訳し、
メキシコの大学で日本研究の教鞭を取っていました。
日本にも住んでいた時期があり、最終的にはテキサスで暮らしていたようですが、
メキシコに住んでいた時期の作品にスポットが当てられた展示でした。
60年代のフューチャリスティックなミニマルデザインやオブジェ。
しかもジョンケージと知り合い電子音楽家の側面もあったり、
フリージャズ専門のラジオ番組を持っていたりと、メキシコ人の前衛性を掘り出したのは
もしかしてこの人物かもしれません。
そして1階でシューメイカーさんという米国の家具デザイナーの展示。
様々な椅子やウッドオブジェ。自ら製作もしてるようです。
ミチョアカン州で家具作りを教えてるそう。
と、いつもお腹いっぱいになる美術館です。
そしてタマヨ美術館とハシゴです。
バーン!と1室ぜんぶ「エドアルド・サラビア」の新作インスタレーションでした。
2年前、グアダラハラのオスピシオ・カバーニャスで作品を見たときは
仰天したのですが、今回の作品は焦点が掴めず……..
本当によく改装してる美術館ですが、今回も然り。
あとはテーマのない所蔵物の展示でしたが名作揃い。



裏庭のインスタレーションも来るたび変わっていて楽しめます。
などなどやっとノンビリできた気がします。
チャプルテペックといえば名物のリス。まったく人を恐れません。
そしてそのままメトロでバルデラス駅。
火曜日のルチャを見るためアレナメヒコへ。
90ペソで6列目から観戦。お得です。
メインは
ミスティコ, ディアマンテ・A, M・ドラダ vsメフィスト, エフィスト,ルシフェルノ
の6人タッグ。
ビールもあまり飲まず今回唯一のルチャを楽しみました。
火曜はお客入ってなかったなぁ〜。
帰りはバルデラス駅前のタコス屋台。
写真は撮り忘れました。
明日は最終日。ぬかりのないよう心がけます。
日本人は普段からガン予防を心がけるべきだと思います。
みんなガンで死にすぎ…..
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