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Nota de Maestro en Japon! /アンヘリコ・ヒメネス来日顛末記 ~Para Tokio

  5月25日

店主は梅田からJRで京都へ。

朝11時ごろに京都駅で待ち合わせ。

平日とはいえ、JR京都駅は新大阪より混んでいる….

 

待ち合わせ場所に行くと、アンヘリコはベンチに座ってサンドイッチを

頬張っていてご機嫌だった。

 

指定席は3人並びで席がなく、バラバラになるので自由席を買って

新幹線に乗り込む。

 

富士山が綺麗に見えた。

 

ロケとアンヘリコに「ほら左見て、富士山!」

と促すも、2人とも「へぇ〜」てな感じで反応薄し….

 

メキシコには壮大なポポカテペル山が近くにあるからな〜。

 

WIkiから拝借

 

 

東京駅に到着。

タクシーで霞ヶ関まで。

 

午後は永田町にある在日メキシコ大使館でイベントの打ち合わせ。

 

議事堂の裏手にあるメキシコ大使館。

 

めちゃくちゃいい立地にある立派な建物。

 

写真や動画をたくさん撮影するため、ロケの指示に従ってポーズを決めるマエストロ。

 

 

ロケはコロナ禍の前までオアハカの観光局の仕事をしていたので

プロモーションには手慣れた様子。

ゲラゲッツァのチケットを売ったりもしていたそう。

 

店主も大使館にくるのは5年ぶりくらいか。

竹田鎮三郎先生の映画 “TAKEDA” を見に来たのが最後だった。

 

 

ヴァレリア文化担当官とマエストロ。

 

スーツケースに詰めて持ってきたいくつかの作品と資料を並べたり

当日の流れの確認。

ロケは”Angelico Jimenez” のプロモ動画やヒメネス家の歴史の写真など

USBで持参してくれていたので、スクリーンも使えてしっかりしたイベントになりそう。

 

17時くらいで解散し、スタッフSとヒメネス親子と4人で赤坂見附の繁華街へ。

 

何が食べたいか聞くのも面倒だったので、目に入った居酒屋へ

 

サラダ、ナスの揚げ出し、豚キムチ、もつ鍋、焼うどんと

それぞれ食べたいものを注文して20時ごろ散会。

 

DiDi タクシーを待っている様。 Sさんは横浜へ帰りました。

 

東京のホテル代は高くて、しかもトリプルなんていう部屋はほぼ皆無…

おのずから Air B&B となり、予約した部屋の江東区までタクシーで向かう。

 

金土はワークショップ。

明日はまだ平日だが人が来てくれるだろうか…..?

 

5月26日

宿泊している部屋は6畳と3畳の和室にキッチン。

朝は使い走りでコンビニに朝食とコーヒーを買いに行く役目。

以後、毎日アンヘリコはサンドウィッチ、ロケはお弁当というルーティーンになる。

 

シェアカーを借りにいき、9時ごろ出発。

永田町までは30分ほど。

 

大阪から送ったワークショップ用の備品や残りの作品、販売物に

道具類も無事届き、みんなで設営。

 

利根山光人さんから大使館に寄贈された、マヤの拓本屏風の前が木彫りの場所。

 

11時よりイベント開始。

この日は講演が2回と木彫り、着色のデモンストレーション。

 

開始とともに結構来場者が多い。

30人くらいは集まっただろうか。

 

12時くらいに1度目のトークが始まる。

マエストロは喋るのが苦手ということで挨拶だけ。

主にロケがオアハカやアラソラ、木彫りとヒメネス家の解説トーク。

おそらく昔もワークショップでは、同様に弟のイサイアスがトークで

アンヘリコはずっと木彫りを担当していたよう。

ほんまにTHE 職人、真のアルテサノでしょう。

 

 

エスパシオ・メヒカーノ内にマチェーテの音が響き渡る。

 

日本ではかな〜り貴重な機会です。

 

店主は三軒茶屋に図録を取りに行ったりして中抜け。

赤坂見附から乗り換えなしで行けるのが助かる。

 

作品も細かいものはよく売れた。

 

こちらは娘のマリカルメン制作の手書きトートバッグ。

6点ありましたが完売しました。

 

お父さんが休憩中はロケがデモを。ナワルの説明と素材について説明。

 

夕方4時までラフな感じでデモンストレーションは続きます。

 

終了後も、2人は木彫りを続けています。

 

 

 

今日1日、約4時間の作業でここまで。

まだ何の動物かわからない感じ。

 

終了後は明日の絵付けワークショップの準備。

 

 

絵付けの小さな素地の人形。家族総出で70体近く(みんぱく分含)作って送ってきてくれました。

こちらは従来のコパルの木でできています。

虫がつかないようにガソリンに沈めるのですが、その匂いがまぁまぁ強烈。

 

 

 

 

養生を施し、絵の具や筆、水を入れる紙コップなど準備万端。

 

いつもお世話になっている大使館文化部の木村さんと。

 

大使館のイベント毎に、通訳や進行を毎回担当されていて、

明日の絵本の読み聞かせの進行もお願いしています。

 

1日目は友人知人(メキシコ人多し)

各国大使館の方々も来館され、盛況で終わって胸を撫で下ろしました。

 

夜はまた江東区にもどり、宿近くでお好み焼き。

 

 

コーンのバター炒めやエビのガーリック焼きなど

マエストロの好きそうなものを注文。

チーズがとろりと入ったモダン焼きを食べて、

「一番これが美味い!」 と。

 

店主もお好み焼きはアレンジが効くので、メキシコ人は好きやろうなぁと

以前から思っていました。

ああ、大阪の美味い店に連れていきたかったなぁ。

 

 

宿に戻り、3人とも早起きしたので早めに就寝。

 

実は明日のイベントの対応について大きな問題が発覚したのだが、

なんとかなるだろうか…?

 

店主は三軒茶屋のポップアップの担当のため、明日は大使館には行けず

ワークショップの様子もわからない…。

 

最後まで心配多し…..

 

 

続く

 

 

こちらはイサイアス家が運営するDream Carver 博物館の紹介動画です。