USA 買い付けジャーナル’19 【12/3 サンタフェ El Encanto Un Pueblo】
- 2020.11.09
- USA
- メキシコの民芸, ツリーオブライフ, ビンテージフォークアート, メキシコの織物, ウッドカーヴィング, メキシコの陶器, アレキサンダージラード
深夜起きてしまい、2度寝。8時過ぎなんとか起きる。
宿にコーヒーサービスがあり助かる。
サンタフェの予定をどうするか。 あまりリサーチもせずここまで来てしまった….
当初からオキーフの家は12月は見学できないとわかっていたので、
寒さからアビキュー、タオスのほうも行くのは止め。
アメリカの荒涼とした原野を見てみたかったが、なんせ気温が2℃までしか上がらず
夜はマイナス8℃まで下がるみたい。
初日は買い付けメインで動くことに。
モーテルは中心街までの幹線道路沿いだったので、近くのアンティークモールから攻めます。
途中、フードトラックを発見したので朝食。
9ドルのブリトー。美味かった。
典型的なメキシコ系のおっちゃん。屋号は”Andale” 笑
メキシコ以外では使われないスペイン語。意味は「よっしゃ、頑張れ」や「よろしく」とかいろいろ。
10時開店の「サンタフェ・アンティークス」へ。
そう広くない面積なのでとりあえず一周。
かなり価格設定が高いです。
グラスやツリーオブライフなど数点仕入れ。
寒いので真ん前にあったスリフトショップで3ドルのトレーナー購入。
そして数あるアンティークモールを巡ります。が……
どこも価格が高く、最初のモールがもっとも良心的だった。
スリフトという看板が出てましたが、メキシコの雑貨の定価販売のお店でした。お土産さんという感じ。
あと4軒ほど回りますが、どこもインテリアショップといった趣きで日本より高いので仕入れできず。
今回モーテルを予約する段階でサンタフェの宿代の平均価格が最も高かったので
心配しましたが、まさに的中。
午後2時くらいで諦め、予定を変更して”IFAM”へ向かうことにします。
小高い丘の上にあるインディアン文化センターという敷地の中にありました。
入館料12ドル。
民芸品のバザーの案内。年4回か…
キッズスペースにインスタ映えする生命の木のパネル。
アレキサンダー・ジラードさんデザインのファブリックアイテムが並ぶロビー。
遥々やってまいりました” GIRARD WING”
世界中の民芸品を蒐集したジラードのコレクションが恒久展示されています。
ミッドセンチュリーの文化遺産にあまり興味はないのですが、これからもメキシコの民芸品を
扱う仕事を続けるにあたって一度は見ておきたかったのですが……..

すごかったです…….興奮というか茫然としてしまいました。
メキシコと中南米のものだけを抜粋して全て撮影しました。
(途中スマフォの電池がなくなってしまい、暗いデジカメの画像になります。)
tumblrに収めました。
世界各国のフォークアートが並んでいるイメージでしたが、実際はおそらく8割くらいはメキシコのもの。
展示を観て本当に感動したことは、今も昔も変わらないメキシコの人々の光景でした。
おそらくジラードさんは長年メキシコで直に人々の生活に触れ、その文化と習慣を目の当たりにして、
このような壮大なジオラマを創り上げたのでしょう。
それは今も変わらない”El ENCANTO UN PUEBLO”=「プエブロ(故郷)の喜び」であり
“THE MAGIC OF A PEOPLE”=「人々の魔法」と、自身の有名な写真集のタイトルにしたように思います。
(高い….当店のストックも完売しました)
民芸品がお好きな方々も、いつか物だけでなく
メキシコに行ってそれを体感して欲しいなと切に思います!
そして3周くらいしていたらなんと閉館時間になってしまった!
他のウイングも面白そうでしたが、一歩も中に入ることなく退館。
また来る目的ができました。
もう日暮れ。
夕飯は念願のパンダエキスプレス!
めっちゃ行列やん……
春巻き合わせて11ドル。1.2ドルのやばいミラービールと合わせて満足した夜。
11時くらいに就寝。
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