メキシコ買い付けジャーナル’21 【6/7-8 ローマの借景とソノラの死神】
6/7 パッキングデイ
パツクアロで崩した体調はだいぶ持ち直した。
宿の朝食がサボテンと炒り卵で胃腸によかったかも。
今日は梱包業務の日。
PC作業などしていたらあっという間に午後。
昼食に近くのシーフード料理店へ。
今日もいい天気 →メキシコシティ
その名も「プエルト・エスコンディード」
オアハカの人気ビーチが店名になっています。
魚のスープとフライ。
しっかり出汁が効いた濃厚なお味。
フライも油気少なくサクッといける。
オリジナルのハバネロサルサも。
しかし合計110ペソ(680円)と安くはない。
サラリーマンの方々がランチにきていたが、やはり食べるものには
お金を惜しまない国民性か。
革命記念塔の周りを散歩。
エコビシ(会員制のレンタサイクル)はかなり普及したが、いまやGPSで乗り捨てできるレンタサイクルがある。
陶器類をシリンダーボックスに梱包して、早くも結構な物量 14ケース。
安い中古のダンボールを買いに行くためにローマ地区へ。
ついでにアポとったら営業していたお気に入りの骨董店にも立ち寄る。
もはや月曜しか開店していないとか…..
やたら大きいトナラの陶芸品がたくさんあった!!
しかし大きすぎてどうやって梱包する??
とりあえずこの大皿だけ買い付け。

しっかり額装されたアマテ絵なんかも。
さすが欧州からの移民や昔ながらの富裕層が多いエリア。
ビーガン料理店もあります。
パンデミックになり、空き部屋も増えたとか。この辺りに住めれば格別だな。
上を見上げれば複雑なビルの窓拭きをする人。
古めかしいアパートのバルコニーで語る男と女。
まるでトリュフォーの映画から切り取ったの一場面のよう。
夕方に屋台のフルーツ盛り合わせ。
ビタミン補給。ボリュームあり夕食は食べず。
あとは右足甲の腫れを抑えるため湿布を買いに薬局へ。
以外に置いてない。
右足はいつまで持つか……
6/8 メルカド・ソノラ
朝起きて、足の腫れ以外体調は万全に。
昨日の残りのフルーツとヨーグルトで胃腸も回復。
今晩は出発なので準備して11時ごろソノラ市場へ。
午前中はまだ人も少なめ。
キューバの土着儀式「サンテリア」を扱う店が野外に並んでいます。
香木を炊くために壺もたくさん売られていますが、タラベラ風のものが人気のよう。
様々な貝殻類、天然石、薬草などで不思議な匂いが充満しているゾーン。
あなた自身を映す鏡=オホ・デ・ディオス神の目のミラー。
父の日に贈るビールジョッキ。”PAPA”て印刷されてるだやけど…..
タロットカード教室もあるそうです。
昼食はカルド・デ・ガジナ=鶏のスープ。
鳥の部位を入れずスープのみとチチャロンー豚皮のタコス。 45ペソ(290円)
この屋台もず〜と昔からある。
信頼できる店の一つ。
一週間前の5/31にメキシカンリーグで優勝した”CRUZ AZUL”の優勝記念Tシャツも
売られてました。
古くからの強豪チームながら24年も優勝から遠ざかっていたそうです。
親会社はセメントメーカーで労働者チームがプロになった叩き上げ。
いつも張り子の仮面を仕入れに行く店へ。
ここは行事ごとの民族衣装も季節ごとに売られていますが…
このメイド服は???
不気味なゴム製の仮面も。
市場内に戻り、メキシコ料理店からの注文分の皿の買い付け。
小さなメスカルカップ。
大雑把な性格のメキシコ人ですが、作るものは細かいです。
他に長年卸売をさせてもらっている業者さんのサンタムエルテ像100体などで、
大荷物。さすがにUberを呼ばねば。
常に渋滞中の周辺。20分も待機。
高架道路下の壁画ルチャドーレス。
車内から見ても面白い。
こおいう飽きさせない町作り?がメキシコシティのよいところ。
この4箱は全て死神サンタムエルテ像。
注文があった卸先の業者さんに日本国内の送料の折半をお願いしたところ、
渋られたのがどうしても納得いかず、買い付けた後だが卸売をお断りすることに。
なんで現在でも大量にサンタムエルテ像の在庫がございます!
お求め安い価格にしていますのでいかがでしょうか?
他にもアムレット(お守り)やネックレス、お香に雑誌もあります!
頑張ってリサーチして買い付けまでして交渉決裂とは…
骨折り損の悲しい気持ちと革命記念塔のカラーがシンクロ率90%。
その近くの屋台でハンバーガー・ディナー。
トッピングが細かくできたので豪華な出来上がり。
50ペソ(320円)したが美味かった!大満足。
夜11時オアハカ行きのバスに乗り込む。価格は変わらず250ペソ。
ADOなど一等バスの価格の1/3だ。
以前のような教職員のデモ隊を運ぶオンボロバスではなく
しっかりしたトイレ付きのバス。
ツアー会社として登録された、れっきとした夜行バス。
もうだれも教員バスとは呼ばないであろう。
(↑このバスの存在をやたら批判していた人がいたので….)
さぁ明日からはオアハカだぁ〜
最近生きてる姿を見せてくれたジョニおばあさま。
夜のような白昼夢のような名曲。
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