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“Wajiro Art Exhibition”のお知らせ

地階ギャラリーにて3/26(金)から4/11(日)まで

”Wajiro Art” エキシビジョンを開催中です。

 

 

 

スペインのバレンシアから2008年にメキシコシティへ移住した、

フランシスコ・エスカラダ、通称パコのシルクスクリーン&リノ版画の作品展。

 

メキシコの多様なモチーフを題材にデザインされた

プロダクトメーカー”Wajiro Dream”のデザイナー兼CEOでもある彼の作品は

どれも明瞭でポップ。

 

絵柄はPCからトレースして製作されていますが、

多色の刷りや色の吹きつけは全て手作業で製作されています。

 

インテリアとしてもメキシコらしい気分に浸れる

版画作品の展示販売会です。

 

店主の10年来の友人であり、2年前から彼のオフィスの1室を倉庫として

使わせてもらったりと、公私ともに関係が深いパコにお話を聞きました。

 

(1)スペインからメキシコに来た理由は?

私は2008年、中国の漢方薬の研究をするためにメキシコシティに来ました。

研究機関にいた3年間の間に”Wajiro Dream”の企画を思いつき、

プロダクトの生産を始めました。

 

(2)メキシコに興味を持ち住もうと思ったキッカケは?

メキシコに住むようになったとき、UNAM(メキシコ自治大学)で工業デザインも勉強していました。そしてこの国の色、文化、食べ物、伝統、ビーチ、山、気候、そして人々に恋をしました、、、、

そして私はメキシコに移住することにしました。

メキシコはアートとデザインを作るための無限のインスピレーションの源を発見できます。

それは新しいアイデアが常に生まれ、視覚的およびデザイン的に豊かな国です。

 

(3)Wajiro Dreamについて。このデザイン雑貨のアイデアはどこから?

私が長く住むローマ地区の日曜ティアンギス(現在は開催されていない)に通っているうちに

メキシコ文化をモチーフにした雑貨を生産して、販売することを思いつきました。

始まりは路上のマーケットからなので名前を”Wajiro Dream”と名付けました。

*ティアンギスはメキシコ特有の青空市場

*Wajiroはバリオと同義で路地や路上というスラングだそう

 

(4)あなたのビジネスは10年でかなり成長したと思いますが、
コロナウイルスがなかったとすれば目指す目標などありましたか?

確かにこの10年間でブランドは大きく成長し、アートやデザインの市場から美術館のショップ、

空港、観光地のショップに出店したりさまざまな国に輸出できるブランドになりました。

昨年は、他の多くのブランドやビジネスと同様にパンデミックの複雑な年でした。

ただ幸いなことにWajiro Dreamを維持し、ロックダウンの時間を利用して彫刻に触発された、

ジュエリーのラインなど新製品を開発することができました。

 

このようなコロナウイルスの状況がすべて改善されたとき、

生産と流通のより良いリズムが回復できることを願っています。

 

当店に在庫のあるワヒロのプロダクツページ

(5) Wajiro artについて。どのように版画を始めましたか?

2015年からメキシコシティのUtopia Grafica工房でアントニオ・ドミンゲス先生の

版画の様々な技術のクラスを受講し始めました。

 

(6) 版画の面白さを教えてください。

精巧な彫りから刷り、そして最後のペインティングまで版画のプロセスを本当に楽しんでいます。

私が最も楽しんでいるのは版を彫るとき頭が空っぽになること。

このプロセスの間私の心は落ち着き、一種の瞑想のようです。

私の心は思考の邪魔をすることなく落ち着いていて、版画は私にとってリラックスさせる手段と

なっています。

(7)メキシコの文化以外に取り入れたいモチーフはありますか?

はい、私は日本の美学とビジュアルが本当に好きです。

メキシコと日本のアイコンと文化を融合させることは非常に興味深いことだと思います。

いつかこのアイデアに取り組みたいと思います。

 

(8)Wajiro Dreamの商品は日本のメキシコ雑貨店でも販売されています。
あなたのデザインは日本でどのように受け入れられていると思いますか?

私のデザインが日本で受け入れられているとすれば、日本の人々は品質に厳しいと

聞いているのでとても嬉しいです。

また日本のマーケットには豊富な製品やデザインがあるからだと思います。

私たちのブランドが受け入れられているのは、大きな喜びと満足を与えてくれます。

 

 

 

(9)最後に。日本に来たことがありますが印象はどうでした?

私は日本の食や文化、建築、おもてなし、親切で礼儀正しい人々が大好きです。
もう少しアートで力をつけてまた行きたいと考えています。

そして日本についてもっと知りたいと思っています。

秋の伝統的な海岸の町とその島々を知りたいです。

木々や植生の色が、茶色、赤、黄色の美しいグラデーションを奏でる様子….

 

 

 

友人であるナンバマン(店主のニックネーム)のギャラリーで

展示するチャンスをくれてありがとう!

 

2016年、来日したときの記事☝︎

東京のメキシコ料理店2店で展示もありました。

 

 

以前から彼の版画やシルクスクリーンの作品は販売していたのですが、

今回たくさん作品が送られてきたので、展覧会を開催しようと決めました。

 

デザイン同様ポップに仕上げられたメキシコのアイコンたち。

 

模様替えの季節のインテリアとして買いやすい価格でオススメです。

 

作品もメキシコシティの民芸品博物館のショップでも販売されている

人気の版画シリーズ。

 

ぜひギャラリーのほうで直接ご覧になって頂ければと思います。

(webshopへは会期後の更新となります)

 

オーダーして作ってもらった トンボラ10周年記念ポーチ。まだありますよ!

 

 

 

 

 

いまさらBOX SETが出たなんて……5枚組で4000円台(安!) まだ購入は迷っています。

アリアップの声はすごいなぁ。