USA 買い付けジャーナル’19 【12/2 アーコロジーとは?】
なかなかいい睡眠を取れた気がする、午前7時起床。
朝焼けが美しい。
ツナ(実)のなったウチワサボテンがバルコニー前に自生しています。
空気を感じるため宿舎の周りを散歩。
事前情報から砂漠の中だと思っていましたが、野原といった景色です。
動物の足跡が…..夜はかなり静かだったけど、コヨーテなんがいてもおかしくない雰囲気。
宿舎の上には、建設中の構造物とビニールハウスがありました。
小腹が空いたので、車で最も近いコンビニへ向かいます。
昨夜は真っ暗でわかりませんでしたが、かなり広大な敷地です。
ガソリンを入れて、また戻り外で簡単な朝食。
シャワーを浴びて9時半頃チェックアウト。
本棟へ移動して館内ツアーの予約。
ギャラリーでベルや陶器を物色。
青銅のものと素焼きのタイプがあります。
これらがこの施設の大きな収入源だそうです。
ベルはフェニックス近くにあるコサンティという研究施設でも購入できるみたいなんで、
帰りに寄って購入することにしました。
10時から見学開始。
とりあえず映像を見せられました。建築家パオロ・ソレーリさんの歴史とアーコロジーについて。
ストレス的な現代の都市構造と対比させ、循環型のオーガニックな都市モデルを作ろうとしていたそう。
5000人ほどが居住予定の持続的な社会を形成するための実験だったそうですが、
パオロさん死後はなかなかプランは進んでいないよう。
しかし現在でも若い人を中心に年間200人ほどが、ワークショップや建築設計の職に従事しているそうです。
案内役の男性について施設内へ。
最も高い階にあるホール。「アプス」と呼ばれる象徴的な半円のドームです。
ここでは女性従事者が陶器の土型生産をしていました。
70年代半ばにここを訪れたジョージ・ルーカスがこれらの有機的な建築からインスピレーションを受け
スターウォーズのいくつかシーンを思いついたそうです。
若い男性の作業者がチームで鋳物の生産をしています。
上部の窓はそれぞれ個室になっていて、彼らの宿舎だそう。
野外音楽堂。
ワークショップ室や娯楽室、ソレリ夫妻のスタジオなども見学させてくれます。
夏は泳げるのか〜。
ビジターエントランスからの円窓。絶妙に景色がトリミングされています。
全貌はtumblrに記しました。
1時間ほどでツアーは終了。改めてアメリカの雄大な大地を感じさせる興味深い建築施設でした。
やはり20世紀の米国は先進的かつ創造的だったのでしょう。
また機会があれば再訪したいです。
中継車みたいなのが駐車場に停まっていました。
11時半、一路ニューメキシコ州へ出発。
ロッキー山脈越えがあるのですが、かんなり雪積もってます….
この日は晴れてたからいいものを、帰路が心配。
午後1時頃、昼食を初のDEL TACOで。
4.95ドルの安いフライドタコスセット。 味は……
山越えを果たしたあとは雪はなくなりましたが、行けども行けども同じ景色。
いたるところにネイティブアメリカンの民芸品ショップ看板が立っています。
アリゾナは広いな〜。
日が暮れてきました。夕陽が映える。
赤く染まる景色。
目的地サンタフェまでは7時間。
2回ほど休憩しました。
サービスエリアで鉱石やカチナドールが売られています。
日が暮れて、山間は真っ暗。
夕食はDQハンバーガー。
サラダと合わせて9ドル。 しかし美味しかったです。
アリゾナ州を抜けてやっとアルバカーキーの街の光が見えてきた!
それから1時間運転して夜9時半にサンタフェのモーテルへチェックイン。
運転疲れでヘトヘト。
買ったビールも飲まずベッドへバタン。
ゲイリーさんお疲れ様でした。 一時期神戸に住んでいたそうです。
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