【大阪名物】トンボラまでのカレー店 7選(長堀橋から編)
昨年10月に店舗を移転して早や6ヶ月目。
辺鄙な場所にもかかわらず、探してやって来てくださるお客様方には
感謝しかございません!
まったく目印になるようなスポットがなく、地図を作る時も困りましたが…….
気づいたことは周りにやたらカレー屋さんが多いこと多いこと。
本町から南船場はオフィス街ということで、カレー店が集中しております。
また谷町も今は亡き名店、「伽奈泥庵」があった地域なのでスパイス系のカレー店がようけございます。

10年前くらいから大阪市内ではやたら個人経営のカレー店が増殖して
いまや名物として東京や地方から食べに来るという話もよく聞きます。
そこで普段ランチに行くのは定食屋かうどん屋ばかりの店主が、
お客さんやブログの読者の方々にオススメするため
周辺のカレー屋に片っ端から行ってみた、というコラム記事です。
今回は地下鉄 長堀橋駅からトンボラまでの道中にあるお店をご紹介します。
(1) JAMAICA 5
謎の顔の看板がある建物の2F。
以前ゴヤクラカレーがあった場所の隣です。
メニューは日替わりカレーかプレーンのみ。
この日はジャークチキン&ささみフライにピクルスがつけられたカレー。
(チキンはジャークというより南蛮だと思います。衣付けて揚げてあるし。)
わかりやすい洋風のルーですが、ボリューム満点。
そしてフリーらっきょうというのは特筆すべきでしょう。
初老のおじさんが一人で切り盛りしていますが、800円という価格と量で
12時台はカウンターが満員です。
(2)ミルチマサラ

アメリカ村や本町にも店があるミルチマサラさん。
インド人経営の老舗ともいえるでしょう。
たまたまワンコインランチの日。月に2度あるそうです。
店主は米食派なのでライスにしてもらいましたが、基本はナン。
500円で本格的なインドカレーが食べれるのは嬉しいですね。
普段でもルーがもう1種加わって700円です。

(3) リビアン・ルー
こちらはビルの2階にあるお店で、店主も初見参です。
名物だというオムカレーを注文。
しっかり炒められたバターライス(ケチャップライスではなく)を卵で包んであります。
こちらもなかなかボリューミー。
食べ終わる寸前に気づきましたが、洋食用のフィッシュスプーンが使われています。
お店の初老のおばちゃんが「食べやすいやろ」と教えてくれました。
プレーンは500円で安い!
(4)セイロンカリー
まだ浸透していない時代からスリランカのカレー店として人気のお店。
このような副菜がたくさん乗った混ぜて食べるアンブラが有名ですが、日替わりカレーを注文。
ほうれん草とチキンキーマの2種盛り。バスマティライスにしたので1000円ですが普通の白米なら800円。
そう考えると大阪のカレーはどこも良心的な価格やなぁ、と感心。
オーナーがスリランカからコックを連れてきたというのは度々テレビなどで紹介されていて
女性のお客さんが多いと思います。
近隣のカレー店の中では、夜まで営業している数少ないお店。
(5)カレー倶楽部 ルゥ
こちらは昨年11月にオープンしたチキン南蛮カレーのお店。
宮崎県が本拠地のようですが、どうもチェーン展開しているようで大阪市内にも数店舗あるみたい。
オープン記念で500円だったので少し並んで、店内でいただきました。
(テイクアウトが多いそうです)
まずチキンが大きく、平たくなくて唐揚げのような形。
店内のポスターにはタルタルとルーを混ぜてどうぞ、とありましたが
混ぜる気になれず、別々でしかもチキンは箸を使って頂きました。
(6)和レー屋 ゴヤクラ
和風スパイスカレーとしてかなりの老舗です。
大昔、移転前のカウンターだけのお店の時に1度伺ったことがあります。
現在は平日でも行列があるのをよく見かけます。
昔からあまりメニューに変化はないようで、定番のビーフ&チキンキーマを注文。
フリーピクルス&福神漬けなんで、乗っけてから写真撮りました。
以前の記憶では結構、花山椒のヒリヒリが強烈で咳き込んでいたと思いますが
なんだか辛さもまろやかに?
食べていくうちに味がどんどん変化していく不思議なカレー。
これで700円は行列も納得。
他にも常連さんは白湯とチョイキーマなどと細かくオーダーしていたので、合いがけは
かなり柔軟にしてくれそうです。
行列といっても20席あるのにワンオペなのが原因だと思うので、店内に入ればすぐ食べられます。
(7) DISH
トンボラから最も近い店ですが、移転して初めて知ったお店です。
間口狭いのでご注意。
今回唯一、夜にお伺いしたお店で、3種類あるメニューのうち
このドライキーマ目玉焼き載せ以外は売り切れでした。
燻製うずらやナス炒めなど細かく副菜の量が指定できるので、慣れれば好みの味にできそう。
男性が一人でされていますが、なんとも上品な味でした。
と、今回は「長堀橋から」編でしたが「堺筋本町から」「谷六から」もいずれご紹介いたします。
しかし月に1,2度しかカレーを食べないので、気を長くしてお待ちください。
LAの友人 DJ LENGUAが教えてくれた アフロ・ラティーノ COLA-BOYY。
ここ3年近く新たな音楽から遠ざかっていたので、知らなかったですが最高です。
21世紀のイアン・デューリーと呼んでいいかも?
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