メキシコ買い付けジャーナル ‘ 19 【7/21 ラグニージャ・ミ・バリオ】
朝9時起床。
コーヒーとパパイヤを頂いて、今夜出発なので荷物のパッキング。
11時ごろ、最終日を堪能するため街へ繰り出します。
といいつつ、日曜なのでラグニージャの蚤の市へ。
メトロブスでイダルゴ駅まで。
日曜のレフォルマ大通りは歩行者優先です。
ふと思いつき、最寄りのフランツマイヤー美術館へ。
ここは私設なんで日曜でも入館料は必要。学生証提示で25ペソでした。
日当たりの良いパテオ。
企画展はウォルフガング・パーレンの「シュールレアリズムを超えて」
wikiにもある通り、オーストラリアから戦争を逃れてメキシコへ亡命した美術家。
フリーダやディエゴに招かれただけあり、抽象的な画風です。
不思議なフォルムのウッドピースと骨でできたピストル。題は「空間の策略」
メキシコに移り住んできた異国の人々と同様に先住民の文化に触れ、神話や儀式といった
テーマに作品が変化していったそう。
大きなキャンバス画「2つの頭」
記録写真が多く、作品展示は少なかったです。
初期のシュールレアリズム時代の絵。
“VOGUE”のペインティング展はあまり興味がなかったのでパス。
この美術館の倉庫にはルース・D・レチューガ女史の寄贈コレクションが保管されています。
☝︎レチューガ・コレクションについては過去記事を参照に!☝︎
月替りでショーウインドウに数点だけ展示されています。
オクミチョの悪魔人形など
少ないですがtumblrにまとめてあります。
ミュージアムショップの品揃えもなかなか良かったです。
退館して裏通り。
名物でもある駐車場の壁画はお亡くなりになったオアハカのアーチスト、トレドになっていました。
ソカロのほうからやってきたペセオに乗り込みラグニージャへ向かいます。
買い付けは終わったので、軽く流すだけにしようと思っていましたが……
なんやかんやと見入ってしまいます。
そしてそれなりに民芸品も仕入れてしまう….
一呼吸置くためにビール摂取。
いい天気で暑かったので、屋台ではバカバカ売れていました。
いつも行く骨董店で見つかったら連絡をくれるよう、
イロイロ頼み込んでおく。(こおいう種蒔きが重要です)
このチャーリーガルシア風の謎のおっちゃんも名物ですね。喋ったことないけど。
レフォルマ沿いは政党の応援に行く集団が歩いていました。
休憩がてら屋台で昼食。
白身魚のフリートとライス。50ペソ(280円)
かっこいいNASAデザインのメスカルTシャツ!! どこで買ったのか聞いたら、忘れたとのこと….
写真はないですがマヌエルのおっちゃんらに挨拶して、次の目的地へ。
メトロでサンコスメ駅まで。
サンタマリア・ラ・リベラ地区にあるチョポ美術館に来ました。
駅舎を改造した面白い建物です。
しかし!!閉館中….大学施設なので夏休みなのか〜
朝ウェブサイトを調べたら、な〜にも記載されてなかった。メヒコらしいな。
☝︎この展覧会を楽しみにしていました☝︎
個人的にファンのエドゥアルド・サラビアの作品展。
メキシコ系アメリカ人ですが、グアダラハラを拠点に制作活動をしています。
☝︎以前のブログで展覧会もご紹介しています☝︎
メキシコの社会事情をポップにデザイン化したインスタレーションは
ストレートに面白く客観的に捉えているので、日本人の自分にもわかりやすい。
これから世界的に有名になる作家だと思います。
と最終日ですが長くなりましたので
続きは次回ブログで。
Netfrixの”Gentefied”はタコス好きの皆さんは見たと思うのですが……
劇中の音楽が意外に気になりまして、米国で若い人たちが聴くスペイン語のポップスやヒップホップが
10年前に比べて格段に増えたんだと感じました。
今や黒人よりも多いチカーノとラテンの移民が多いから当たり前の現象ですね。
daddy yankeeの曲がエンディングで流れた回もありました。
日本では評価されていませんが、
プエルトリコから生まれたレゲトンという音楽がもたらした現象が、
アメリカ大陸ではかなり大きいのではと思っています。
-
前の記事
メキシコ買い付けジャーナル’19 【7/20 晩餐感】 2020.05.31
-
次の記事
メキシコ買い付けジャーナル’19 【7/21 終わりと始まり】 2020.06.16
コメントを書く