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メキシコ買い付けジャーナル’21 【5/19 セントロに安堵】

まだまだジェットラグ抜けず、3時間ほど眠って7時半起床。

朝からチャーハン。

しかし昔からパスさんの作るチャーハンは美味しい。

メヒコのパサパサなインディカ米と相性が良いのかもしれない。

 

食堂で帰国前の宿泊者と話す。

8年前にここで会った事のある長野県の男性の方で、パンデミックの昨年にキューバ、今年になって

カンクンに滞在してやっと明後日帰国するのだとか。

 

帰国の際必要な陰性証明のPCR検査は空港で2500ペソでできると聞いていたが、

宿から近所のウォルマートの駐車場で実施してるPCR検査が、200ペソでなおかつ

証明も出してくれるらしい!! マジ?

それで帰国した人もいるそうなんで、有益な情報を頂いた。

 

11時過ぎサンコスメのTelcelに行き、SIM購入。wifiルーターと携帯電話分。

無事繋がり、一昨日送迎に来てくださった千々岩さんに電話。

土産物を渡すのをすっかり忘れていて、渡したい旨を伝えれば

セントロで逢いましょうということに。

 

予定を変更して午後からソカロ周辺で買い付け業務開始。

 

メトロのアジェンデ駅で降り、ソカロ裏まで歩く。

ベニート・ファレス宮殿がオキュパイ(占拠)されていた。

長らく革命記念塔でテント生活占拠を行っていたオアハカの教職員組合が

コチラに移ってきたもよう。

 

 

 

アジェンデの古本市へ。ココ開店が遅くて、まだ半分くらいしか開いてなかった。

フリーダや古いメキシコのポートレイトを買い付け。

 

タクーバ通りを歩くと至る所にこのような広告が。

メキシコシティと周辺のメキシコ州が最も感染状況が酷かったのもあり、

ほぼほぼ皆さんマスクを着用しています。

 

 

小規模なデモ行進。

 

カテドラルの裏通りにある専門店街を覗き、グアテマラ通りを抜けてソカロの裏側まで。

 

 

なんだか洒落たブティックホテルができていました。照明がかっこいい。

 

隣もメキシコの代表的な民芸品が並ぶ店。

 

従来ならば観光客の宿泊需要が多いエリアなのでしょう。

 

 

 

昔から存在するシュールなベンチ。

レオノーラ・キャリントンの作品ぽいけどどうなんやろう?

時間あれば要調査。

 

遺跡テンプロ・マヨールを抜けてカルメン通りへ。

以前と変わらず、渋滞、警察、ポーター、路上の物売りと

セントロ狂騒曲を奏でておりました。

 

 

 

20万人以上の死者を出しているので、マスクはさすがに自己防衛の手段といった様相。

みなさん身近な方を亡くしているのかもしれません。

 

オイルクロスの価格が1.5倍になりました……

それでも需要とオーダーがあるので買い付けますが、将来的に難しくなるかもなぁ。

 

とりあえずやってみよう精神のメヒコ。

 

千々岩さんとの待ち合わせ場所、5月5日通りまで。

この小さなおばさまはおそらくソカロにアステカダンスを踊りに行くのでしょう。

(すでに足首に鈴が装着されている)

 

 

路地を入った食堂街のお気に入りの店「コメドール・アメリカ」へ。

名前変わって「コメドール・アブエラ」になっていました。

 

コミダ・コリーダ 70ペソ。

名物のエンチラーダ・アブエラをオーダー。

ん? ちょっと味落ちた? 以前は熱々のカスエラにチーズトロントロンな感じでしたが

今回は皿も熱く無いし、チーズも溶けてない。

 

メキシコシティ駐在の千々岩さんと食事しながら、

今回の輸出案件について意見交換させていただく。

7年前に混載ながら海上運送を試みて、うまく行かなかった苦い経験があります。

また折を見て記しますが、メキシコの輸出入事情はかなり特殊。

 

イダルゴまで歩いていくと言うので、同じく徒歩で戻ります。

オッサンには荷物を背負って歩くのは20分が限界……

寝不足もあり疲れました。

 

荷物を宿に置き少し休んで、

約束があったので歩いてゲレーロ駅まで。

 

途中にあったラーメン店。メニューからちょっと気になります。

“Oisai (おいしい?)Ramen”   “Kakuni Men”    “Tamtam Men”

まではわかりますが”Okinawa”=ソーキそば??

それはすごい気がします。平たい麺あるのかな?

 

 

マヌエル・バウメン師匠と相棒ウイリーと待ち合わせ。

 

ゲレーロ地区はメヒコのチャップリンと称される古の喜劇俳優「カンティンフラス」こと

マリオ・モレノの地元らしく

彼が通った小学校やその名がついたカンティーナもありました。

 

 

彼らのアパートの入り口にもビルヘンの祠が。

 

今年3月の買い付け予定がオジャンになったので、またマヌエル師匠に

セマナサンタの張子人形の買い付けを頼んでいました。

とりあえずそれをピックアップ。

 

このエリアの厳かな教会。場所柄にしては立派。

 

しかしどこもかしこも道路工事。

パンデミックで失業率が輪をかけて高くなったようなので、職を与える公共工事なのかも。

 

懐かしのサンフェルナンド教会を横目に。

 

パンくず持ち歩くおばさん。

丁寧な縦列でハトに餌やり。

 

なんやかんや歩いて、疲れた後はセルベッサ。

 

夜は道向かいのカルニータス屋台へ。

 

トリッパとスルティーダ(ミックス)とクエリート(首の脂)。

1つ17ペソかぁ…….

まだ7,8ペソのイメージのままなので、現在のメヒコ国内の金銭感覚を調整せねばなりません。

買い付け前の価格調査はかなり重要な作業です。

 

いい具合に23時就寝。