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Nota de Maestro en Japon! /アンヘリコ・ヒメネス来日顛末記~魔の週末

Dream Carver 展 開幕 から続く。

 

5月19日 夜

 

電車内で通知のあった

Watts Appを開くとロケからのメッセージ。

 

 

どうやら朝7時まで待たされたあげく、12時間後の夜7時の出発に変更になったとの報告。

それで他の乗客ともどもアエロメヒコが手配した、近くのホテルへ移動したということ。

9時間以上空港で待たされたマエストロは大丈夫だろうか…..

 

ただその変更で成田に到着するのが、日付変わった深夜0時30分頃。

 

当初は早朝到着だったのでレンタカーで空港まで自分が迎えに行く予定だった。

 

しかし深夜にどうやって送迎しようか…..

カーシェアという便利な方法があるのを知るが、今から登録が間に合うのだろうか?

 

そこで思いついたのが、みんぱくの担当教授に空港への送迎を頼むこと。

住まいは東京というのも聞いていて、そもそも日曜日は彼が引率して、

午前中に東京駅から新幹線で移動、という段取りになっていた。

なので明日は東京にいるはず。

 

運転できるか、車を持っているか、などは不明なため

23時ごろだが電話してみる。

事情を説明し、「運転もできるし車もある」、ということで

一旦は引き受けてくれた。

 

しかし5分後着信があり、「やはり送迎には行かない」という連絡。

「東京駅まで連れてくるのは、あなた方の責任」という言い分…..

 

はぁ?  込み上げる怒りをこらえながら、

「協力してもらわないと、みんぱくのワークショップは中止になるかもしれませんよ!!」

と発すると「それはそれで仕方ない」という素気ない返事。

 

ここでもう「何かをこの人に頼むのは止めよう」という気持ちになり

電話を切る。

 

一介の研究者にとって、ワークショップの参加者がどれだけ楽しみにしているか、

万が一、中止になる落胆具合など、どうでもよいのだろう。

 

同じく実家がある横浜に戻ってきているスタッフSにも電話。

事の次第を報告。

明日夜中にとりあえず空港まで行き、2人は空港近くのホテルに泊まってもらおう。

と決めて、店主は就寝。

 

しかしいろいろ気になり寝付けずに、深夜4時ごろになって届いたメール。

 

便自体がキャンセルの通知!? どういうこっちゃ??

 

混乱している…..

 

またロケにメッセージ。

今度は火山灰の影響で飛行機が飛ばなくなり、もう一晩ホテルにいることになったとのこと.

 

そして朝方に変更のメールが届いた。

機体が変更されて、よくわからない便の番号に。

 

そもそも最初の遅延の雷雨でもANAは遅れてもちゃんと飛んでいるし、

完全に糞アエロメヒコの都合だと判明。

 

到着は5月21日の夕方となり、自ずからその日の午後に予定されていた

みんぱくのワークショップは中止になる。

 

 

5月20日

朝になりアンヘリコらが宿泊する予定だったホテル、レンタカーなどにキャンセルの連絡。

民度の高い国 JAPON。事情を説明すると、当日なのにどちらもキャンセル代は不要とのこと。

なんでも正直に伝えてみるものです。

 

この日はメキシコ大使館が出展する、千代田区の国際交流イベントに参加。

スタッフSの担当だが、時間ができたので店主も現地に向かい合流。

 

販売の手伝いをするつもりが、昨晩寝ていないのでほぼ会場の隅でウトウトしていた….

 

終了後、撤収して商品をそのまま三軒茶屋のObscura Laboまで初カーシェアの車で運ぶ。

(駄目元で登録したら1日で使えるようになっていた)

 

 

新大阪駅までアンヘリコらを車で迎えに行く手筈だったので、

当初の予定通り予約していた夜行バスで帰阪。

 

早朝の到着前、目覚めてスマフォを見ると

この写真が送られてきていた!!

 

 

今度は正真正銘、出発できたよう….

目尻から小涙が垂れた、店主四十九歳の春。

 

 

続く

 

 

5月19日に爆発したポポカテペル山の映像

 

 

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