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Nota de Maestro en Japon! /アンヘリコ・ヒメネス来日顛末記 ~Dream Carver 展 開幕

プロローグから続く

 

 

オアハカから発送された荷物にはアンヘリコの販売作品の先発分 8点が含まれていたので

地階ギャラリーに陳列。あとどのくらい数をもってくるのだろうか….? 何も知らされてはいない。

 

 

5月17日 

正午に仕上がる図録を引き取りに、車で印刷所へ向かう。

午後3時に出発するため店に行き、追加の木彫人形と図録40冊を急いで

スーツケースに梱包。 激重です…..

 

現在こちらのブックレットはトンボラでのみ発売中です。

写真がメインなのでコラムはあっさりしていますが、

マニアックにならず幅広い客層の方に読んでもらえるよう意識したつもりです。

また先人の方々の価値観に左右されないよう

「ジラードやイームズが〜」「利根山光人が紹介した〜」「濱田庄司が収集した〜」

というような文言を使わないように心がけました。

 

少々トラブりましたがなんとか新幹線で東京に向かい、

7時過ぎに三軒茶屋に到着。 サンチャ…..たぶん初めて来る街だと思う….

 

会場のObscura Coffee Mart の閉店後、設置作業開始。

あまり遅くならないようにと、棚のサイズと作品の陳列場所は

シミレーションしてきたつもり。

 

 

オーナーの山口さんはじめ、スタッフの方々も手伝ってくれたので

夜 10時ごろには仕上がった。

合計 45体をファミリー別にバランスよく配置できたと思います。

ウッドキャビネットに具合よく収まり、木彫り人形たちも楽しげに見えてくる。

 

 

そして特筆すべきことは、お店は毎日朝9時オープン!

百貨店も10時開店なんで、9時から見れる展覧会てほとんどないのではないのだろうか?

 

ということで早起きせねばならないので、学芸大学前の宿に行き早めの就寝。

 

5月18日

朝6時くらいに目が覚め、駅前で珈琲飲んで三軒茶屋へ。

 

なんと! 開店9時前から3組ほどの方が待機。

 

外から見てもいい感じ

午前中からひっきりなしにたくさんの方に来場いただき、店主自身が一番ビックリ。

しかも木曜日の平日です。

 

こちらはカメラ担当のスタッフが撮影してくれた写真。

またtumblrにでも更新します。

 

昨年の福岡の展示の際に知り合った、ヘアスタイリストの星野さんも来てくれました。

中学の同級生だった女優の満島ひかるさんと、共同で会社を設立されています。

オープンしたばかりのお店 Dunk Hair Houseは自転車で5分ほどだそうで

出勤前に寄ってくれました。しかも差し入れもいただき落涙!

 

ランチにでかける時間もなかったので助かりました。

 

 

5月上旬にして28℃の暑さだった1日。 なんと初日で18体が売約済みに!

 

 

そして夜はオーナー山口さんと、展示場所を導いてくれた(と勝手に思ってる)

張子作家の田中さんと近くのお店で会食。

 

話に夢中で写真何も撮ってなかった….

発酵中華は不思議な味わいの料理ばかりで、大阪にはこおいう店ないなぁ〜と感心。

 

横浜に住む田中さんと帰りは東横線で。

 

 

5月19日

展覧会 2日目 は小雨模様。

 

さすがに天気が相まってか、バックヤードで仕事ができるくらい少しのんびり。

それでも4体売約済みになり特別注文もいただいた。

 

気になるのがこの日オアハカから出発するアンヘリコとロケ親子。

 

ロケから連絡があり、でかいボックスも預けることができたとの知らせ。

オアハカからメキシコシティへは無事出発できたようで安心。

 

メキシコ時間の深夜1時前がアエロメヒコの東京行きのフライト。

日本時間では16時ごろ。ちゃんとチェックインできたか

アエロメヒコのwebから確認してみると、なにやら不穏なページに…..

 

現地のロケと連絡。搭乗口で待機中だとか。

雷雨の悪天候で空港自体のオペレーションが止まっていて、遅延が発生してる様子。

他の航空会社も全て遅れてるので空港が人で溢れてるとも。

 

その後にフライトは2:30に変更になったと連絡があり、少し安心する。

 

この日の夜は図録に原稿も書いてもらった OUT OF MUSEUMの小林さん行きつけの

新大久保のネパール料理店で山口オーナー含め 3人で会食。

 

 

銅製の壺で炊かれたマトンビリヤニは絶品

 

この店もなんでも美味かった〜。

小林さんもいつになく饒舌で80年代の原宿のこと、ラオスのこと、作品のことなど

いつものようにオモロ話がたくさん聞けて耳も腹も一杯です。

 

 

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オアハカの木彫人形が流行る遥か以前から現地のヒメネス工房にも行っている小林さんでした。

 

 

 

楽しい夜も終わり明日の予定を確認するため、

帰りの電車内で Whats Appに届いていたいくつかのメッセージを開いて読むと……

軽い酔いも一気に冷めた………………

 

 

 

続く

 

 

 

 

小林さんの息子さんのMUKU くんの作品。 天才というかすでに異才です。