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「春のタペテ祭」開催中です

5/21〜6/10まで地階ギャラリーで「春のタペテ祭」を開催しております。

 

タペテとはスペイン語で絨毯や敷物という意味。

 

年頭に入荷した6枚プラス、オアハカから届いたばかりのウールのサポテクラグ15枚と、

買取で入荷した60年代の素晴らしいサラペを、まとめてチェックしていただけます。

 

 

特にオススメは”Flour de Oaxaca”=オアハカの花と呼ばれる伝統的な意匠のラグ。

このモノトーンのカラーは民藝運動家である外村吉之助の著書で

「太陽紋」の敷物として紹介されました。

 

 

現地ではフィエスタなどで、現在でも男性のポンチョやショールのように使用されています。

 

赤と黒のカラーはお馴染み「メキシコの民芸」で利根山光人先生が見開きで紹介。

タペテ生産の村テオティトラン・デル・バジェで、現在でも最も有名なバスケス工房の

イサクさんが写真つきで紹介されています。

 

縦と横の糸を順に合わせる綴れ織りで作られるため、曲線を表現するのは

卓越した技術がないと作れないそう。

また古い工房にだけ伝わる型紙がないと生産できないため、数軒の工房しか

作れないデザインだとか。

 

輪廻転生を意味するCaracol=カタツムリと呼ばれるデザイン。

 

オアハカの土地に文明を築いたサポテコ族の最後の地

ミトラのピラミッド文様を現したGreca=境目と呼ばれる伝統的なデザイン。

などなど、トンボラらしいシンプルで力強い意匠のタペテを揃えました。

 

 

今回から駐在バイヤーがリサーチして、タペテを生産している村の

テオティトランとサンタ・アナの3軒の工房に発注して生産してもらいました。

 

前述したイサク・バスケス工房や現代的なデザインのラグは、

IDEEさんを始め日本国内でも扱っている業者さんがいるため、あえて知られていない

しかし質の良い物を生産する職人さんにお願いしております。

 

 

駐在スタッフから送られてきた画像を、最後に掲載しておきます。

 

 

6月中にも追加で数枚入荷いたします。

 

webshopへの更新はイベント終了後になりますので、よろしければ

店舗の方へお立ち寄りくださいませ!

 

 

また昨年までの在庫のタペテ&サラペはこの期間20%OFFセールになっております。

 

 

☝︎webshopでもすでに割引価格になっておりますよ。(アイコンをクリック!)

 

 

☝︎テオティトラン・デル・バジェの過去記事

 

2013年に美術学校のアドリアノ先生と友人ウリエルに連れていってもらった

サンタ・アナ・デル・バジェの工房は……

買い付け日誌を書く以前で、インスタグラムもなく、

デジカメメインで写真を撮っていたので画像はまた探しておきます!

 

 

 

おセンチな中学生の頃よく聴いた、サンタナで一番好きな曲。

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